京都・洛東 真如堂精霊送り灯ろう供養会2013
大文字の送り火と同じ日に、真如堂で行われるのが精霊送り灯ろう供養会です。祖先の名前を書いた灯籠を奉納し、それを大の字に並べて読経で供養するという法要ですね。
大の字に並べるようになったのは2008年の事で、それ以前は放生池に灯籠を浮かべていたそうです。ただ、狭い池をくるくると灯籠が回るだけで、今ひとつぱっとしなかったため、今の形に改められたのでした。
法要は午後7時30分から始められ、読経の開始と共に灯籠に灯が入れられていきます。ここでは流行のLEDではなく、昔ながらの蝋燭が使われており、一つまた一つと火が点けられて行きました。
法要が始まって暫くすると、参列者による焼香が行われます。基本的には灯籠を奉納した人たちが行うものなのでしょうけど、私も一緒に拝ませて頂きました。ただ、最初はやはり混むので、大文字が点火されたのを見届けた後、誰も居なくなった本堂に戻って一人で焼香して来ました。これって待たなくて済むので、結構良い方法ですよ。
お盆も終わり、祖先の霊を送れば夏も終盤に入ります。夏休みの子供達も宿題の始末に追われている事でしょうね。季節の変わり目が見えてくる、そんな時期を迎えました。
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