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2013年8月10日 (土)

京都・洛南 黄檗山万福寺 その1

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三室戸寺の次は万福寺を訪れました。ここも来るのは初めての場所になります。

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万福寺の開創は1661年の事、中国から渡来した隠元禅師によって開かれました。宗派は黄檗宗、臨済宗・曹洞宗と並ぶ禅宗の一派です。儀式作法は全て中国明代に制定された仏教儀礼で行われており、そこかしこに中国の匂いを感じさせる寺です。中でもこの総門は象徴的ですね。

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隠元禅師は徳川幕府第四代将軍の家綱の尊崇を受けてこの寺を開いたのですが、幕府の庇護を受けていただけあって広大な境内を有する大寺になっています。あまりの広さと建物の多さに、一度訪れただけでは全容が掴めず困惑する思いでした。

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総門に続いて現れるのが三門、これもかなり巨大な門ですね。この写真は裏側にあたりますが、門前には冒頭の写真にあるように「不許葷酒入山門」の石碑が建てられており、ここが修行の場である事を示しています。

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三門から真っ直ぐ歩いたところにあるのが天王殿、そこで出迎えてくれるのがこの布袋様です。何とも福々しいお姿ですが、中国では布袋様は弥勒菩薩の化身とされており、七福神の一人でありながら、仏様としてもお祀りされているのですね。

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その布袋様の背後にあるのが韋駄天像です。韋駄天は伽藍を守る護法神とされるのですね。このほか、天王殿には四天王の像も祀られており、寺の入り口にあって万福寺全体を守るという意味があるのでしょう。中国ではこれが一般的な建て方なのだそうです。

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中国風と言えば伽藍を結ぶ回廊もそうですね。天井からいくつもの灯籠がぶら下げられており、きらびやかな様は、いかにも中国的な印象を与えます。

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万福寺はまた境内全体を龍に見立てており、伽藍配置も龍の姿を意識していると言われます。この飛び石もそうで、龍の背中の鱗を表しているのだとか。京都では見る事が出来ない、異国情緒に溢れた寺だと言えますね。

この飛び石の先に見えているのが大雄宝殿、いわゆる本堂にあたる建物です。明日はこの大雄宝殿から先を紹介する事とします。

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