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連休の初日、新緑を求めて東山界隈を歩いて来ました。まず訪れたのは円山公園、花見の喧噪は終わって、いつもの穏やかな緑地に戻っていました。
今の時期、新緑は文字通りの新しい芽の色をしていますね。淡い緑色で、初夏を過ぎた頃の濃くなった緑とは違っています。
まさに生まれたての緑と言えましょうか。これから初夏にかけてこの色が深みを増し、夏の日差しにも耐える葉となって行くのですね。
その円山公園では、カキツバタが咲き始めていました。平年より少しだけ早いかなという感じでしょうか。桜以来、早すぎる展開を見せていた花の世界ですが、ここに来てようやく落ち着きを取り戻したのかも知れませんね。
円山公園に隣接して、長楽寺があります。その参道を覆うようにして、ここでも新緑が見事でした。長楽寺の境内も新緑の名所なのですが、いずれまた青もみじを見に訪れてみたいと思っています。
円山公園の南、双林寺の裏手に椋の木の大木があるのですが、その木に巻きついて蔦が伸びていました。秋の紅葉で存在感を示す蔦ですが、新緑もまた美しいものですね。
新しい緑を愛でつつ、東山の散策は続きます。
平成25年4月28日の曼殊院です。今日は庭園のキリシマツツジが見頃を迎えていました。
キリシマツツジが咲いているのは、大書院前の庭園です。ほぼ満開と言って良く、右から二つ目の株に花が少ないのは、まだつぼみだからではなくて、枝枯れを起こしているからの様です。
この花が見頃になるのは、例年よりも一週間程度早いのかな。それでも桜に比べれば、まだゆっくり目だったと言えそうですね。
クルメツツジも同時に見頃を迎えており、庭園の他、山門前の参道沿いなどで綺麗に咲いていました。
そして、これからの季節見頃になって来るのが新緑ですね。もみじがあるのは小書院前が中心となりますが、爽やかな緑が庭園を彩っていました。
新緑は、庭園よりもむしろ境内周辺の方が見事かも知れません。特に勅使門の左右に植えられたもみじが美しいですね。
そしてもう一つ、弁天池の周囲でも新緑は鮮やかです。新緑を楽しむのなら、庭園に入らなくてもこの辺りを見るだけでも足りてしまう程ですよ。
その弁天島に可愛いお地蔵様が置かれていました。何時の間に増えたのやら、去年の秋には無かった様に思うのですけどね。もみじと絡めるポイントがまた一つ出来たという事で、紅葉の時にも狙ってみようかな。
平成25年4月27日の千本ゑんま堂です。今日はzuzuさんの記事を見て早朝から訪れて来たのですが、普賢象桜が一面に花を散らせていました。
普賢象桜は、咲いた形のまま花を落とす事で知られます。盛りの時の花も美しいのですが、落花もまた無常観を感じさせるものとして、格別の風情があるとされています。
ただ、一面に散っていたのは良かったのですが、前日の雨のせいで大半が潰れていたのですよ。昨日って、そんなに雨が降っていたのかなあ。
立体的にずらりと落花が並んだ所が見たかったのですが、4年前と同じく雨に祟られた結果となりました。なかなか思うようにはいかないものですね。
もっとも、雨が降らなければこれほど大量に花は落ちていなかったでしょうし、難しいところではあります。それに、一面の花の絨毯はやはり美しかったですからね、良しとしておくのでしょう。
朝の段階ではまだ花も残っていたのですが、日中の風も強かったし、今日でほとんど散ってしまったのではないかな。京都の桜も、これでほぼ終焉を迎えたと言えそうです。
境内では木香薔薇が満開になっていました。その上に普賢象桜が散っており、あたかも一緒に咲いているかの様でしたよ。この綺麗な景色を見られただけでも、行って良かったと思っています。
嵯峨野の新緑を巡る散歩道、最後は祇王寺を訪れました。ここも言わずと知れた紅葉の名所、つまりは新緑の名所でもある訳ですね。
この寺も、昨年の秋には二尊院のあおりを受けてか凄い混雑となっていましたが、今はすっかり静かになっています。この寺本来の風情が戻ってきたという感じですね。
それほど広くない境内にもみじが沢山植えられており、新葉が展開すると光が遮られて薄暗い庭となってしまうのですが、それがこの寺の雰囲気というものです。
そして、この苔の緑が綺麗ですね。何種類もの苔があるそうですが、複雑な色模様を描いているところがまた美しいのです。
そう言えば、この寺にいるはずの猫には出会わなかったな。ここには何度となく訪れているのですが、まだ一度しか見た事がないのですよ。普段はどこに居るのでしょうね。
新緑で覆われた境内の中で、椿の花も咲いていました。これは何だろう、藪椿かな。新緑の中の赤色は、良いアクセントになりますね。
祇王寺の前には、新しいお休み処が出来ていました。竹林を整備し、「祇王の小径」として開放されたのですね。この日は雨が気になっていたので素通りしましたが、次に行く時は寄ってみようかと思っています。お土産が売っているほか、抹茶も飲める様ですよ。ちょっと一休みするには良い場所かも知れませんね。
常寂光寺から嵯峨野路を通って二尊院にやって来ました。山門を潜ると、鮮やかなツヅジの花が出迎えてくれましたよ。
もみじの馬場は、新緑で埋まっていました。この緑の参道を歩くのは、本当に気持ちが良いですね。
二尊院は、昨年の秋に「そうだ京都行こう」のキャンペーン対象となり、紅葉時分には境内に入るのに長い行列が出来ていたのですが、いまはすっかり落ち着いて静かな境内に戻っています。
紅葉の時に素晴らしいと感じたら、新緑の時にもリピーターとして訪れそうなものなのですが、そうはならないのが不思議なところです。紅葉の名所と新緑の名所はほぼ重なるのですけどね。
二尊院の名は、釈迦像と阿弥陀如来像の二つの御本尊を持つ事からそう呼ばれています。もっともこれは通称で、正しくは小倉山二尊教院華台寺というのだそうですね。天台宗に属しているのですが、法然上人の25霊場の一つになっているというのも面白いところです。
境内では、ハナミズキも咲きかけていました。この週末あたりには満開となっている事でしょうね。新緑と一緒に楽しみに出掛けるには良い場所だと思いますよ。
落柿舎から常寂光寺はすぐ近くです。風情のある場所が次々と現れるのが嵯峨野路の魅力の一つですね。
ここも4日に桜を見る為に訪れていますが、その時とは様子が一変していました。境内一円が緑に覆われて、すっかり初夏の様相を示しています。
新緑はとても気持ちの良いものなのですが、訪れる人は紅葉の時と違ってほとんど居ませんね。そのぶんのんびりと風情を楽しむ事が出来て、今の時期の常寂光寺はお薦めのポイントです。
この花は5弁が分離したツツジで、花車という種類です。鐘楼の横にあるのですが、この日は小さい方の株は満開になっていたのですが、大きな方の株はまだちらほら咲きでした。
本堂裏の庭園です。ここももみじが主体となっているのですが、様々な品種があるらしく、新緑とは言っても一様ではなくて、いくつもの色合いが混じっていました。その多様性が面白いところなのですけどね。
多宝塔の周辺では、まだ枝垂れ桜が花を残していました。かなり無惨な姿ではあったのですけどね、強風の日もあったのにここまで散らなかったのは驚きです。
帰り道の階段では、4日には咲いていた三つ葉ツツジは散っており、緑一色の見慣れた景色になっていました。これから紅葉の季節が来るまで、この涼しげな緑陰が続くのでしょうね。
新緑に包まれた落柿舎です。落柿舎と言えば柿の木ですが、実際には様々な木々に覆われている事が判ります。特に面白いのが生け垣ですね。いったい何種類の木が植えられているのでしょうか。
嵯峨野路とは言っても、ほとんどのところは宅地化が進んでおり、野道と言える場所はまずありません。唯一の例外がこの区域ですね。落柿舎の前に保全された農地と背後の森のおかけで、嵯峨野路の原風景を垣間見る事が出来ます。
その農地には、何かが植えられていました。以前は古代米が植えられていたのですが、これは何でしょうね。夏頃になれば正体が判るのかな。
秋の赤い実を稔らせた柿も風情がありますが、淡い新緑もまた魅力的です。花は全く地味で目立たないのですけどね。その小さな花を探してみるのも面白いものですよ。
天龍寺も、もみじの名所として知られますが、庭園だけでなく、参道沿いにも多くの楓樹が植えられています。今回は庭園には入らず、その参道沿いの新緑を楽しませてもらいました。
今の季節、もみじも花を咲かせいています。あまり目立たない花ですが、赤いもみじに赤い花だとハナノキみたいで、結構きれいに見えますね。
普通の緑の葉だとこんな感じです。これはこれで、緑の中で紅い花が良いアクセントになっていて、悪くはないかな。
白壁を背景にすると、赤い花が良く目立ちます。これだと、新緑とどちらが主役なのか良く判らなくなりますね。
とある塔頭の庭では、シャガが咲いていました。アヤメの仲間では一初が早咲きする事で知られますが、実際にはシャガの方が早く咲くのですね。でも、この花を見ると、初夏が近いんだなという気がしてきます。
次は竹林の小道を通って、落柿舎を目指す事とします。
平成25年4月20日の嵐山です。4日に訪れた時には桜で彩られていた山が、すっかり新緑に衣替えしていました。
もっとも、気温の方は逆転してしまっていて、3月下旬から続いていた初夏の様な陽気が嘘のような肌寒い一日でした。どちらが桜の季節なのか、訳が判らない気候ですね。
でも、この色は既に晩春のものです。気温は逆戻りしてしまったけれど、一度進んだ季節はそのまま歩みを止める事は無い様ですね。
人の気分も同じ様で、この日はボートに乗っている人が大勢居ました。水の上は寒いんじゃないかと思いましたが、一度味わった初夏の気分は変えられないという事なのでしょうか。
今週は平年並みの気温に戻る様ですね。間もなく連休、嵐山もきっと大勢の人でにぎわう事でしょう。次は天龍寺に向かいます。
平成25年4月20日の松尾大社です。今日の境内は山吹が満開・見頃となっていました。
昨日のコメントで、山吹の見頃が始まっているよと「徒然なるままに」のMilkさんに教えて頂いたのですが、来てみると思っていた以上でした。
ここは二度目になるのですが、今回に比べると前回はやや見頃過ぎだった事が判ります。息の長い花ですけどね、やはり旬の時は色合いが違いますね。
少し残念だったのは、一番絵になる水車の周辺の花が少なかった事かな。この向かい側はもっと花が少なく、寂しい区間になっていました。
盛りの山吹に出会って初めて気付いたのですが、この花にも香りがあったのですね。菜の花に似た良い香りがするのですが、一つ一つは結構薄い香りの様です。それがこれだけ群生している事で、はっきりした香りとなったのでしょう。
ここの山吹は一の井川の周辺が有名ですが、楼門前にも群生しています。花そのものはこちらの方が多かったかも知れません。
それにしても、これだけの山吹が見られるとは素晴らしい場所ですね。写真的には相変わらず撮り方が良く判らなくて苦戦したのですが、十分目に焼き付けてきたので良しとします。来年は人があまり居ない早朝を狙って来ようかな。
平成25年4月13日の相国寺です。この日は桜やもみじの新緑で境内が鮮やかに彩られていました。
相国寺は赤松などの常緑樹が多いのですが、もみじもまた結構ありますね。紅葉の隠れた名所でもあるのですが、それは新緑の名所である事も示しています。
桜はそれほど多くはないのですが、そこかしこに植えられており、花の季節には常緑樹に混じって存在感を示します。この日は遅く咲いた染井吉野が、一本だけ花を残していました。
こちらは3月30日に撮った写真で、わずか二週間の間にすっかり景色が変わった事が判ります。この桜が今では緑に変わっているのですからね、季節の移り変わりの早さには呆然とするばかりです。
今週末のテーマは桜から新緑に切り替えようと思っているところです。例年ならまだ遅咲きの桜を追っている頃なのですけどね。一初など他の花の動向も気になるところなので、今年の春はどこに出掛ければ良いのか、かなり迷う事になりそうです。
梅の名所として知られる北野天満宮ですが、桜も咲いています。染井吉野などは終わっていますが、お目当ては遅咲きの霞桜でした。例年なら4月の後半に見頃となる桜で、今年は他の桜と同様に早く見頃になっているかと思いきや、この日はまだちらほら咲きでした。
北野天満宮にはもう一つ遅咲きの桜があり、それが衣笠桜ですね。平野神社では既に散っていましたが、ここでは散り初めながらまだ花は残していました。
桜はほんの少しでしたが、代わりに新緑が境内を彩っていました。この間まで鮮やかな花を咲かせていた梅が、今では綺麗な新葉を伸ばしています。
いつの間にか、もみじも新緑に変わっていましたね。既に桜の季節は過ぎて、新緑を追う時期に入ってしまった様です。
銀杏も新芽が吹き始めたところで、青空に新緑が良く映えていました。今年の季節の展開は、本当に早いと感じます。明日も新緑をテーマに相国寺からお届けしますね。
平成25年4月13日の千本釈迦堂です。この日は八重桜の松月が見頃を迎えていました。
この花は以前は普賢象と思っていたのですが、花色からして松月の様ですね。普賢象はもっと桜色が濃いですし、この透明感は松月独得のものだと思います。まあ、専門家ではないので確実な事は言えないのですけどね。
ただ、この日はほんの少し盛りを過ぎている様でした。白っぽくなってしまった花が多く、この桜らしいはんなりとした風情があまり無かったのですよ。もう少し早く訪れたいところでしたね。
それでも部分的には咲いたばかりの花もあって、それなりに楽しめました。何より天気が良かったので、青空を背景に映えたのが嬉しかったですね。
おかめの像の近くでは関山と思われる八重桜が咲いていました。おかめさんに捧げるのに相応しい華やかな桜ですね。
千本釈迦堂の桜も盛りを過ぎている頃かな。今頃は桜に代わって新緑が境内を彩っている事でしょうね。
平成25年4月13日の平野神社です。数々の桜が咲く名所として知られるこの神社ですが、この日は半ば近くの桜が散り、早くもほとんど終盤戦を迎えていました。
染井吉野や枝垂れ桜は既に葉桜となっており、この日一番の見頃だったのは平野妹背でした。二段咲きをする事で知られるこの花ですが、丁度一段目が満開になったところで、花の中心に二段目の準備が出来ている事が見て取れました。花色としては、この頃が一番綺麗なんじゃないかな。
参道では鬱金が綺麗に咲いていました。中心が少し赤くなっているところを見ると、見頃の後半に入った所のようですね。この桜のほか、庭桜や楊貴妃が見頃となっていましたよ。
楼門内では、おけさが満開・見頃となっていました。鮮やかな色の花ですから、とても目立ちますね。
一葉は私のお気に入りの花ですが、残念ながら盛りは過ぎていた様です。まだ満開だったのですけどね、この花特有の透明感が消えていたのですよ。もう二、三日早ければ見頃だったのでしょうけどね。
御衣黄はここでも満開でした。花の中心まで緑ですので、雨宝院よりも後に咲いたであろう事が見て取れます。この花はもう暫く見頃が続く事でしょうね。
平野神社もまた例年より一週間以上早い進行で、次の週末には平野妹背と御衣黄、それにおけさくらいしか残っていないかも知れません。あと、突羽根はまだこれからでしょうけどね。京都の桜シーズンは、とても早い終焉を迎えそうな気配です。
平成25年4月13日の千本ゑんま堂です。この日は普賢象桜が見頃を迎えていました。
ここの桜も例年より一週間近く早い進行でしたね。まだ二、三分咲き程度かなと思っていたのですが、ほとんどの木が満開となっていました。一部では五分咲きの木もあったのですけどね。
これほど早く満開になっているとは誰も思わなかったのでしょうか、訪れている人はごくわずでした。これだけ綺麗な桜を独り占めしているのは、なんだか申し訳ない様な気分でしたね。
次は落花の様子を見たいところですが、来週末ではまだ早いだろうな。その次の週末では遅い気もするし、タイミングが合うかどうかは微妙なところです。
普賢象桜の他にも、琴平や関山が満開・見頃となっていました。今から観桜に行くのなら、ここはお薦めの場所ですね。狭い場所なので混雑するかも知れないですが、マナーを守って綺麗な桜を楽しんで下さい。
平成25年4月13日の雨宝院です。この日は残り少なくなった桜を求めて、大勢の人が境内を訪れていました。
雨宝院の桜は有明系が中心となりますが、今年の咲き方は本当に駆け足だった様です。わずか一週間の間に開花から満開を過ぎ、この日は散り初めとなっていました。まだ花は残っており、かろうじて見頃を保っていたのが救いと言えば救いですね。
八重紅枝垂れ桜もこのとおりで、すっかり色抜けがしていました。この桜はもう一つ前の週末に訪れたかったところですね。
この日盛りだったのは松月でした。例年なら有明系の観音桜や歓喜桜が散ってしまった頃に見頃を迎えるのですが、今年は進行が早かったですね。ただ、賞味期限がすごく短い桜で、開花直後が一番瑞々しくて美しく、2、3日経つと白っぽくなってこの桜らしさが無くなってしまいます。その意味では、既に見頃を過ぎていたのかも知れません。
もう一つ、御衣黄も満開になっていました。この桜はまさに見頃だったかな。例年ならちらほら咲き程度の時期なのですけどね、ここまで咲いているとは思ってませんでした。
雨宝院は、今日ぐらいまでが見頃だったと思われます。間もなく有明系は散り果てとなり、松月も盛りを過ぎる事でしょう。後は御衣黄くらいかな。でも、この緑の桜を見に行くというのも、そう悪くは無いですよ。人出も少なくなっている事でしょうしね。
今日は早朝の地震で目が覚め、意外な程の震度の大きさに驚かされました。その震度の割には大きな被害がなかったのはまだしもだったのですが、巨大地震の可能性が言われている昨今、ちょっとした揺れにも神経質になってしまいますね。今回の地震で被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、その地震のあおりを受けて、今日の予定は大幅に狂ってしまいました。大きな騒ぎとなっては桜どころではないですからね、様子を見極める為に午前中の外出は控え、報道の熱も冷めた事を確かめた上で、午後からの桜探訪となりました。本当は早朝から大原に行くはずだったのですけどね、時間的に苦しくなったので、市内の八重桜の様子を見て回わる事にしました。
京都の桜は染井吉野がほぼ葉桜となり、遅咲きの枝垂れ桜も白く色抜けしたものがほとんどで、今は八重桜が主役となっています。その八重桜も今年の進行は早く、あっと言う間に見頃を過ぎたものが出て来ています。
1.本満寺
枝垂れ桜と染井吉野、それに山桜は葉桜となり、塔頭の八重紅枝垂れ桜は真っ白になっていました。代わって、八重桜が満開見頃となっています。この桜の種類は判らないのですが、たぶん関山じゃないのかな。
また、枝垂れ桜の西側では、牡丹が咲いていました。境内に植えられた多くの牡丹はまだつぼみが出始めたところなのですが、この一角だけ先に咲いています。牡丹にもやはり早咲きの種類があるのかしらん。
2.雨宝院
有明系の観音桜、歓喜桜が共に盛りを過ぎ、散り初めとなっています。御室と同じく、今週の初め頃に咲き始め、あっと言う間に満開となり、あっと言う間に散り始めた様ですね。これだけ駆け足なのも珍しいんじゃないかしらん。
ここも八重紅枝垂れ桜は白く色抜けがしており、最終盤となっています。また、御衣黄は満開、見頃となっていました。いつもは遅咲きの松月までも満開となっており、しかもピークは少し過ぎています。どんだけ早いねんと、ぼやきたくなる光景でしたね。人出も多く、狭い境内が沢山の人で溢れていましたよ。
3.千本釈迦堂
阿亀桜は、当然ながらすっかり葉桜です。今は、おかめの像の前にある関山と思われる八重桜と、本堂の南西にある松月と思われる八重桜が満開・見頃となっています。松月の方は、ここも少しピークを過ぎていたかな。
4.北野天満宮
本殿西側にある衣笠桜が満開を過ぎて散り初めとなっています。でも、緑一色の境内にあっては存在感がありましたよ。お目当ての霞桜はまだちらほら咲きでした。満開になるのはいつだろう、来週の半ば頃かな。次の週末まで保ってくれると嬉しいのすけどね。
5.平野神社
ここも進行は早くて、染井吉野や枝垂れ桜は他の場所と同様の状態で、八重紅枝垂れ桜も色抜けが著しいです。一葉は満開ですが、ややピーク過ぎ、おけさは満開・見頃、虎の尾は満開ですが見頃過ぎ、衣笠は葉桜、大内山は散り初め、白雲も散り初めとなっていました。見頃なのは平野妹背で一段目が満開、御衣黄、それに鬱金と楊貴妃も満開・見頃でした。突羽根桜はまだ蕾が膨らんだ程度です。
6.千本ゑんま堂
普賢象桜が満開と五分咲きの混在になっています。ほぼ今が見頃でしょうね。例年よりも一週間くらい進行が早いのかな。あまり情報が行き渡っていないのか、ほとんど誰も見に来ていないのが意外でした。あと琴平と関山も満開・見頃となっています。二尊院普賢象はまだ蕾が膨らんだ程度でした。
7.妙蓮寺
染井吉野は葉桜、御会式桜も葉桜となっていました。御会式桜はもう少し保つのかなと思っていたのですが、この花も進行が早かったという事なのでしょうか。ここも関山と思われる八重桜が満開・見頃となっています。また、塔頭の山門前に松月が咲いている事に気付きました。駐車場の奥になるのでこれまで知らなかったのですけどね、なかなか立派な木で綺麗でしたよ。
雨模様にも関わらず、どうしても見ておきたかったもう一つの桜が竜安寺の枝垂れ桜です。枯山水の庭に艶やかな八重紅枝垂れ桜のコラボレーションは、やはり見逃せないですからね。
竜安寺を訪れた時には、雨はまだ小雨ながらも本格化していました。でも、そこは屋根のある場所ですから、しっとりとした庭の風情だけを楽しむ事が出来たので、むしろプラスでしたね。
花はほぼ盛りだったと言って良いのでしょう。少し花が寂しい感じだったのが残念でしたが、風情を感じるには十分でした。
桜が満開の竜安寺としては人出が少なめだったのは、やはり低気圧接近の報のせいだったのでしょうか。それでも、方丈の縁は三列くらいの人が座っていたのですけどね。
雨を押して出て来た甲斐のある桜ではありました。今年もこの光景を見る事が出来たのは幸運でしたね。この桜も、そろそろ色抜けがしている頃かな。来年もまた、この美しい景色に出会えれば良いなと思っているところです。
平成25年4月6日の上賀茂神社です。この日は爆弾低気圧が来るという事でどうしようかと迷っていたのですが、どうしても盛りの内に見ておきたい桜があったので思い切って出掛けてみました。そのうちの一つがここ、上賀茂神社ですね。
思っていたとおり、上賀茂神社の八重紅枝垂れ桜はほぼ盛りになっていました。厳密には少しピークを過ぎていた様でしたけどね。この桜は二の鳥居内にあるみあれ桜。いつ見ても、流れ落ちる様な花が見事な桜です。
こちらは風流桜。葵祭の風流傘に見立てた仕立てになっている事から来た名前なのでしょうね。好不調のはっきりした桜なのですが、今年は昨年に続いてまずまずの当たり年だった様ですね。
そして、女王とも呼ぶべき桜が斎王桜です。この桜が見たかったのですよ。本当に豪華で素晴らしい桜ですね。
雨が降る前にと朝早くから出かけたのですが、残念ながらこの桜を撮っている間に降り出してしまいました。本降りになると困るので、早々に切り上げて次の場所へと向かいます。でも、もう少しゆっくり桜と向かい合いたかったなあ。
常寂光寺から嵯峨野路を歩き、化野念仏寺へとたどり着きました。ここももみじの名所として知られますが、桜もまた捨てたものではありません。
まず目に付くのは数本の染井吉野です。良く墓守の桜と言いますが、ここの場合は境内全域に石仏がありますから、まさしく亡くなった人たちを慰める花と言えるのでしょう。
そして、境内には2本の八重紅枝垂れ桜があります。1本はこの観音様を覆うようにして咲いている木で、まるで仏様の傘の様ですね。
もう一本は延命地蔵尊の御堂の前で咲いています。どちらもまだ小ぶりな木ですが、これから先の成長が楽しみな木ですね。
紅葉の時ほどの人出はありませんでしたが、それなりの人が訪れていたのは桜に誘われたせいだったのかな。この時期の化野念仏寺もまた良いものだと思います。
桜を背景に阿弥陀様を撮ってみました。長くこの仏様を拝んでいる人が居たのですが、最近身近な人を亡くされたのかな。ここに来れば、鬼籍に入った人を思わずには居られない場所ではありますね。
嵯峨野路の桜巡りはここまでとします。途中沿道のそこかしこで桜が咲いていて、素敵な散歩道でしたよ。何より好天に恵まれた桜日よりだったのが嬉しかったです。ただ、盛りを過ぎた桜が多かったのが少し残念でしたけどね。来年は盛りの日に嵯峨野路を歩いてみたいものですね。
天龍寺から竹林の小道を経て常寂光寺にやって来ました。もみじの寺として知られるこの寺に、桜時分に来るのは初めての事です。
ここの桜のメインは、山門の手前にある大きな枝垂れ桜になるのですね。見事な木なのですが、残念な事に盛りは過ぎており、散り初めとなっていました。来年は、天龍寺と合わせて一番綺麗な時に見に来たいものだと思っています。
常寂光寺では、枝垂れ桜の外にも山桜がそこかしこで咲いていました。もっとも、もみじの間に埋もれるようにしてあるのでそれほど目立たないのですけどね。
そして、この日一番綺麗だったのが、多宝塔の横にあったこの枝垂れ桜でした。八重ですが、紅枝垂れと言うには薄い桜色ですね。この時は日陰になっていたので写真的には今ひとつ映えないのが残念でしたが、とても美しい桜でした。
この日は好天に恵まれて良い花見日和でした。時折、どこからかともなく花びらが舞い落ちてくるのですが、周囲には桜は無く、見上げるとまるで青空の中から花びらが現れて来る様に見えるのが何とも不思議でした。
帰り道、石段の途中では三つ葉ツツジが咲いていました。新緑と紅葉以外の色彩は見た事のない場所なので、とても新鮮に感じましたね。同じ場所でも、季節を変えて訪れるのも面白いものだと思います。次は嵯峨野路を辿って化野念仏寺へと向かいます。
平成25年4月4日の天龍寺です。好天に恵まれたこの日は、嵐山から流れてきた人出で、とても賑わっていましたよ。
ここは桜の名所の一つとして知られますが、その主役である枝垂れ桜は既に盛りを過ぎて散り始めていました。ここに来るのが一週間程度遅かった様ですね。
桜時分にここに来るのは何度目かな。そう多くはないのですが、盛りに当たった試しはないですね。来年は天龍寺を念頭に置いて桜巡りをしてみようかしらん。
そんな中で、竹林の小道側の入り口付近では、染井吉野が盛りを保っていました。この花らしい華やかさが良い感じですね。
このあたりは百花苑と言い、様々な花が植えられています。この日は桜よりもむしろ他の花の方が綺麗でしたね。この花は三つ葉ツツジで、背後の花は枝垂れ桃です。
そして、この鮮やかな黄色の花はレンギョウ。桜は今ひとつでしたが、これだけ綺麗な花を見られたのだから良しとしましょうか。
次は竹林の小道を通って常寂光寺を目指します。
平成25年4月4日の嵐山です。この日は染井吉野を中心に見頃を迎えていました。
見頃と言っても花の中心が赤くなって来ており、盛りを過ぎて終盤を迎えつつある事が判ります。昨日の雨が無ければもう少し保ったかもしれないけれど、今頃はかなり散ってしまっているのかな。
染井吉野が沢山咲いているのは中島公園ですね。花見客の多くもこの一帯に集中していました。
嵐山で咲いているのは染井吉野の他に山桜もあります。山の斜面で咲いている桜の中には、また別の種類もあるのでしょう。
法輪寺の周辺も染井吉野が咲き誇っていました。花霞に浮かぶ多宝塔も良いものですね。
吉兆の店先では、綺麗な八重紅枝垂れ桜が咲いていました。さすがに一流の料亭は、桜の手入れもおこたらないというところかな。
嵐山は平日とは思えない程の人出でした。さすがは桜時分の観光名所ですね。次は天龍寺へと向かいます。
平成25年3月30日の本法寺です。この日は染井吉野が満開・見頃となっていました。
本法寺は町中にある寺で、それほど境内が広いという訳でもないのですが、この季節には染井吉野が咲き、華やかな雰囲気に包まれます。
特に本堂前の一本は、染井吉野にしては古木に入りますね。見事な枝振りで、咲きっぷりも素晴らしく、毎年この花を見るのを楽しみにしているところです。
染井吉野の寿命は60年と言いますが、この木はたぶんそれを軽く越えているんじゃないかな。実際のところはどんなものなのでしょうね。
この日は長谷川等伯筆の涅槃図の真筆が一般公開されていました。一度は見たかった絵なのでこれはと思ったのですが、拝観料が1000円と知って止めました。やっぱりちょっと高いですよねえ。それでも、見に行く人は行くのかな。
この写真を撮ってから一週間が経ち、そろそろ散り初めに入る頃でしょうか。来年もまた、この見事な桜を見たいものだと思っている所です。今度は逆光にならない午前中に訪れたいところです。忘れない様に覚えておかないとね。
平成25年3月30日の高野川です。この日は沿川の桜並木が見頃を迎えようとしている所でした。
この日の咲き方は、満開、七分咲き、五分咲きが混在している状態で、遠目に見ると少し物足りないかなという感じでした。でも、花色としてはピークで、花見をするには十分といったところでしたね。
ここも人出は多かったですね。座って花見の出来る加茂川に比べると比較的人出の少ないポイントだったのですが、それだけ広く知れ渡ったという事なのかな。
まあ、飲めや歌えの騒ぎがない分、花好きの人にはお勧めのポイントである事には変わりは無いです。気軽に花だけを楽しめる貴重な場所の一つですね。
水温む頃と言いますが、子供達は川の中に入って遊んでいました。いくら何でもまだ冷たいんじゃないかと思いますが、子供心にも桜を見てはしゃいでいるのかな。
こちらは出町柳の飛び石です。ここも大変な人気振りでしたね。桜を求めて、高野川から加茂川へと渡る人の列でしょうか。それとも、単に渡りたいだけの人達なのかな。はしゃいでいるのは子供たちだけでは無いようですね。
そろそろ一週間が経とうとしていますが、まだ高野川の桜は咲いているものと思われます。かなり痛んではいるでしょけど、たぶん満開は保っているんじゃないかな。もう少しすると、きっと散り初めに変わる事でしょうね。
今日は有休が取れたので、嵐山・嵯峨野を巡ってきました。桜は染井吉野がピークを過ぎながらも見頃を保っており、好天とあいまって花見日和となりました。人出も平日とは思えない程賑わっていましたね。
1.嵐山
染井吉野が満開・見頃となっています。正確には花の中心が赤くなってきており、見頃後半かな。全般に開花の早かった今年にあっては、ここは比較的遅い進行だったのかも知れませんね。
2.天龍寺
ここの中心となる枝垂れ桜は大半が見頃を過ぎており、散りが盛んです。一方、竹林の小道側の入り口近くでは、染井吉野や八重紅枝垂れ桜、それにレンギョウなどが見頃となっていました。あと、三つ葉ツツジも綺麗でしたね。
3.常寂光寺
山門手前にある大きな枝垂れ桜は見頃を過ぎており、散りが盛んでした。境内の山桜なども大半が見頃を過ぎています。その中で、多宝塔付近の桜は見頃を保っており、中でも枝垂れ桜は綺麗でしたよ。
4.化野念仏寺
染井吉野と八重紅枝垂れ桜が満開・見頃となっていました。桜と石仏の取り合わせは見事で、ここらしい風情に溢れていましたよ。
5.二尊院
山門から覗いただけですが、紅葉の馬場の染井吉野は満開・見頃の様でした。なんとなく入りそびれたのですが、ちゃんと見てくれば良かったかな。
平成25年3月30日の真如堂です。この日は染井吉野が満開・見頃となっていました。
染井吉野が特に見事なのは、山門前から荼枳尼天にかけての一角ですね。ここはこの花らしい華やかさにあふれていましたよ。
染井吉野は境内でも咲いており、本堂の南側などそこかしこで見る事が出来ます。私的には、この円覚院前の通路の桜が、風情があって好きですね。
先週七分咲きだっつた枝垂れ桜は、盛りを過ぎて白くなっていました。まだ満開は保っており、青空を背景に空かしてみれば、衰えたりと言えどもそれなりに綺麗でしたよ。
縦皮桜も枝垂れ桜と同様で、白く色抜けはしていましたが、満開は保っていました。とは言ってもこの写真の下半分は染井吉野の花ですけどね。
ハナノキも相当に散ってはいましたが、まだ花は残っていました。桜に比べれば儚げですが、この花特有の美しさも捨てがたいものがあると思っています。
真如堂の桜は、そろそろ枝垂れ桜と縦皮桜が散り初めに入り、染井吉野も盛りを過ぎてきた頃でしょう。代わりに、荼枳尼天や放生池の畔にある八重紅枝垂れ桜が満開になっている頃かな。今週末もまだ桜を楽しめそうな真如堂ですね。
平成25年3月30日の南禅寺です。この日は別荘街で枝垂れ桜が、境内では染井吉野が見頃を迎えていました。この写真は清流亭付近で、一重の枝垂れ桜が満開で心持ち見頃過ぎ、八重紅枝垂れ桜が三分咲き程度になっていました。両方の桜が合わさると、こんな具合にとても綺麗な景色となっていましたよ。
境内に行くと、染井吉野が満開となっていました。南禅寺では、門前や塔頭に枝垂れ桜あるいは山桜がありますが、境内は染井吉野が中心となります。
ここはどちらかと言えばもみじが主体で、桜はそれほど多くはないのですが、それでもこの季節は華やかな境内となります。
なかでも法堂の北側は桜が集まっており、ここは特に美しいですね。白壁との対比も見事なものだと思います。
ここも今週末までは何とか保つかな。ここは夜桜は無いけれど、風に花が舞う姿も綺麗なものでしょうね。散り際の美しさも、一斉に散る染井吉野ならではのものがあると思いますよ。
平成25年3月30日の岡崎疎水です。この日は染井吉野が満開・見頃を迎えていました。
この時期の岡崎疎水では、十石船が運航されています。蹴上から夷川発電所までの間を往復する船ですが、桜の時期は特に人気が高いですね。この日は午前10時の段階で既に二時間待ちでした。昼過ぎには一日分の乗車券が売り切れていたんじゃないかしらん。
岡崎疎水とは、琵琶湖疎水のうち岡崎地区を流れる区間を特にそう呼びます。桜は両岸に植えられており、染井吉野が中心ですが、大島桜なども見る事が出来ますよ。
京都市動物園のある区間は、柳の新緑とのコラボレーションが見られる場所でもあるのですが、今年はなぜか違和感がありました。少し経ってから気付いたのですが、工事用フェンスが張られていたのですね。
動物園では現在リニューアル工事をしている様で、フェンスはそのせいだったのでしょう。一部では既に出来上がっており、外からも中の様子が見える様になる様です。この日は疎水越しにカバの姿が見え、ぎょっとしたものでした。こういう仕掛けもなかなか面白いですね。どんなリニューアルとなるのか、完成したら一度見に行きたいものだと思っているところです。
平成25年3月30日の円山公園です。この日は染井吉野が満開・見頃を迎えていました。
円山公園には枝垂れ桜や山桜、彼岸桜など沢山の桜がありますが、一番多いのはやはり染井吉野ですね。この花が咲くと同時に、花見客が次々と押し寄せる事になります。
でも、一番の主役はやはりこの枝垂れ桜かな。一時は枯死寸前まで行っていたのですが、ここ数年は持ち直しの兆しが見え、今年はこんな感じでさらに勢いを取り戻した様に見受けられます。
まだまだ全盛期には遠く及びませんが、やはり並の桜とは違う風格はありますね。関係者の努力は今も続いているのでしょうけど、このまま回復基調が続く事を願うばかりです。
桜の保護と言えば、桜の根元を踏み固められない様にするためでしょうね、周囲を柵で囲って近づけないようになっていました。花見には面積が減って場所取りが大変になったでしょうけど、桜が枯れてしまっては何にもならないのですから、ここは辛抱してもらうしかないのでしょうね。また、この区域はブルーシートの使用も規制されたそうで、代わりに写真に写っている様なゴザを貸し出してくれるそうです。これは景観を守る為と、桜の根に必要な空気を遮断されない様にするためだとか。確かに見栄えはよくなりましたね。後は桜だけど、これはどれほどの効果があるかは桜に聞いてみないと判らないだろうなあ。
染井吉野の盛りはそろそろ過ぎてくる頃でしょうけど、雨風が吹かなければ今週末までは何とか保つ事でしょう。衰えた花でも夜に見れば綺麗に見えますからね、花見はまだ可能かと思われます。もっとも、花なんか名目だけで、大騒ぎさえ出来れば良いという人がほとんどかも知れないけどな。まあ、それも花の季節の楽しみ方の一つではありますね。
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