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2012年10月20日 (土)

京都・洛東 建礼門院出家の地 長楽寺 ~平清盛~

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円山公園の東南にある長楽寺は、建礼門院が落飾した場所して知られます。今は時宗の寺ですが、当時は天台宗の別院でした。

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壇ノ浦で海に身を投じながらも助け上げられた女院は、暫く吉田の地において暮らした後、出家を思い立ってこの寺に入り、髪を下ろされたのです。

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この十三重の石塔が、建礼門院の髪を納めた御髪塔と言われるものですね。元はもっと山中に入った場所にあったのですが、明治の初めに今の地に移されました。

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女院は、出家の際に布施とするべき蓄えもなかったため、やむなく壇ノ浦から持ち帰った安徳天皇の直衣を納め、それを自らの手で幡に縫われたと伝わります。寺にはその幡が寺宝として伝わっており、この日は建礼門院寺宝展(10月17日まで開催されていました)の展示として復原された幡を見る事が出来ました。

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寺には、この外に女院の肖像画とされる絵も伝わっているのですが、世を憚る為に墨で真っ黒に塗りつぶされています。はっきりとは判らないのですが、確かに髪を下ろした女性の姿である様には見えましたね。また、江戸時代に描かれた安徳天皇の肖像画もあり、子供らしく独楽を回して遊ぶ姿があどけなく感じられます。

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長楽寺は大河ドラマの影響によってもっと混んでいるかと思ったのですが、全く静かなもので、拝観者は私一人しか居ませんでした。ドラマでは徳子も娘の一人としての扱いですから、その生涯にまで関心を持つ人は少ないのかも知れませんね。

境内には秋海棠が咲いており、最期の地である寂光院との繋がりを思わずには居られませんでした。ものの哀れを感じた一時でしたよ。

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