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2009年11月

2009年11月30日 (月)

京都紅葉事情2009 ~洛東 建仁寺 11.28~

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平成21年11月28日の建仁寺です。この日の境内はまずまずの色付きで、全体として見頃が始まっていました。

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建仁寺には縄手通から祇園の小径を経て北西の通路から入る事が多いのですが、そこで最初に出迎えてくれるのがこのもみじです。私的にベンチマークにしているのがこの木でして、ここが綺麗に色付いていれば境内も期待できると見ています。

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この日、一番色付いていたのが北東側のもみじでした。冒頭の写真もそうですが、とても深くて美しい赤色をしていましたよ。

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望闕楼の北側はまだオレンジ色でした。と言いますか、境内全体としてはオレンジ色が基調になっていましたね。この後はどうでしょう、今週の半ばぐらいには見頃に色付いているでしょうか。

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建仁寺は、潮音庭に代表される方丈周辺の紅葉が見事な事で知られています。この日は残念ながら中には入っていないのですが、毎年見頃は境内よりも少し遅れてやって来ます。ですので、今週末に行けるようなら見てきたいと思っているところです。

2009年11月29日 (日)

京都紅葉事情2009 ~洛中 11.29~

平成21年11月29日現在の京都の紅葉情報です。今日は街中の紅葉を求めて巡ってきました。

1.相国寺

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境内の紅葉が見頃となっています。それほど数が多い訳ではないのですが、綺麗に色付いた木が道行く人の目を惹いていました。特に鐘楼南側にあるもみじが見事で、まさに盛りの赤色になっていましたよ。また、放生池北側のもみじは黄色に染まり、朝日に透かした色はとても綺麗でした。

2.妙覚寺

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庭園のもみじは全体として少し盛りを越えた様で、見頃終盤を迎えているといったところでしょうか。本堂正面のもみじは落葉が激しく、ボリューム感が無くなっています。特に一番大きな木はほとんど散っていますね。これはこれで悪くはなく、いかにも晩秋という風情が漂っていました。

渡り廊下沿いのもみじは今が旬かな。あと、裏手のもみじも見逃すと損ですよ。また、玄関左手のもみじも見事な黄色に染まっていました。

なお、ここの拝観には予約が必要ですので注意して下さい。

075-441-2802

あらかじめここに電話しておけば拝観できますが、当日いきなり行ったのでは断られてしまいますよ。

3.本法寺

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玄関前の大銀杏は色付き半ばでした。見頃は来週末頃かな。巴の庭は、外から見たところ色付いている様に見えたのですが、何と明日まで拝観停止で入る事が出来ませんでした。喪服の人を何人か見かけたので、どうやら法事が重なっている様ですね。ちょっと残念です。

4.堀川通

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銀杏の並木が見頃終盤です。とても綺麗に色付いていますが落葉が盛んで、遠からぬ内に裸木になる事でしょうね。

5.妙蓮寺

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ここは見るべきほどの紅葉はありませんが、何本かあるもみじは綺麗に色付いていました。それより、妙蓮寺椿が綺麗に咲いています。

ここは冬になると蕾の内に鳥が花を突いてしまうので、まともな花を見る事が出来ないのですよ。それが今の季節なら、傷のない花を観賞できるという次第です。完全な妙蓮寺椿がとても美しいものだという事をやっと理解出来ましたよ。

あと、御会式桜がほんのりと咲いています。この花の周囲だけは晩秋ではなく、早春の雰囲気が漂っていますね。

6.宝鏡寺

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土塀越しに見えるもみじが見頃旬になっています。ここは明日まで特別公開中で、座敷からも見る事が出来ますよ。ただし、内部に入ると写真撮影は禁止されていますので、ご注意下さい。

7.妙顕寺

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ここは境内が工事中であり、とても見られたものでは無いのですが、それでも紅葉自体は綺麗です。特に山門前の木と参道の何本かが見頃でしたよ。あと、方丈庭園も紅葉が見られるはずなのですが、ここも今日は拝観停止でした。

8.上御霊神社

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境内東側のもみじ群が見頃になっています。ここは最近隠れた紅葉の名所だと知ったのですが、なるほどなかなか大したものでしたよ。

写真的には社殿と絡めた構図が撮れるので、とても面白いですね。訪れる人も少なく、まさに穴場と言っても良いでしょう。

9.慈福寺

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寺町通にある小さなお寺ですが、本堂前にあるもみじが綺麗に紅葉しています。白壁と調和して、とても美しかったですよ。

10.阿弥陀寺

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お地蔵様背後のもみじが色付いています。ただ、近くで見ると白い粉を吹いた様になっており、あまり良い状態とは言えません。離れて見る分にはなかなか綺麗ですよ。

11.大文字山

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出町デルタ近くから見る大文字山が、紅葉に彩られています。この山のみならず、京都を取り巻く山は、どこも今が紅葉の旬となりつつある様ですね。

2009年11月28日 (土)

京都紅葉事情2009 ~洛東・洛北 11.28~

平成21年11月28日現在の紅葉情報です。今日は毎年遅く紅葉する場所を選んで巡ってきましたが、どこともほぼ見頃になっていました。概して発色も良く、一時悪くなったかに見えた今年の紅葉も持ち直した様に思えます。

1.建仁寺

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境内の紅葉が見頃になってきました。まだオレンジ色の木が多く盛りとまでは言えませんが、かなり雰囲気が出てきています。特に北東部のもみじは綺麗に色付いており、部分的には盛りと言っても良いのでしょう。

なお方丈には入っていないので、潮音庭などの状況は申し訳ありませんが判りません。

2.八坂の塔

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写真の様に濃いオレンジ色に染まっており、間もなく盛りを迎えると思われます。ここは正直言って今年は駄目ではないかと思っていたのですが、その予想は外れてなかなかの紅葉になりそうですよ。

3.清水寺

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ここも、ほぼ全域で見頃になっています。その中で盛りと言えるのは、三重塔周辺と本堂の東側、阿弥陀堂と釈迦堂の前、放生池周辺ですね。他はまだオレンジ色が強く、盛りまではあと少し掛かりそうです。紅葉の程度は、まずまず良さそうですよ。

4.鷺森神社

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ほぼ全ての木が色付き、見頃旬と言って良いでしょう。大きな2本のもみじの葉が縮れて散っており、その部分だけが残念なのですが、他の木は綺麗な発色をしています。今日見て回った中では一番の出来でしたね。

5.赤山禅院

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参道しか見ていませんが、良く色付いていて綺麗でした。ただ、ボリューム感に乏しく、盛りは過ぎてしまった様です。ここは雨の影響が顕著に出た様ですね。

6.蓮華寺

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珍しい事に、境内全域で見頃になってきました。通常は山門内、本堂奥、池のある庭園の順に色付いていくのですが、一番遅いはずの庭園でかなり色付いています。ただ、盛りとまでは言い難く、わずかの差で例年通りの順番に見頃になっていくと思われます。発色の状況は、そう悪くない様に思われます。特にこの庭園が綺麗になりそうな気配でしたよ。

なお、寺の近くから見る比叡山が、素晴らしく綺麗に色付いていました。

7.京都府立植物園

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ここも紅葉は見頃旬と言って良いのでしょう。

我が家の一番のお気に入りであるフウは、上部が綺麗に紅くなり、半ばから下はオレンジ色に染まっています。最下部の枝かまだ緑を残しているので最盛期とまでは言えませんが、かなり見応えはある様になっていますよ。

大芝生地の東北にあるヌマスギは、依然として見頃を保っていました。褐色と言いますか独特の色をしており、日の当たり具合によってはとても美しく見えます。

そのヌマスギから北西に進むともみじの林があり、ここも綺麗に色付いていました。

そして、紅葉のメインとなるらからぎの森周辺でも、紅葉が見事になっています。ただ、早くに色付いたもみじは既に散っており、ここも雨の影響は見て取れますね。

そして、今年整備された蓮池の周辺も綺麗でした。上の写真は蓮池越しの西日を受けて輝くもみじです。

北山門前のトウカエデはほとんど葉が散っていました。先週に来た時はまだ浅く色付いただけの様に見えたのですけどね。ちょっと残念です。

それにしても、マナーの悪い中高年のカメラマンが目に付きますね。(以下は愚痴になりますので、読んでやろうという人だけ続きをクリックして下さい。)

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2009年11月27日 (金)

京都紅葉事情2009 ~洛中 廬山寺 11.22~

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平成21年11月22日の廬山寺です。この日は庭園南側にあるもみじがオレンジ色に色付き、見頃が半ばに達しつつあるところでした。

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この庭は何と言っても初夏から初秋にかけての桔梗が見所なのですが、この時期の紅葉も素晴らしいものがあります。主役はあくまで州浜模様を描く白砂と苔なのですが、そこにもみじが素敵な彩りを添えており、とても上品な景観になっています。

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この日はまだ褐色からオレンジ色に変わったばかりで、この暫く後に盛りが来ていたはずです。たぶん今週の半ば頃ではなかったかと思われますが、どんなものだったのでしょうか。今もまだ綺麗な状態であるかは未知数です。

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廬山寺は、実は裏手にも回る事が出来るのですが、そこにももみじが色付いていました。ここを見過ごすのは惜しいですよ。それに、庭園から見えていたもみじの下を通る事になり、2度綺麗なもみじを鑑賞する事が出来ます。

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この日のハイライトは、境内南西隅から見たこの景色でした。やはり赤と黄色の取り合わせはこの上なく美しいです。これで背景が青空だったら言う事はなかったのでしょうけどね。


廬山寺は、11月29日まで「元三大師・良源と廬山寺の世界展」を開催しています。普段は秘仏となっている元三大師像や鬼大師像を間近に見る事が出来ますよ。拝観料は800円と普段より高いですが、それたけの価値はあると思います。

その詳細はこちらまで。

2009年11月26日 (木)

京都紅葉事情2009 ~洛東 真如堂 11.22~

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平成21年11月22日の真如堂です。この日はたぶん盛りを迎えているだろうなと期待していたのですが、意外にも今ひとつの状態でした。これまで何度も書いていますが、やはり雨の影響が少なからずあった様です。

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どこがおかしかったかと言えば、まずは三重塔周辺ですね。特に真下のもみじが、一本は全ての葉が散り果てており、もう一本の木は葉が縮れてしまって無惨な有様になっていました。ここが一番絵になるところだけに残念ですよね。

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対照的に、本堂横のこのもみじは綺麗に色付いていました。盛りは過ぎたと苦沙弥のIntenet僧坊では書かれていましたが、私的には十分見頃でしたよ。

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その続きの本堂の北側では、比較的綺麗に色付いていました。まだ色の浅い木もありましたけどね、この日の真如堂としては良いコンディションのエリアだったと思います。

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それにしても、カメラ女子と言うのですか、一眼レフを持った女性が増えましたね。以前は珍しい存在でしたが、今はもう全然違和感も無くなりました。むしろ、男性よりも颯爽としている方の方が多いような気もしますね。当ブログの左にリンクしてあるサイトの中にもそういう方が何人も居られて、女性目線で捉えた素敵な写真を沢山アップされています。そんな写真が日々更新されて行くのを見るのが何よりの楽しみです。

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さて、こちらは本堂の南側です。ここのもみじが今ひとつなのですね。色付くのが早い木と遅い木が混在しており、中には色付く前に葉が縮れている木もあったりして、どうにも美しくないのです。

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個々に見ると綺麗な木もあるのですよね。この木などは最高潮に近い色付きでした。

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でも、近づくと葉が縮れているのに気付いたりします。今年は14日に訪れた時までは出来の良い紅葉だと思っていたのですが、その後状態は悪くなってしまった様ですね。無暗に雨が降ったり、暖かい日が続いたと思うと急に冷え込んだりしたせいでしょうか。もみじもきっと、とまどっている事でしょう。

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弁天池の周辺も比較的綺麗に色付いていました。特にこの木は最高潮の一歩手前といったところでしたね。これ位の木が境内の至る所にあるというのが真如堂の真骨頂なのでしょうけど、なかなかそんな年には出会う事が出来ません。でも、思い返せば去年がそうだったな。

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真如堂でも、人のあまり来ない場所があります。その一つが新長谷寺のあたりですね。まだ色付き半ばという感じでしたが、誰も居ない静かな御堂がもみじに彩られ、とても良い風情が漂っていましたよ。

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三重塔の南側も、意外と人は少ないですね。塔の東側は人気スポットなのですが、すぐ近くのこの場所まで来る人はごく少ないです。ただ、この黄色いもみじも縮れた葉が沢山混じっており、美観を損ねていたのが残念でした。

真如堂は全体として盛りを過ぎた頃でしょう。まだ本堂の南側と裏側、それに参道が残っていると思われるのでそれなりの紅葉とは出会えるでしょうけど、息を飲む様な景色は無理かも知れません。それでも、人の少なくなった境内で、静かに紅葉を楽しむのも良い趣向と言えるかも知れませんね。

2009年11月25日 (水)

京都紅葉事情2009 ~洛東 永観堂 11.21~

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平成21年11月21日の永観堂です。ここを紅葉の時期に訪れたのは初めてですが、期待に違わぬ素晴らしい景色を見せてくれました。

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何しろ初めてなので、どこが見所になるのかは判っていません。とりあえず目に付いたところでシャッターを切ってきましたが、至る所で色付いており、写真の枚数ばかりが増えてしまいましたね。

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それぐらいこの日は盛りだったという事です。実際、今年回った中では最も華やかな場所でした。ここは東福寺にも引けを取らない名所ですね。

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一つには、雨の影響が最小限で済んだという事もあるでしょう。ここは上手い具合に、雨と雨の間に盛りが入った様です。この点、隣の南禅寺などは雨のせいで、かなり見劣りがする様になっていましたからね。

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今年は雨でダメージを受けた場所は多くて、天授庵、圓光寺、真如堂、詩仙堂など早くに色付き始めた所は、軒並み見頃の景観を損なっています。確認していませんが、東福寺もかなりやられたのではないかな。

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たぶん、昨日の雨でこの永観堂のもみじもかなり散ってしまった事でしょう。何で、今年はこんなに雨が多いのでしょうね。

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そんな中で、こうした盛りのもみじと出会えたのはかなり幸運だと言えそうです。3連休のうち2日は晴れたのも良かったですね。少しでも多くの人に紅葉を楽しんで貰えたのではないでしょうか。

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この日、永観堂で一番人気だったのがこのエリアでした。銀杏の落ち葉が何とも美しく、大勢の人がカメラを向けていましたよ。

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この時期の永観堂の拝観料は1000円と高く、これまで敬遠してきた理由です。まあしかし、これだけ綺麗だったら許せるというものでしょうか。でも、2度目は微妙ですね。

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それに手放しで褒められるかと言うとそうでもなく、冒頭の多宝塔の写真を撮る時に手前に来るもみじが酷い状態であり、なかなか絵にならなくて困りました。残念ではありますが、全ての木が万全という事はなかなか無いという事なのでしょう。

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永観堂は、多分盛りを過ぎたと思われます。でもこれだけの場所ですから、まだ見頃は保っているかも知れません。ここなら散りもみじも相当なものだと思いますよ。

2009年11月24日 (火)

京都紅葉事情2009 ~洛東 南禅寺境内 11.21~

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平成21年11月21日の南禅寺境内です。この日は全体として最盛期が過ぎた感じがしましたが、水路閣周辺など場所によってはこれからというところもありました。

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三門から法堂方面を見た景色です。ほぼ盛りの木がある一方で、右手のもみじなどはほとんど散ってしまっています。この日はこんな具合に見頃と見頃終盤が入り交じったエリアでした。

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そのさらに右手のエリアで、朝日に照らされたもみじです。南禅寺の一番の見所は、この朝日に透かして見る紅葉だという人も居るくらいで、確かにこの境内ならではの景色ですね。

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法堂前も南側は綺麗に色付いていました。反対に北側は早くに色付いていた部分であり、既に終わっていましたね。雨が無ければもう少し綺麗な葉が残っていたでしょうに、惜しい部分です。

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水路閣周辺は見頃が始まったところでした。まだ色付きは浅く、今週半ばから末頃が見頃ではないでしょうか。

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ただ、また今夜から明日に掛けて雨ですから、この日色付いていた葉が散ってしまうかも知れません。本当に、今年は雨が多すぎますね。

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こんな風に色付いた葉は暫く枝に残る物なのですが、今年はことごとくと言って良い程雨に散ちらされてしまいます。そのせいでいつもの年には無い端境期が出現したり、酷いところでは盛りが無い様な状態になってしまったのですよね。何とも困ったものです。

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まあ、自然相手に文句を言っても仕方が無いので、出た所勝負で楽しむより無いのでしょう。今年は全体の華やかさよりも、部分々々の美しさを楽しむ方が良いのかも知れません。

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この日の南禅寺境内では、この三門から牧護庵へ通じる通路が一番綺麗でした。少し薄暗いのですけどね、向こうに見える牧護庵のもみじとあいまって、見頃になっていましたよ。

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南禅寺境内もこの雨で、水路閣周辺を残して見頃が終わってしまうかも知れませんね。ちょっと寂しい気もしますが、連休に見頃になっていた事が救いでしょうか。大勢の人が楽しめた事は確かでしょうね。

2009年11月23日 (月)

京都紅葉事情2009 ~東山界隈 11.23~

平成21年11月23日現在の紅葉情報です。今日は清水寺を中心に東山界隈を巡ってきましたが、午前中だけと予定を決めていたので、ほとんどのところは通り過ぎただけであり、あまり詳しくは見ていません。ざっとした感想は、まだ盛りを迎えていないところが多く、見頃のところは少なかったというところですね。唯一、高台寺が見頃だった様なのですが、中には入っていないので何とも言えません。やはり、この界隈を半日で見て回るのは無理がありますね。

1.建仁寺

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やっともみじが色付き始めたところですが、まだ褐色の木がほとんどです。その中で久昌院の塀越しのもみじが綺麗に色付いていました。また、興雲庵のもみじも遠目には色付いているように見えましたね。あと、南西隅の一角で、銀杏ともみじが色付いています。

本坊の庭園は入っていないので判りませんが、外から見た限りではまだ色付いていないように思われます。多分ですけど。

2.八坂の塔

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やっと色付いてきたところです。残念ながらまだ開いていない時間だったので中には入れていないのですが、外から見た限りでは奥の方のもみじは木の半ば程がオレンジに染まり、手前の木は枝の上部がオレンジ色になっていますね。まだ木の下の部分は緑なので、境内で見るより、塔の二階に登って窓から見る方が綺麗でしょう。

3.二年坂

やっと色付いてきましたが、まだ道に出ている枝は緑のままですね。今週末くらいには見頃になっているかも知れません。

3.三年坂

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紅葉の情報ではないのですが、気が付くと電線の地中化が進み、電柱が無くなっていました。念願のすっきりとした光景が実現しましたね。これで、来年の桜の写真が楽しみになりました。

ただ、坂の上には大きな電柱が健在で、下から見上げるとかなり目立ちます。あれもなんとかして欲しいなというのは贅沢な悩みなのでしょうか。

4.清水寺

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やっと舞台から見た景色が色付き初め、ようやく見頃が開始したというところです。まだまだ物足りない色付き方で、盛りはこれからですね。今週末か、あるいは来週の半ば頃が見頃となるかも知れません。

エリア別では、仁王門の北側のもみじが綺麗に色付いています。また開山堂裏側のもみじは、雨のせいでしょうか、ボリューム感がなくなってしまいました。

成就院前の池の周辺では紅葉が進んでいますが、早くに色付いた葉は雨で散り、次の紅葉はまだ物足りないといった感じで、あまり綺麗ではありません。建物側の枝は褐色の段階ですね。また山側に見えるもみじは、褐色からオレンジ色に変わりつつあるところです。

拝観券売り場の背後のもみじは、かなり色付いています。今日一番きれいだったのがこのエリアですね。ここが色付くと、拝観前に華やかな気分になるのが嬉しいですね。

対照的に、轟門を入ったところにあるもみじは葉が縮れており、見所が無いままに終わっていました。ここだけを見て、清水寺の紅葉は終わってしまったと言っている人達も居ましたね。それだけ目立つ場所にあるという事です。

舞台から見た景色は、褐色からオレンジ色に変わりつつあるといったところで、雰囲気は出てきましたがまだ全然物足りません。子安の塔が仮屋で覆われているのも景観を損ねていますね。

奥の院の前のもみじはほんのりと色付いた程度で、まだ見頃には至っていません。また釈迦堂から阿弥陀堂のあたりは、褐色とオレンジ色が混在しており、少し雰囲気が出て来ています。

奥の院から舞台を見た景色は、褐色が主体でほんのりとオレンジ色がかっているというところです。これをライトアップで見ると、それなりに綺麗に見えるかも知れません。

奥の院から南に下がり、柵越しに見た三重塔周辺はそれなりに見応えがあります。もう少しすると最高潮に色付きそうで、光の当たり具合によっては素晴らしい景色になると思いますよ。

子安の塔から本堂を見た景色は、まだ色付き半ばで全くと言って良い程物足りません。舞台からの景色の裏返しですね。

放生池周辺は、盛り前と盛りすぎが混在しています。池越しに見る三重塔は、池の北斜面にあるもみじが、褐色、オレンジ色、緑色が混在しているため、あまり美しくありません。見頃までにはもう少しかな。ここもライトアップなら綺麗でしょうね。

5.興正寺別院

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北側の参道の紅葉は見頃を過ぎてしまいました。今は石段下のもみじが綺麗ですね。参道南側のもみじはまだ緑のままです。また、西側参道途中のもみじが見頃になっていました。

6.龍馬坂

坂の上にあるもみじは少し色付き始めた程度です。ここは来週半ば頃でしょうか。坂の南にある銀杏は色付き半ば頃でした。

7.霊山

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桜はほとんど散ってしまいましたが、石段登り口にある二本のもみじが綺麗です。

8.高台寺

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中には入っていませんが、呼び込みの人は盛んに見頃だと叫んでいました。確かに、入り口にあるもみじと八幡宮の裏手にあるもみじは見頃でしたね。それから類推するとかなり綺麗だったのではないかと推測されますが、あくまで想像の範疇です。

月真院では抹茶の接待を行っており、中に入る事が出来ます。外から見た限りでは、紅葉は少し色付いた程度の様に見えました。

岡林院では、丸い窓の右手のもみじが色付いています。

9.長楽寺

参道の紅葉の見頃は過ぎました。境内は見ていないので判りません。

10.円山公園

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奥の方は一部紅葉していますが、全体としては見頃には至っていません。池の周辺は一部見頃になっていますが、大道芸に人が群がっており、落ち着いて写真を撮る事が出来ませんでした。外人さんの歌と大道芸の叫び声が混在して、ほとんど騒音に近くなっています。別々ならともかく、同時というのはちょっと考えて欲しいですね。

2009年11月22日 (日)

京都紅葉事情2009 ~洛東・洛北・洛中 11.22~

平成21年11月22日現在の紅葉情報です。今日は真如堂から主に洛北を回ってきましたが、2時過ぎから降り出した雨のせいで、予定を早めに切り上げざるを得なくなりました。今日は上賀茂神社や神光院まで行くつもりだったのですけどね、ちょっと残念です。

1.真如堂

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見頃は続いていますが、盛りとは言い難いですね。全体の印象としては、かなり物足りない感じがします。それでも探せば綺麗なところが随所にあるのはさすがと言えますが。

まず、山門を潜ると、左手の花の木がオレンジ色に色付いています。その前のもみじも綺麗ですね。そして、三重塔手前に見える銀杏の黄色が印象的です。

参道は左手中程の木が色付いてきたのでそれなりの雰囲気がありますが、右手の方は緑が勝っているのでまだ物足り無いですね。階段上で14日に色付いていた木はすっかり散っています。

おかしくなってしまったのが三重塔下のもみじで、一本は既に散り果て、もう一本は葉が縮れて無惨な姿になっています。14日までは順調に見えたのですが、どうした事でしょうね。他にも縮れた葉の木は目立ち、この間までの順調さが嘘の様です。冷たい雨が続いた影響でしょうか。

一番大きな花の木は、大半の葉を散らしてしまいましたが、まだ綺麗な葉は少し残っており、彩りにはなっています。その南側の木は枝先に多く葉を残しており、塔と絡めた写真を撮る事が出来ます。本堂前の木はオレンジ色に染まっており、とても綺麗でした。

もみじでは、本堂左の木が綺麗に色付いています。最高潮とまでは言えないものの、今が盛りと言っても良いでしょう。 本堂北側のもみじもそれなりに色付いています。本堂南側では縮れた葉の木が目立ち、今ひとつの状況ですね。ただ何本かの木は綺麗に色付いています。

本堂裏側でも色付き始めました。まだ緑が勝っていますが、北側の木からオレンジ色に変わってきています。ただし、ここでも縮れた葉が目立ち、美観を損ねていますね。南の外れでは、赤く色付いた木もありました。

まだ本堂裏手の木は残っていますが、真如堂らしい盛りが無いままに推移しそうな気配です。やはり何度も降った雨の影響が顕著だった様ですね。その後、無暗に冷え込んだのも悪かったのかなあ。期待が大きかっただけに、ちょっと残念です。

2.金福寺

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芭蕉堂付近のもみじが色付き始めました。一方、西側のもみじはかなり散ってしまい、寂しくなって来ています。今日現在はちょっとした端境期という感じで、見頃とは言い難いですね。もう少しすると、芭蕉堂付近が綺麗になって来るものと思われます。

PS.今日の猫はあまりに大勢の人に構われすぎたのでしょうか、機嫌が悪かったです。私とは遊んでくれませんでした。

3.鷺森神社

やっと色付き始めたところです。14日には緑一色だったのですが、一部でパステルカラー、一部で褐色になってきました。ただ、ここでも縮れた葉の木が目立ちます。

4.赤山禅院

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参道しか見ていませんが、ほぼ見頃と言っても良いでしょう。ただここも雨の影響か、上部の葉が寂しくなっています。早くに色付いた木では散り果てになってしまった木もある様ですね。まだ緑の木もあり、全体としてはやや物足りない感じもします。

本当に、今年は雨に泣かされますね。

5.三明院

Sanmyouin091122

多宝塔南側のもみじが綺麗です。階段から多宝塔が透けて見えるのですが、なかなか見事ですよ。ただ、他の木は縮れた葉が目立つものが多く、全体としては華やかさに欠けます。

6.蓮華寺

Rengeji0911221

山門近くの見頃が始まりました。銀杏の葉が散り、とても綺麗な絨毯になっていましたよ。まだ色付きはごく浅く、見頃は来週半ば以降でしょうか。また、本堂裏手のもみじも少しづつ色付いています。一本の木がオレンジ色になっていますが、葉が縮れてしまっており、あまり美しくはありませんね。ここは来週末かそれ以降かな。

池の周辺は一本の木が少し色付いていました。ここは毎年一番最後に色付くので、見頃は12月初めになるかも知れません。

7.廬山寺

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庭園南側の木がオレンジ色に染まっています。なかなか綺麗ではあるのですが、ここからさらに赤く、あるいは黄色に染まるのかは未知数です。東側のもみじは散り果てでした。

境内南西側のもみじもオレンジ色に染まっています。道を隔ててある銀杏が黄色く色付き、両方を合わせてみるとなかなかのものでしたよ。

あと、玄関脇のもみじも赤く色付いています。

なお、廬山寺では特別公開を行っており、拝観料が800円になっています。ちょっと高いですが、普段は見る事が出来ない元三大師の像や鬼大師像、不動明王像を間近に見る事が出来ます。私的には、これだけでも満足ですね。その他寺宝の数々も展示されており、見応えはありますよ。詳細はこちらまで。

2009年11月21日 (土)

京都紅葉事情2009 ~南禅寺界隈・京都府立植物園  11.21~

平成21年11月21日現在の紅葉情報です。今日は南禅寺界隈を中心に回ってきましたが、概ね見頃を保っているところが多かったです。人出もかなりのものでしたがまだ歩いていても余裕が感じられ、多分明日の方が多いだろうなという気がします。

1.南禅寺境内

Nanzenji0911211

全体として最盛期は過ぎてしまった感じはしますが、まだ見頃は保っていました。多分、18日か19日辺りが最高潮だった事でしょうね。

三門の西側の参道ではやや見頃過ぎ、三門東側の参道では見頃から見頃終盤といったところでしょうか。朝日を透かしたもみじが綺麗でしたよ。

三門北側では、14日に見事だったもみじは既に散っていましたが、そこから牧護庵へと通じる通路は程よく色付き、見応えがありました。その牧護庵も見頃を保っています。

法堂裏の北側の銀杏と大もみじは散り果てとなっていましたが、北側の銀杏はまだ葉を残しており、ぎりぎり見頃を保っていました。北西のもみじは散り果てです。僧堂沿いも盛りを過ぎていました。

水路閣周辺で見頃が始まっています。ですが、全体にまだ少し色付きが浅い感じで、もうワンランクグレードアップがありそうな感じですね。

2.南禅院

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ここも盛りを少し過ぎた感じですが、まだ見頃を保っていました。縮れた葉が目立ち、やや美観を損なっていますが、池を巡っている間にまだ綺麗な部分を探す事は出来ます。緑の葉も残ってはいますが、今が最後の見頃でしょうね。

3.南禅寺本坊

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方丈庭園のもみじは今が見頃です。まだオレンジ色が強いので、もう少し先があるのかな。

方丈と龍淵閣を繋ぐ廊下沿いの庭では、中央の庭のもみじは既に散っていますが、一番奥の庭のもみじが綺麗に染まっており、見頃となっています。

4.永観堂

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ここは今が盛りと言って良いでしょう。ここの紅葉の特性は良く判っていないのですが、御堂の周辺及び放生池の周辺のどこを取ってもほぼ見頃と言って良いと思います。人出も多かったですが、身動きが取れないという様な場所はなかったです。

今日の一番人気は庭園の北西にある銀杏の落ち葉で、黄色い絨毯ともみじのコラボレーションが見事でしたよ。

拝観料は1000円と高いですが、紅葉の素晴らしさは折り紙付きで、明日行く場所に迷っているのであればここをお薦めします。

5.京都府立植物園

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なからぎの森南東部、いわゆる紅葉銀座のもみじが見頃となってきました。特に四阿の西側のもみじか真っ赤に色付いています。西部のもみじも2本が色付いており、かなり綺麗です。

ここは樹種が多いので、もみじ以外にも様々な木が色付いています。その中で主なものを紹介しましょう。

フウの木は上部が赤く色付いていますが、全体としては色付き半ばといった感じです。見頃は来週末になりそうかな。

大芝生地北東のヌマスギの紅葉が見事です。この木は光の当たり具合で色が違って見え、半逆光で見た時が一番綺麗でした。

今が盛りなのは銀杏でしょうか。園内のそこかしかにありますが、綺麗な色を見せてくれていますよ。

正門前のケヤキ並木は、かなり葉が散っていますが、依然として見頃を保っています。なかなか良い雰囲気がありましたよ。

2009年11月20日 (金)

京都紅葉事情2009 ~洛東 清水寺 11.15~

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平成21年11月15日の清水寺です。この日はまだほとんどのもみじが緑のままで、見頃までにはまだ時間が掛かりそうといったところでした。その後一週間近く経ちますが、冷たい雨を伴った冷え込みによって、どこまで進んだのか気掛かりなところです。

清水寺は広大な境内を有しており、各ポイントごとに紅葉の時期が違っています。最も早いのが放生池の周辺で、特に南側のエリアは早いですね。この日もこのポイントに限っては結構見頃になっていました。ただ、舞台上からはあまり見えないのと、この池の縁を通って帰る人は多くても、その南側にまで足を運ぶ人は少ないので、あまり注目される事が無いのが残念なところです。

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もう一つ早いポイントは鎮守堂の裏手にあるもみじで、これはオレンジ色に染まっていました。ただ、ここもあまり人が来ない場所なのですね。また、成就院の前にある池の周囲も、部分的には早く色付く場所です。この写真の木が毎年いち早く色付くのですが、この日はこんな状態でした。

ここは池面より成就院側の方が先に色付くのが特徴で、さらには玄関付近から東の山中を見た時に素敵な紅葉があるのに気付く場所です。ここを知っている人は少ないだろうなあ。

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その成就院から弁天堂にかけても、比較的早く色付くエリアですね。この日は何本かの木がパステルカラーに染まり、中でもこの木は枝先だけですが赤く色付き、白壁との対比が綺麗でした。

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錦雲渓の西のエリアもまた、早くに色付きます。この日はこんな具合にパステルカラーに染まり、それなりに綺麗でしたよ。

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11月15日現在では、こんな具合にかなりコアな部分を探さなければ紅葉とは出会えないといった状況でした。そんな中で舞台の上からも目立っていたのがこの木でした。ハゼノキで良いのかな、なんだか違う様な気もするのですが。もしかしたら、ランシンボクかも知れません。

同じ種類の木は境内に何本かあり、冒頭の写真でも写っていますね。とても美しいオレンジ色で、緑一色の中でとても印象的な色彩でした。この木もその後に降った雨のせいで、きっと葉を散らした事でしょうね。

清水寺も連休中に一度は訪れたいと思っています。ただし、凄い人混みになるでしょうね。

2009年11月19日 (木)

京都紅葉事情2009 ~洛東 知恩院 11.15~

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平成21年11月15日の知恩院です。この時期の境内を彩るのは桜と銀杏の紅(黄)葉なのですが、桜は寂しくなつたもののまだ葉を保ち、2本の銀杏のうち鐘楼近くにある木は遠目にはまだ盛りが続いている様に見えました。

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ただ、多宝塔の横にある銀杏は雨のせいで大量に葉を落としており、すっかり寂しい姿となっていました。その代わり、根元はご覧のように一面の黄色い絨毯と化しています。

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今の知恩院の紅葉のメインは友禅苑でしょう。池を中心によく手入れされた庭園で、もみじも多く、外から見た分には綺麗に色付いている様でした。ただ、時間がなかったので中には入っておらず、正確な状況は判りません。

外回りでは、三門の北側にある駐車場にあるこの木が、半ばですが綺麗に色付いていました。

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こちらは黒門前にあるトウカエデですね。この木も良く色付いていたのですが、先日の雨で散ってしまったかも知れません。

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そして、長く閉じられていた黒門が数年ぶりに開放されていました。私は気付いていなかったのですが、10月1日から開いていた様ですね。なんだか懐かしかったので中に入ってみたのですが、一部が改修されていて、ますます城郭じみた構えになっていました。

知恩院の紅葉と言えば、以前はこのあたりのもみじの事を指していたのですが、黒門の閉鎖によって忘れられた様になっていました。どんな具合かと見てきたのですが、この日はまだ緑のままでしたね。この様子だと暫く時間が掛かりそうなので、11月の末か12月の初め頃にもう一度訪れてみたいと思っています。

2009年11月18日 (水)

京都紅葉事情2009 ~洛北 圓光寺 11.14~

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平成21年11月14日の圓光寺です。この日は本堂縁側近くの紅葉が進み、見頃となっていました。

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その一方で、庭園全体としては少し寂しい感じになっています。本来なら、もっと華やかな感じになっているはずだったのですが、どう見ても今ひとつですね。

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その原因は雨でした。この日も前日の夜から朝の9時過ぎ頃まで降っていたのですが、せっかく色付いた葉を落としてしまったのです。散り紅葉は、それはそれで綺麗なのですが、もう少し後からでも良いですよね。

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救いはまだこれからの葉が沢山ある事で、雨のせいで一度に終わってしまうという事態には至りません。ただ、寿命が短い事も確かで、この葉も昨日降った雨で落ちてしまったんじゃないかしらん?

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雨の影響は早くに色付いたところ程顕著で、この圓光寺などはかなり損をしています。盛りと言える時期が無くなったとまでは言いませんが、それに近い状況ですね。これからもまだ見頃は続くと思いますが、まばらな印象は拭えないかも知れません。

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この日は山門や駐車場にある櫨の黄葉が最高潮になっていました。折からの西日を受けて、綺麗に輝いていましたよ。今年はこの櫨の仲間の紅葉が特に美しいという気がしています。

2009年11月17日 (火)

京都紅葉事情2009 ~洛東 南禅寺 11.14~

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平成21年11月14日の南禅寺です。この日は三門周辺でも色付き始め、ようやく見頃開始と言えるまでになってきました。

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今年の紅葉は概して発色が良く、綺麗だなと感じる事が多いです。その反面、今日も降っていますが雨が多くて綺麗に色付いた葉を散らせてしまうので、見頃がいつなのか判らなくなってしまうという面もあります。ですから、紅葉の評価や見頃の予想はとても難しくなっていますね。

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例えば、法堂の西北にあるこのもみじはとても良い感じで紅葉しており、間もなく盛りを迎えそうな感じでした。でも今日の雨でせっかく赤くなった葉を散らし、ボリューム感を無くしてしまったのではないかと危惧しています。そういう木が今年は多いのですよねえ。

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この日1番の盛りだったのは、僧堂の西の外れにあるこのもみじでした。少し西に傾いた日を受けて輝いていた事もありますが、1シーズンに1日かせいぜい2日しかないという最高潮の紅葉に出会えるのは、とても幸運な事だと思います。


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南禅寺は今週の半ば頃に見頃になると思っていたのですが、今日の雨で判らなくなってしまいました。この日盛りだったこのイチョウの様な木は葉を散らしたでしょうし、次の紅葉がどの程度進んだか見当が付かないからです。雨が無ければ、間違いなく豪華で綺麗な景色が見られた事でしょうけどね。

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でも境内は広いですし、どこかしら見所はあるものですから、そう悲観する程でも無いという気もします。三門前のもみじはこの程度でしたから、丁度見頃になりつある頃でしょう。そこから推し量って、見頃は連休頃になりそうと言ったら、少し無責任かな。

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水路閣近くは、まだ見頃には至っていませんでした。その中で、いつも気にしているのがこの小さなもみじで、水路閣と絡めて撮る事が出来ます。この日は程よく色付いてくれており、まずまずの絵になってくれました。

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水路閣周辺が色付くのは、連休明けくらいかなという気がしています。この日でこんな感じでしたからね。でも、一気に進んでいるかも知れず、連休中に一度訪れて確かめてきたいと思っています。

2009年11月16日 (月)

京都紅葉事情2009 ~真如堂 11.14~

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平成21年11月14日現在の真如堂です。この日は三重塔周辺を中心に紅葉が進み、見頃が始まったと言える状況になっていました。

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去年よりもおおよそ一週間程度早い感じですね。参道では登りきったところにある木が最も美しく、この日の白眉でした。右手の木は、この角度から見るとまだ緑に見えますね。

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反対側から見るとこんな感じで、同じもみじでも綺麗に染まって見えるでしょう?花の木は上の方が散ってしまって寂しい姿になっていますが、残っている葉が美しく染まっており、これはこれで秋の風情がありました。

なお、中央に建っているのはお十夜のための柱で、この白い紐が御本尊の手に繋がっており、参道を歩く時にこの紐を触りながら行くと、ご利益があるとされています。このお十夜は15日が結願の日であるため、今行ってもこの柱やテントはありません。

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本堂の裏手は紅葉が始まるのが遅く、まだ数本の木が色付いている程度で、ほとんどは緑基調です。その北東部の一角が整備されて灯籠が置かれたのですが、とても良い雰囲気の場所になりましたね。本堂の裏手にしては珍しい早手のもみじが散り紅葉となり、良い彩りとなっていました。ここはこれから絶好の撮影ポイントとなるに違いありません。

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真如堂の紅葉は、もみじばかりではありません。この木は鐘楼の近くにある大モクゲンジで、9月の中頃には黄色い花を咲かせていました。今は、その花の色そっくりに、木全体が染まっていますね。

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こちらは、三重塔の南にある櫨ですね。この木も見事な色に染まっています。境内の隅にあるためか、ほとんどの人が気付いていない様子なのが残念でした。

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これは覚円院のもみじです。向井去来の寺として知られますが、このもみじもななかのものですね。門前には比翼連理の枝があるもみじがあるのですが、その木も綺麗に染まっていました。この日一番綺麗だったのがこのエリアで、真如堂で一番早く見頃になるのは、むしろここなのかも知れないですね。

真如堂が最高潮を迎えるのは三重塔周辺を中心に今週半ばから末頃、そしてポイントを変えながら連休明けの週まで見頃は続くものと思われます。

2009年11月15日 (日)

京都紅葉事情2009 ~洛東 11.15~

平成21年11月15日現在の紅葉状況です。

1.養源院

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参道で2本のもみじが色付いている外は、ほとんど緑と言って良い状況です。今は桜の紅葉が綺麗ですね。

ここは昨年並みの進行で、連休の頃に今色付いている木が見頃を迎え、その次の週からようやく本格的な見頃が始まるものと思われます。ちなみに奥手の去年の見頃は12月5日頃でした。

2.智積院

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参道左手の木々が色付いてきました。まだ右手の列のもみじが緑なので物足りませんが、かなり雰囲気が出ています。

金堂前のおおもみじが綺麗に色付いています。ただ、上の枝の方の葉はかなり散ってしまっている様です。やはり雨の影響でしょうか。

他にもそこかしこでもみじが色付いており、見頃開始と言っても良いのでしょう。榎木(あるいは椋か)の様な高木も色付いており、なかなか見応えがある様になって来ています。

まだ緑の木も多いので最盛期と言うには少し早いのですが、これから連休にかけてさらに色付いて行く事でしょう。

3.妙法院

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(妙法院 庫裏前)

公開部分にはあまり樹木はなく、紅葉の名所とは言い難いのですが、それでも綺麗な紅葉を見る事が出来ます。特に庫裏の前にある一本のもみじが最高潮に色付いており、とても綺麗でしたよ。

4.清水寺

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全体として色付き始めたばかりといった感じで、見頃はまだ先ですね。中心部で最も早く色付くのは三重塔の下にあるもみじなのですが、そこでも何本かの木の枝先が色付いた程度です。後は推して知るべしで、数本の木を除いてほとんど緑基調です。そんな中で、西南隅の茶店のあるあたりのもみじは綺麗に色付いていました。

もみじ以外ではたぶん櫨と思われる木が、綺麗なオレンジ色に染まっています。今の境内では一番存在感があったかな。

ここは、明日から始まる冷え込みに期待したいところですね。それ次第で、連休の頃に見頃になるかが決まって来ると思われます。ちなみに去年の最盛期は12月の初め頃でした。

5.興正寺別院

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参道北側の列のもみじが色付いてきました。まだ盛りとは言えませんが、見頃開始とは言えます。特に参道中程にある1本のもみじが綺麗でしたよ。ここはこれから連休にかけてが見頃になるものと思われます。

6.八坂の塔

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まだ枝先の一部がほんのりと色付いた程度です。見頃はまだ先ですね。ここも、明日からの冷え込みに期待ですね。今は西側にある桜と榎木(またはケヤキ?)が綺麗です。

また、文之助茶屋にある柿の実が色付いており、白壁に映えて綺麗でしたよ。

7.八坂神社

本殿西北のもみじが一部色付いている外は、まだ緑のままですね。今は南楼門前の桜の紅葉が綺麗です。ここも毎年見頃になるのは遅いですね。

8.円山公園

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枝垂れ桜西側の桜の紅葉が綺麗です。また、通路を隔てて北側にある銀杏が綺麗に色付いていました。

池の周辺では、9日に見頃だったもみじが盛りを過ぎてしまい、かなり色褪せてしまいました。次のもみじはまだ色付いておらず、ちょっとした端境期の様になっています。ただ、東山の裾野に向けて銀杏や雑木の高木の黄葉が遠望出来るため、眺めとしてはそう悪くはありません。

9.知恩院

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いつの間にか黒門が開放されていました。まだ工事中であり一時的な措置と思われますが、なんだか懐かしいので門を潜ってきました。

この門を潜ったところに一本と、登りきったところにある北門の前に数本のもみじが植わっており、以前は知恩院の紅葉と言えばこのあたりの事を指していました。今日はまったくの緑基調と言って良く、明日からの冷え込みでどこまで進むか、ですね。

一方、多宝塔横の大銀杏は、大半の葉を落としてしまいました。たぶん雨のせいなのでしょうけど、ちょっと寂しい姿になっています。その代わりに、銀杏の根元は黄色い絨毯になっていました。

三門前の桜の紅葉は見事です。また、その北側では白壁から色付いたもみじが見えて、なかなか綺麗でしたよ。さらに、黒門前のトウカエデがオレンジに色付いていました。

2009年11月14日 (土)

京都紅葉事情2009 ~洛東・洛北 11.14~

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(真如堂 三重塔前)

平成21年11月14日現在の紅葉状況です。今日は洛東から洛北に掛けて巡ってきましたが、かなりの場所で見頃を迎えていました。今年は早いとは言ってきましたが、実際に盛りの紅葉を目の当たりにして、その進行の早さに改めて驚いている次第です。

また、この一週間の間に断続的にやや強い雨が降ったのですが、その影響は大きく、早くに色付いた葉を大量に散らせています。このせいでボリューム感が無くなった木も多く、進行が早くなっている様に見える要因の一つになっています。

1.真如堂

三重塔周辺を中心に見頃が始まりました。まず、参道はまだ緑の木が多くて物足りない景色です。参道を登り切ったところにある左右のもみじの色付きが素晴らしく、特に左側の木が綺麗でした。右側の塔の下のもみじはまだオレンジ色が強く、かつ緑の葉が残っているので盛りと言うにはまだ少し早いようです。

花の木は雨のせいで上部の葉が落ちてしまいました。ちょっと寂しい姿になっていますが、残っている葉は赤や黄色に染まっており、まだそれなりに綺麗です。

本堂南側は、盛りの木とこれからの木が混在しており、全体としての華やかさには欠けています。真っ赤に色付いている木の発色は綺麗ですね。ここでも、先行していたもみじや花の木の葉は、ほとんど散ってしまっていました。

本堂裏側では、一部の木がパステルカラーに染まっていますが、大勢としては緑のままです。この続きの北東のエリアでは一部改修が行われ、灯籠が移設されて来ました。丁度灯籠の上では、本堂の裏手にしては早いもみじが色付いており、なかなか絵になっていましたよ。真如堂における新しいポイントですね。

弁天池周辺でも結構色付いています。でも何でかな、私的には絵にしにくい紅葉の仕方でした。色そのものは綺麗ですよ。

今日特に綺麗だったのが塔頭の覚円院のあるエリアで、通路沿いのもみじ、それに覚円院境内のもみじが見事に色付いていました。

その他、鐘楼近くにある大モクゲンジが綺麗な黄色に染まっています。また、銀杏の木もかなり黄色く染まってきました。さらには櫨の木もオレンジ色に染まっていましたよ。

真如堂は、見頃になったとは言えまだ最盛期には至っておらず、来週半ばごろが最も綺麗になりそうな気配です。本堂の裏側は連休明け頃かな。

なお、明日はお十夜が行われるので、相当に混雑しそうです。

2.天授庵

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(天授庵 書院前庭園)

方丈前庭園は、北半分の盛りが過ぎてしまいました。やはり先週末が見頃だった様ですが、ここも今週続いた雨に祟られたと言えそうです。とは言っても南側から少し離れて見ると依然として綺麗で、見頃は続いています。南半分はオレンジ色と緑が混在している状態で、来週半ば頃が見頃になりそうです。

南庭もかなり色付いてきました。ここも見頃が始まったと言って良いのでしょうけど、まだ盛りとまでは行っていません。やはり来週半ば頃が見頃なのではないでしょうか。

3.南禅寺境内

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(南禅寺三門北側のもみじ)

やっと三門周辺でも色付き初め、見頃開始と言えます。

まず、法堂裏の銀杏は綺麗に色付いていますが、隣のおおもみじは大量に落ち葉を落としており、ボリューム感に欠けています。これも雨の影響ですね。その変わり、木の下は落ち葉の絨毯となっており、もみじの赤と銀杏の黄色が混じって、とても綺麗ですよ。

三門周辺では、北側のもみじが真っ赤に染まり、存在感を示しています。三門の西と東でも染まってきていますが、まだ少し色付きが浅いですね。

水路閣周辺ではまだ緑の木が多いです。その中で何本かの木が綺麗に色付いているので、雰囲気はありますね。

本坊は、外から見た限りでは褐色が主体であり、まだ見頃には至っていない様です。

僧坊沿いの通路は今が旬と言って良いでしょう。特に西の外れにあるもみじが、まさに最高潮に色付いていました。

南禅寺もまだ盛りには至っておらず、もう一段のグレードアップがありそうです。ここも来週の半ば頃が一番の見頃になるかも知れません。本坊はその後かな。

4.詩仙堂

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こはもう少し遅いかと思っていましたが、なんと見頃になっていました。座敷から見る景色こそ物足りなくはありますが、ほとんどの木は赤く染まり、一部は既に散り始めています。これも雨のせいでしょうね。

ただ、去年に比べると今年の紅葉は少し落ちますね。他の場所では今年の紅葉は綺麗だという印象を受けているのですが、ここに限っては去年の方が綺麗だった様に思います。

そうは言いながらも、西の庭では綺麗に色付いたもみじがあり、拝観者の人気を集めていました。

詩仙堂もまた、来週の半ば頃に盛りを迎えそうな気配です。

5.圓光寺

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本堂近くのもみじが盛りを迎えつつあるところです。一方、庭園の中程の木は落葉が激しく、散りもみじとなっていました。ここでも雨の影響が顕著ですね。庭園の奥の方では、まだ緑の木が残っていました。

また、山門を潜って左側にある櫨とおぼしき木がオレンジ色に染まり、とても綺麗でしたよ。

なお、以前にも書いていますが、今年はライトアップは行われません。その理由を聞いてみたのですが、木が弱り加減にあるため、今年はストレスの掛かるライトアップは取りやめたとの事でした。木もまた8時間労働にしてあげるのだそうですよ。

6.鷺森神社

ここは相変わらず進行が遅いですね。本殿西側にある細いもみじが唯一赤く色付いているほかは、数本がパステルカラーに染まり掛けているくらいで、境内全体としては寂しい状態が続いています。ただ、銀杏はとても綺麗で、根元には黄色い絨毯が出来ていました。

7.赤山禅院

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参道は淡くパステルカラーに染まっており、見頃開始と言えます。境内に入ると、下の拝殿周辺ではかなり色付いていますが、石段の上の方では緑のままです。

参道は来週半ば頃、境内はそれ以降に最高潮を迎えそうな気配でした。

京都・洛東 秋色~石塀小路~

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高台寺公園の桜が綺麗に染まっていたので、石塀小路と絡めて撮ろうとカメラを構えていました。するとそこに上手い具合に三人の綺麗所が現れます。これはチャンスと、前を通り過ぎるのを待ちますが。

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彼女たちは大人気なのですね。観光客に次々とモデルになってくれと頼まれて、ちょっとした撮影会の様です。容易な事では来て欲しいポイントまではたどり着きません。

待つ事10分程、やっとフリーになって石塀小路の入り口まで来てくれました。もう少し日の当たる場所に来て欲しかったのですけどね、贅沢は言ってられないでしょう。

石塀小路の桜の紅葉と舞妓さん。とても京都らしい風情でしたよ。

2009年11月13日 (金)

京都紅葉事情2009 ~洛東 高台寺 11.9~

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平成21年11月9日の高台寺です。この日の紅葉はまだ物足りないものの、次第に見頃となりつつあるところでした。

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遠目には結構色付いて見えるので、見頃開始と言っても良いのかも知れません。ただ、池の周辺や傘亭のあたりではまだ緑のままで、盛りとまでは言えませんでした。

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塀際でオレンジ色に染まっていたもみじです。この木は帰り道でも見る事が出来ますよ。

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今年の紅葉はどこも発色が良いですね。このまま終盤まで行ってくれれば良いのですが、どうなるでしょうね?

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まだこの庭の特性を掴み切れていないのですが、この茶室周辺の紅葉は比較的遅いのかも知れませんね。ここが綺麗に染まると、さぞかし絵になる事でしょうね。

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先ほどのオレンジ色のもみじを外から見たところです。紅葉半ばの姿ではありますが、それでも綺麗ですよね。今頃は真っ赤に染まっている頃でしょうか。

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こちらは、高台寺の境内から少し離れたところにある山門の前です。ここではトウカエデの一枝が見事に染まっていました。まだこの枝だけなのですけどね、周辺にはトウカエデが何本が植わっており、毎年綺麗な色彩を見せてくれています。少し遅めですが、混雑とは無縁の場所ですので、心逝くまで楽しめますよ。

高台寺はこの週末から来週半ばにかけてが見頃になると思われます。連休の頃でも綺麗な場所は残っていると思いますよ、たぶんですけど。


2009年11月12日 (木)

京都紅葉事情2009 ~洛北 大徳寺塔頭 高桐院 11.8~

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平成21年11月8日の高桐院です。この日はまだ最高潮には至っていませんでしたが、良い感じで染まってきており、見頃となりつつあるところでした。

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客殿前の庭はこんな感じです。正面から見るとかなり物足りないのですが、こうして側面から見るとまずまずの紅葉に見えました。それは右上の黄葉が見えるからで、縁側からでは陰になる部分です。

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西側の庭では、綺麗に色付いた木が何本かありました。中でも目立っていたのがこのもみじですね。

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目立つと言えば、玄関を入ってすぐに目に入るこのもみじも、なかなかの発色でした。場所が場所だけに、これから先の展開に期待を持たせてくれる存在です。

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西の庭では、まだ緑の木や色付きの浅い木も多く見られ、少し物足りなくはあります。でも、日に透かせた葉の色は綺麗でしたよ。

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青空バックのもみじです。とっても綺麗な色彩ですね。

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茶室「松向軒」の前では、ドウダンツツジが色付きつつありました。まだ褐色からオレンジ色に変わったところでしたが、日の光に透かしてみると、とても綺麗でしたよ。

高桐院は、庭園の見頃が今週末から来週半ばにかけて、参道は連休からその次の週にかけてになると思われます。参道は散り紅葉も綺麗だし、暫くはポイントを変えながらの見頃が続きそうですね。

2009年11月11日 (水)

京都紅葉事情2009 ~洛東 智積院 11.7~

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平成21年11月7日の智積院です。この日の紅葉はまだ見頃と言うには早かったのですが、本堂前の大もみじがオレンジ色に染まり、間もなく迎えるであろう盛りの日を彷彿とさせてくれました。

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同じもみじを順光側から見たところです。なかなか綺麗なオレンジ色でしょう?西日に照らされているので実際よりも綺麗に見えており、本当はもう少し褐色掛かっていました。今頃は赤く変わり始めている頃でしょうか。

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この日、一番きれいだったのは、参道右側にあったこのもみじですね。ご覧のようにとても良い色に染まっていました。

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こちらは明王堂の前にある梅の木ですね。参道沿いの梅はほぼ散っていましたが、この木は赤く染まったまま残っていました。

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最近整備された庭園では、何本かの木が赤く染まっていましたよ。まだ全体としては緑基調でしたが、来週から冷え込むとの事ですし、連休の頃には最高潮を迎えているかも知れません。楽しみですね。

2009年11月10日 (火)

京都紅葉事情2009 ~洛東 東福寺 11.7~

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平成21年11月7日の東福寺です。この日の東福寺は、全体としては緑が多く盛りにはまだ暫く時間が掛かるという状況でした。しかし、場所によってはかなり見応えがあり、さすがは東福寺だけの事はあると感じました。

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この日は光明院を経て来たので、南門から入りました。そこで出迎えてくれたのがこのトウカエデで、なかなか綺麗に染まっていましたよ。

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通天橋から見た境内です。まだ少し物足りない景色ですが、光の当たり具合によってはかなり綺麗に見える事もあります。

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今の景色が、黄色とも黄土色とも取れる独特の色合いになっているのは、この通天楓が主役となっているからです。この楓はもみじに先駆けて色付き、この境内に独特の風合いをもたらす存在となっています。

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これから主役となるべきもみじは、通天橋より北側ではかなり色付いていました。まだまだ盛りには程遠いのですけどね、このもみじの様に綺麗な発色をしている木も多く見られます。

Tofukuji0911117

洗玉澗近くのもみじです。真っ赤に色付く直前ですね。こういう木が何本かあるため、卧雲橋から見た時には、かなり色付いているように見えます。

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ところが洗玉澗の下から南側一帯のもみじはほとんど色付いておらず、大半は緑のままです。ですので、速報では見頃開始とまでは書く事が出来ませんでした。

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それにしても、見頃かどうかの判断はとても難しく、人によって違って来ますね。パステルカラーに染まれば十分に綺麗だと言う人もいれば、非の打ち所の無い程に赤く染まらなければ承知しないという人も居ます。私の場合は、概ね3分程度まで染まれば見頃開始と表現しています。大抵の人が綺麗と思える程度だと考えるからですが、これも見る人によって意見が違って来る事でしょう。

さらには基準となる場所も人によって様々で、同じ寺に行っても綺麗だと言う人も居れば、大した事はないという人が出てきます。大抵の場合境内が一度に紅葉する事は希で、部分ごとに順番に色付いて行くのですが、その人の思い入れのある場所が色付いているかどうかで評価されるからですね。

極端な話、一本の木の中のさらに一本の枝だけを見て、その年全体の紅葉を酷評した人も居り、驚かされた事があります。評価軸というのは、本当に人様々ですね。

ここではなるべく全体を見て、かつ庭の特性なども考慮しながら、出来る限り正確な表現をする様に心がけています。それでも、あくまで私の評価軸に沿ったものに過ぎないので、違和感を持たれる方も出てくる事でしょう。

ですので、お出かけになる際にはなるべく多くの最新の情報集めた上で、各自で判断して下さる様お願いします。その方がより正確で、かつ楽しいプランが出来上がりますよ、きっと。

2009年11月 9日 (月)

京都紅葉事情2009 ~洛東 東山界隈 11.9~

平成21年11月9日の東山界隈の紅葉情報です。今日は所用があったので1日お休みを貰ったのですが、空き時間に東山界隈を少しだけ巡る事が出来ました。ここも場所によっては紅葉が進んでいますね。早いところでは去年よりも一週間程度は進んでいる感じです。

1.知恩院

Tionin0911091

桜の紅葉のピークが少し過ぎたところです。今は多宝塔北側、それに鐘楼手前の斜面にある大銀杏が綺麗に色付いています。もみじは、女坂沿いにある何本かの小さな木が綺麗に色付いています。また、放生池の東北にある一本が、3部程度の色付きになっています。

また友禅苑では、外から見た限りですが、かなり色付いた木が何本かあるようですよ。

2.円山公園

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池の周辺でかなり見頃になっています。橋の袂の木の半分は真っ赤に染まっており、正直ここまで色付いているとは思ってませんでした。池の南側では緑のままの木が多く、全体としてはまだ物足りないという気もしますが、11月の上旬としてはかなりのものと思います。色も綺麗ですよ。

公園の奥の方のもみじはまだ緑のままで、見頃までには時間が掛かりそうです。

また、音楽堂周辺のケヤキやイチョウが綺麗に色付いており、もみじとは違う秋の風情を感じる事が出来ますよ。

3.長楽寺

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参道のもみじがかなり色付いています。正確には大谷本廟の塀の中から枝が出ているのですが、赤や黄色に染まってなかなか綺麗でした。ただ緑の枝が混じっているので、全体としてはパステルカラーでして、写真に撮るとあまり綺麗になりません。ここは直に見る方が綺麗ですよ。ついでに、大谷本廟の太鼓楼の側にある大銀杏が綺麗に色付いていました。

長楽寺の境内は、山門から覗いた限りにおいては、まだ緑のままに見えました。

4.円徳院

外から扉越しに見ただけなのですが、座敷に一番近いもみじが赤く色付いています。もう一本別の木も色付いているようですね。対して東側の列のもみじは緑のままで、庭全体としては物足りない感じです。これをどう評価するかは人によって違うでしょうね。

5.高台寺

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昨年も同じ時期に訪れていますが、今年の方が一週間程度は進んでいる様です。つまり、全体的にはまだ物足りませんが、部分的には見頃のところもあるといったところです。特に上に掲げた写真の様に、開山堂東側のもみじが赤く色付いており、卧龍廊とのコラボレーションが絵になりますよ。

6.二年坂

まだほとんど緑のままで、見頃までには時間が掛かりそうです。

7.八坂の塔

ここも緑のままですね。ただ、西側の桜は綺麗に色付いていました。

8.建仁寺

全体として緑のままで、見頃までにはまだ遠いです。ただ、桜が色付いているのと、わずかに色付いたもみじがあるのとで、秋の風情はありますね。

2009年11月 8日 (日)

京都紅葉事情2009 ~洛北 大徳寺 11.8~

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今日は少しですが、大徳寺の紅葉情報をお届けします。ここは思っていた以上に早い進行となっています。

1.高桐院

まず、参道のもみじは淡いパステルカラーに色付いていました。上部に行く程濃く色付いているのは例年どおりですね。

次に玄関を入ってすぐのもみじが真っ赤に色付いており、素晴らしい発色をしています。

メインとなる客殿南側の庭ですが、見頃が始まっていると言っても良いでしょう。ただ、全体に色付きはまだまだ淡く、盛りと言える程にはなっていません。

西側の庭ですが、ここはかなり紅葉が進んでいます。まだ色付きが浅い木や緑のままの木があり、盛りとまでは行きませんが、見頃とは言えるでしょう。4分から5分の色付きでしょうか。

高桐院は、今すぐ行ってもそれなりの紅葉が楽しめますが、来週末あたりが最も見頃となりそうな感じです。

2.芳春院参道

芳春院の参道ももみじの多いところですが、ここもかなり紅葉が進んでいます。全体としては3分程度でしょうか。まだ緑の木や褐色の木も多く、盛りとまでは言えないものの、見頃となりつつあるところです。

ここは11月10日から一般公開が始まるとの事ですので、上手い具合に紅葉が進んでいると言えそうですね。

3.大仙院前庭園

大仙院の前にある小さな庭園でも、紅葉は進んでいます。ちょっと木陰になるので判りにくいのですが、パステルカラーになった木が多く見られましたよ。

4.正受院

山門から中を見た限りでは、まだほとんど緑でした。また門前のドウダンツツジは褐色からオレンジへと変わりつつあるところです。

5.三弦院

北塀越しに見えるもみじが色付いています。ここは非公開なのでこれくらいしか判らないのですけどね、白壁に映えてなかなか綺麗でしたよ。

6.聚光院

門前のもみじは、まだほとんど緑のままです。一部は黄色く色付きつつあったかな。ここは見頃までもう少し掛かりそうですね。

2009年11月 7日 (土)

京都紅葉事情2009 ~洛東 11.7~

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平成21年11月7日現在の紅葉情報です。今日は東福寺周辺を巡ってきましたが、昨年に比べて早い所もあれば、ほとんど同じかやや遅めの所もあるという状況です。

どうも今年の紅葉は場所によって進行がばらばらで、紅葉狩りの計画を建てるのが難しいと思える反面、紅葉のピークが前と後ろに伸びる感じで、いつ来てもどこかは見頃なのだから、考え様によってはかえって良かったのかなという気もしますね。

なお、見頃の予測はあくまで私個人の主観に基づくものなので、実際の経過とは異なる可能性があります。ですので、お出かけにあたっては必ず各自で最新の情報を確認して頂くようお願いいたします。

1.東福寺塔頭 光明院

本堂の側の一本が3分程度色付いているだけで、ほとんどの木は緑です。見頃になるのはまだ先ですね。連休の頃にピークが来れば嬉しいのですが、もう少し先にずれ込むかも知れません。山門前の木はオレンジ色になる直前の褐色です。

2.東福寺

卧雲橋から通天橋(冒頭の写真)、あるいはその反対から見た景色は、かなり色付いています。ここだけに限れば見頃開始と言いたいところなのですが、なかなかそうも行きません。洗玉澗南側のもみじが、ほとんど緑のままなのですよ。東福寺を訪れた人が最初に目にするのがこのエリアのもみじですので、下手に見頃と言ってしまっては誤解を招く元になります。

今綺麗なのは主として洗玉澗沿いに多い通天楓でして、それに洗玉澗北側のもみじの一部が合わさって、冒頭の写真の様に見えています。ですので、通天橋より北側では見頃が始まったというのが正しい表現かも知れません。

ピークにはまだ程遠い状態ではありますが、ここは昨年よりも早めの進行とは言えそうですね。最高潮になるのは連休の頃という見方でどうでしょう?

3.泉涌寺

楊貴妃観音の東側の一本がかなり色付いているほかは、境内のもみじはほとんど緑です。一方、御座所庭園のもみじは、まだ紅葉が始まったばかりといったところです。

毎年真っ赤になる木が褐色からオレンジに変わりつつあるところで、その隣の黄色に染まる木が、気持ち黄色くなりつつあるという状況ですね。御座所東側のもみじはパステルカラーに染まり、それなりに綺麗でしたよ。ピークはもう少し先になりそうな感じでした。

一つ注意しておくと、明日の11月8日までは本坊が特別公開の扱いとなっており、通常の拝観料とは別に800円の拝観料が必要となってきます。普段は300円なので、500円も高いですね。特別公開の対象は霊明殿で、確かに普段は入る事が出来ないエリアなので、興味深い場所ではあります。でも、ここだけで1300円はちょっと痛かったなあ...。

なお、11月12日から16日まで夜間拝観が行われるそうです。詳しくはこちらまで。


4.泉涌寺塔頭 善能寺 来迎院 今熊野観音寺

いずれも緑基調であり、一部の木が色付き始めたばかりといった状況です。ここは昨年並みか、もしかしたらもう少し遅いかも知れません。

5.智積院

ここは展開が早そうですね。まず本堂の前の大もみじがかなり色付いています。ピークにはまだ早いですが、褐色からオレンジ色に変わってきました。

庭園全体ではまだ緑基調ではあるのですが、何本かの木はかなり色付いています。次の週末には、かなり見られる様になっているのではないかな。最高潮は連休前後と予想しておきましょう。

京都紅葉事情2009 ~洛北 曼殊院・弁天池 11.3~

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平成21年11月3日の曼殊院前の弁天池です。この日は池をとりまくもみじが色付き、綺麗なパステルカラーを見せてくれました。

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パステルカラーとはまだ色付きが淡く、本当の盛りには至っていない事を意味します。でも、これだけ色付いていれば、見頃が始まったと言っても良いでしょうね。

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特に逆光に透かすと綺麗ですね。緑が混じっている分、色彩に変化があって良いとも言えます。本当の盛りまでには、もう少し時間が掛かりそうでした。

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山門前のみもじは、どれもまだ緑のままでした。一方、参道のもみじの何本かは結構色付いています。全体として、ここも去年よりも進行は早そうです。ただ、庭園の方は見ていないので、様子が判りません。やっぱり、写真が撮れないとなると、入るのを躊躇してしまいますね。

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ところでこれは、ススキの根元で咲いていたナンバンギセルです。家族連れで来ていたおじさんに教えて貰ったのですが、野生の花は初めて見ました。植物園でしか見られないと思っていましたよ。

何でもススキの株元には良く生えているそうで、割と簡単に見つかるとの事でした。私は自力で見つけた事はないので、今度ススキを見かけたら、根元を探して見てみる事にします。

2009年11月 6日 (金)

京都紅葉事情2009 ~洛北 金福寺 11.3~

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平成21年11月3日の金福寺です。前回ここに来たのが10月24日の事ですから、おおよそ10日ぶりになりますね。この日はご覧のように、西側のもみじがかなり色付いて来ていました。

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園路の中程にある一本のもみじはまさに見頃となり、この角度限定ではありますが、見頃開始と言っても良いのではないでしょうか。

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反対に、芭蕉堂周辺のもみじはほとんど色付いておらず、見上げるこの景色はまだまだ物足りませんね。見頃になるまでには、もう少し掛かりそうです。

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実はこの日は朝から晴れていたのですが、昼過ぎに俄に掻き曇ったと思うと、サーと一雨が降って来たのです。いわゆる「しぐれ」という現象ですね。丁度自転車で走っている時で、慌てて公園の木の下に避難しました。

冷たい雨には打たれてしまいましたが、雨宿りに入った木が色付き始めたトウカエデの木でした。静かに雨に濡れて行くカエデの葉を見上げるというのもなかな情緒があるもので、しぐれのおかげで良い時間を過ごす事が出来ましたよ。

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ここ金福寺でも、濡れた庭石が綺麗でした。残念ながら猫に遭う事は出来ませんでしたが、雨上がりの庭はしっとりとして美しく、とても風情に溢れていましたよ。

これからは西側のもみじがますます色濃くなり、芭蕉堂の周辺も次第に色付いて来る事でしょう。見頃は今週末から来週半ばにかけてでしょうか。

ただし、気温の変化によって紅葉の進行具合は変わりますから、お出かけになる際には、必ず最新の情報を確かめてからにして下さい。

2009年11月 5日 (木)

京都紅葉事情2009 ~洛北・光悦寺 10.31~

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平成21年10月31日の光悦寺です。毎年京都市内では真っ先に色付くこの寺ですが、今年は特に早く、光悦垣の周辺では見頃が始まっていました。

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全体としてはこんな感じで、真ん中のもみじが緑なので最高潮とまでは行きませんが、十分に見頃開始と言って良いでしょう。

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特に、右端のもみじの色は素晴らしいでしょう?この時期に、ここまで透明感のある赤を見られるとは思っていませんでした。

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反対側から見るとこんな感じです。まだオレンジ色が強くて、本当の盛りはこれからといった感じですね。あれから5日が経過して、そろそろ真っ赤に色付いた頃合いでしょうか。

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光悦寺に限りませんが、境内の場所によって紅葉の進み方が違います。最初に色付くのが光悦垣の周囲で、ほぼ同時に綺麗になるのがこの南の休憩所前でしょうか。鷹峯三山を見渡せるこの場所は、座りながらにして絶景が楽しめ、かつこの綺麗なもみじも楽しめるというポイントです。

ただ、昼前後に行くと逆光のせいで、せっかくの景色もよく見えないという事になりますので、注意が必要です。

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紅葉以外の木も色付いていました。これは何でしょうか、櫨の仲間かな。

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あと綺麗だったのは、庭園に入ってすぐの左手頭上でした。そう言えば、ここも毎年早くに色付く場所の一つですね。

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参道はこんな感じで、見頃はまだまだ先といったところです。ここが色付く頃には、庭園はほぼ盛りを過ぎているというのが毎年のパターンですね。

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ただ、その参道でも、外側から見るとこんなに綺麗に色付いている部分もあります。これも毎年のパターンではあるのですが、ここまで綺麗なのは珍しい様に思えますね。

光悦寺は、昨年よりも一週間以上早い進行の様に思われます。たぶん今週末から来週にかけてが本格的な見頃になるのではないでしょうか。参道はそれより少し後かな。

ただ、これから暫くは冷え込む日が無いとの事なので、どこまで紅葉が進むかは未知数です。お出かけになる前には、必ず最新の情報を確認してからにして下さい。


2009年11月 4日 (水)

京都紅葉事情~洛東・南禅寺境内 10.30 11.3~

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平成21年10月30日の南禅寺です。まだまだ見頃とは言えない境内ですが、部分的には綺麗に染まっているところもあり、昨年よりも確かに進行は早いようですね。

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法堂裏の2本の銀杏は境内の中でも比較的早く染まる木であり、写真を撮る者にとっては絶好のポイントでもあります。法堂の風鐸とこの木を絡めた構図は、南禅寺における紅葉写真の定番の一つになっていますね。

この日は北側の木の上部がかなり色付いていました。日の当たり具合のよっては、かなり見られる様になっています。

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そして、こちらは11月3日の南側の木の様子です。4日前にはまだ緑勝ちだった銀杏が、すっかり色付いています。近くで見るとまだ葉に緑色が残っているのが判りますが、遠目には見頃になったと言っても良いでしょう。

隣の大もみじも、遠目には色付いて見える様になっています。この木も近づくとほとんど緑のままと気付くのですが、ぱっと見には盛りになった様に思ってしまいます。

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10月30日に綺麗だったのはこのケヤキ?ですね。株立ちしているので、もしかしたら違う種類の木かも知れません。違っていたらごめんなさい。

残念ながら11月3日にはかなりの葉が散ってしまっていましたが、少し傾いた日を浴びて、綺麗に輝いて見えました。

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これも11月3日の写真です。僧堂の白壁越しのもみじが、綺麗に色付いていました。ここだけを見ていると見頃開始と言いたくなるのですが、なかなかそうも行かない事情があります。

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例えば、11月3日現在で三門北側のもみじがこの状態です。三門から法堂にかけての参道も概ねこの状態で、見頃が始まったと言ってしまうと、期待して訪れてはみたものの、がっかりだったという人が続出する事でしょう。部分的には綺麗なところもあると言うのが今の状況ですね。

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その綺麗な所だけを取り出してみました。これは蹴上から境内へと続く道すがらにあるもみじで、見事に染まっていますね。きっと京都市地下鉄で来られた方は、このもみじを見て歓声を上げられる事でしょう。

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こちらは、金地院の玄関にあるもみじです。金地院は、外から見た限りではまだそれほど色付いている様には見えないのですが、この木に限っては綺麗に染まっていますね。こんな木を見ていると、今年の紅葉は悪くないのかなという気がしてきますね。

2009年11月 3日 (火)

京都紅葉事情 ~洛東・洛北 11.3~

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曼殊院・弁天池にて

平成21年11月3日現在の京都の紅葉情報です。前日は木枯らし一号が吹き荒れ、真冬並の寒さとなった京都ですが、この寒気もあってか紅葉は着実に進行している様です。

1.真如堂

この寒波でどこまで色付くかと興味があったのですが、正直言って思った程ではなかったです。でも、木枯らしの影響はかなりあったらしく、銀杏などが大量の葉を落とした様で、職員の方がブロアーで境内の掃除をされていました。

寒波で一気にとは行きませんでしたが、それでも着実に紅葉は進行しており、ほんのりと色付いた木が増えています。今は弁天池の周囲が一番綺麗ですね。

総合して、見頃は今月半ば過ぎからという見通しはやはり変わりません。

2.天授庵

今日の記事にも書いた通り、10月30日よりは少し進行しました。

まず方丈前庭園については、見る角度によっては見頃開始と言って良いかも知れません。北半分のもみじのうち、太陽の当たる南面が良く色付いているのですよ。正面から見るとまだ青葉の方が多いのですが、南から見るとかなり綺麗に見えます。ですから南庭から戻って来るとその美しさに気付くのですね、帰り際に歓声を上げる人が多く見られました。全体としては2分から3分といったところかな。今週末から来週の半ばにかけて、かなりの見頃になる様な気がします。

次に南庭ですが、赤く色付いた木も出始め、それなりの雰囲気は出ています。見頃開始とまでは言えませんが、ここも見る角度によっては結構綺麗に見えますよ。全体としては1分程度、部分的には3分程度といったところでしょうか。

3.南禅寺境内

ここの評価はやはり難しいですね。10月30日よりも進行してきたのは確かで、山門周辺のもみじも少しずつ色付き始めました。その代わり、きれいだったケヤキ?はかなり葉を落としています。

法堂裏の2本の銀杏の木もかなり色付いており、だんだんと見頃となりつつあります。その南隣の大もみじも、表面がかなり赤くなって来ました。遠くから見る限りでは、光の当たり具合によってはかなり綺麗に見えます。ただ、近くに来ると大半がまだ青葉である事に気付くのですけどね。

また、法堂前では1本の木が赤く色付いています。これは周囲が緑のままなので、かなり目立ちますね。

水路閣周辺はまだ青葉のままです。一本ある元から赤い種類のもみじは、褐色から透明感のある赤い色に変わりつつあるところです。

僧堂の白壁越しに見るもみじは、かなり色付いていますね。ここに限定すれば、見頃開始と言えるでしょう。

全体としてはばらばらな色付き方であり、本当の見頃となるのはもう少し先になりそうですね。

4.金福寺

西側のもみじがかなり綺麗になって来ました。庭の上から見下ろした時という条件付きながら、見頃開始と言って良いでしょう。

反対に、芭蕉堂周辺はまだほんのりと色付き始めたばかりで、下から見上げると物足りない光景となります。ここはそういう特性を知った上で、楽しみたい庭ですね。

なお、残念ながら今日は猫に遭う事は出来ませんでした。

5.圓光寺

庭のそこかしこで色付いており、見頃が始まったと言っても良いかも知れません。まだ全体としては緑基調で、本堂から見る景色は青葉がほとんどなのですけどね、部分的にはかなり綺麗になっています。特に宝物館沿いの木が色付いており、宝物館の入り口から庭を覗くと、なかなかの景色に出会いますよ。

6.曼殊院

弁天池の周辺が綺麗に色付いてきています。まだ真っ赤とまでは行きませんが、オレンジ色からパステルカラーまで、カラフルに染まってきていますよ。

山門周辺はまだ緑のままですね。一方、参道では緑基調の中にあって、何本かの木が色付いています。

ここは写真撮影が禁止となった事もあり、今日は拝観をしていません。庭の様子も気になるところではありますね。

7.鷺森神社

全体としては緑のままですが、ほんの少しだけ色付き始めました。ここは昨年どおり11月後半が見頃となりそうな気配です。ただ、今後の冷え込み加減に依りますけどね。

京都紅葉事情2009 ~洛東・南禅寺塔頭 天授庵~

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平成21年10月30日の天授庵です。今年の紅葉は場所によって進行の速度はまちまちですが、ここに限ってはかなり早いと言えそうです。この写真では少し綺麗に見えすぎますが、昨年よりは一週間近く早く色付いている様に思われます。

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実際には見頃と言うには早すぎるのですが、外から見るとこんな具合で、なかなかの色付き加減に見えるでしょう?特に庭から見るとほとんど終わっている様に見える百日紅が、盛りの様に見えるのが面白いところです。

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方丈前庭園の南半分はこんな具合で、少し色付き出したというところですね。北半分を含めた全体としての見頃は、今週末から来週の半ば頃にかけてになるのでしょうか。この木に関してはもう一つ次の週末になりそうですけどね。

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一方、南庭でも一部の木が色付き始めていました。しかし、こちらはまだまだ緑の木が多く、見頃は多分連休前になるのではないでしょうか。

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それまでに訪れても、それなりに色付いた木はあるので、紅葉気分が楽しめるとは思います。それに方丈前庭園があるしね。

(追記)

実は今日も見てきたのですが、思った程は紅葉は進行していなかったです。北山に雪が積もる程の冷え込みだったのですけどね、一日位では一気に進む事はない様です。それでも確実に進んでいる事は確かで、一番上の写真の角度から見る限りにおいては、見頃が始まったと言っても良いかも知れません。全体としてはまだ2分程度で、本当の盛りになるのはまだもう少し先と思われますけどね。

ただ、百日紅の黄色い葉はほとんど散ってしまいました。それはマイナスポイントですね。

また、南庭では赤く染まった木も出てきました。一番下の写真のオレンジ色の木がそうで、今は真っ赤に変わっていますね。まだ緑基調ではありますが、だんだんとそれらしくなりつつあるところです。

2009年11月 2日 (月)

京都・洛東 秋の特別公開~金戒光明寺~

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黒谷こと金戒光明寺で、秋の特別公開が行われています。京都古都文化財保護協会が主催する「事業実施第45回記念 京都非公開文化財特別公開」で山門と阿弥陀堂、寺独自の特別公開として大方丈と庭園「紫雲の庭」を見る事が出来ます。

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山門の上には釈迦三尊像と十六羅漢像が祀られており、天井画の龍図と共に拝観する事が出来ます。素晴らしい眺めも楽しめ、なかなか有意義ですよ。

また、最近修復が行われたばかりの阿弥陀堂では、恵心僧都作という阿弥陀如来を拝観する事が出来ます。この仏像は恵心僧都の最終作として、その腹中に愛用の鑿(のみ)を入れたという伝説を持ち、のみ納め如来の別名を持ちます。非常にふっくらとしたお顔の如来様で、あまり類型を見ない様な気がしますね。なお、堂外からなら、この如来様を無料で拝観する事も出来る様です。

ここまでが「京都非公開文化財特別公開」に含まれる分で、拝観料が800円となります。

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そして、本堂に上がると右手に受け付けがあって、これも普段は非公開である大方丈と紫雲の庭を拝観する事が出来るようになっています。こちらは主催が違うという事なのでしょう、別料金で600円となります。

合わせて1400円はちょっと高いのですが、その分サービスがあって、腕輪の念珠を頂く事が出来る様になっています。

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新選組、あるいは幕末史ファンにとって、この大方丈は必見と言えますよ。松平容保公が公務を執った部屋があり、近藤や土方が拝謁した場所を見る事が出来るのです。話には聞いていても、見るのは初めてでしたから、感激ものでしたね。

また襖絵が、なかなか面白い。一見すると4頭の虎が描かれている様に見えるのですが、襖を開けると2頭の虎に変わるのです。なかなか楽しい仕掛けですよ。

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紫雲の庭は、宗祖法然の生涯と浄土宗の広がりを現した庭です。池泉回遊式の庭園で、庭石ごとに法然上人や縁の人々がなぞらえられています。もみじがほんのりと色付き始めており、盛りの頃にはとても綺麗な景色となる事でしょうね。

ちょっと驚いたのはコウホネがまだ咲いていた事で、この池はよほど暖かいのかと思ってしまいますね。

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塔頭の西住院前にはドウダンツツジの植え込みがあり、かなり綺麗に色付いていました。まだ透明感のある色にはなっておらず、最盛期はもう少し先でしょうね。深紅に染まれば、白壁との対比が見事な事でしょう。山門前のもみじと共に、楽しみな存在です。

2009年11月 1日 (日)

京都・洛東 京都紅葉事情2009~真如堂 10・30~

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平成21年10月30日の真如堂です。まだまだ本格的な紅葉には遠いですが、段々とそれらしい雰囲気にはなって来ています。

まずは三重塔の前にある花の木ですが、上から3分の1程度のところまで色付いてきました。これは去年よりは気持ち早いかなという感じの進行ですね。また、最も早く色付く塔の下のもみじが、ほんのりと色付き始めています。

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近くで見るとこんな感じでして、まだ緑の方がずっと多いのですけどね、裏から日を透かしてみるとそれなりに綺麗に見えます。

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花の木と言えば、本堂の南にあるこの木がかなり綺麗になっていました。まだ上の方だけでしたが、発色はかなり良かったですよ。

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一本だけ先行して紅葉しているもみじは、オレンジから一部が赤くなって来ています。もうすぐ真っ赤に染まりそうな気配ですね。今年の紅葉がみんなこんな具合だったら嬉しいのですが。

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参道はわずか色付いている程度で、ほとんど緑のままです。枝によっては、こんな具合に赤く染まっているところもありました。多分、どこかが具合悪くてこうなっているのでしょうけど、色はそう悪くはありません。

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参道の右手で黄色く染まり、存在感を示している木がありました。どうやらムクロジの様ですね。とても堅い実が出来て、羽子板の羽根の玉に使うのだとか。ただ、ここの木には実が成った事は無いそうで、ちょっとした謎の様ですね。

この綺麗な葉も、今日の雨で散ってしまったかも知れません。その代わり、この雨がもみじやハゼの木をより赤く染めてくれる事でしょう。一雨ごとに秋が深まっていく様な気がします。

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