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2009年4月

2009年4月30日 (木)

京都・洛北 新緑2009~曼殊院~

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季節が巡るのは早いもので、春と言うより初夏と呼ぶ方がふさわしい頃になりました。この季節に最も美しく感じられるのが新緑ですね。

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正確には、今はまだ晩春と呼ぶべきなのでしょうね。でもこの緑を見ていると、春の終わりと言うより初夏の始まりと捉える方がよりぴったりと来る気がします。

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同じ季節の変わり目でもこれが秋だと、寒い冬が始まるとは認めたくないものですから、いつまでもまだ晩秋だと言い張りたくなるのですけどね、まあ勝手なものだとは思います。

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曼殊院は言わずと知れた紅葉の名所です。ですから周辺には楓樹が多く、この季節には新緑で溢れかえる事になります。

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滴る翠とはこの事を言うのでしょうね、この季節にしか見る事が出来ない淡くて優しい、出来たての緑色です。

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この季節の曼殊院へ行くもう一つの楽しみは、キリシマツツジの花を見る事にあります。今年は例年より一週間ほど早く咲いたと聞いていましたので、大型連休の初日に訪れる事にしました。結果として正解で、まだ満開と言って良い状態ではありましたが、既に見頃は過ぎつつあるところでした。

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庭園に面した木のうち一本は既に終わっており、他の木も盛りを少し過ぎたところでした。一番きれいだったのは庭園の右奥にあるツヅシでしたね。

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ただ、曼殊院は昨年の秋遅くから写真撮影が禁止されており、実際の庭園の写真は撮れていません。ですので、仕方なしに近くで咲いていたキリシマツツジを撮ってきたのがこの一連の写真です。庭園の花とは比べものにはなりませんが、この花の持つ華やかさは分かって頂けると思います。

受付の人に聞いた話では、写真を撮る時に建物にもたれかかる人が多く、痛みが激しくなったためにやむなく禁止にしたのだそうです。何の事はない、アマチュアカメラマンのマナーの悪さが原因という訳ですね。残念ではありますが、大切な建物の保護のためとあっては仕方が無いでしょう。

写真が撮れないからかどうかは判りませんが、曼殊院はこの時期としてはとても空いていました。私も写真を撮る事が出来ない分、ゆっくりと庭を見る事が出来ましたしね。これが本来のあり方なのでしょうけど、やはり少し寂しい気もします。

なぜかと言えば、無暗に張り紙だけで禁止を伝えるのではなく、ちゃんとした言葉で聞きたかったと思うのです。カメラマンのマナーの悪さは私も認めるところで、私自身も咎められるべき振る舞いは多分あった事でしょう。でも、そうした事を言葉で正すのも宗教者としての勤めなのではないでしょうか。一片の紙切れで禁止を伝えるのではなく、お寺の人に縁側で直に話し掛けて貰いたかったところです。それも単に行いを咎めるだけでなく、話術を駆使して、マナー違反の振る舞いをする事が恥ずかしくなる様な語りかけをして欲しかったと思うのは、無理なお願いなのかな。

でも、そうした繋がりを求めている人は結構居ると思いますよ、きっと。

2009年4月29日 (水)

京都・洛東 初夏の花が咲く小径~石塀小路~

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雨の石塀小路です。この径を歩くには、雨の日が案外良いかも知れません。石畳が濡れて綺麗に見えるばかりか、人通りが少なくてここ本来の静かな風情を楽しむ事が出来るのです。

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石塀小路は四季の花が咲く小径でもあります。今の季節はまずツヅジですね。各家の庭先に植えられており、径を歩いていると色とりどりの花が目に飛び込んで来ます。

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向こうが見えない曲がり角が多いのもこの径ならではの事。あの花の先には何があるのかと、ちょっと覗いてみたいという誘惑に駆られます。

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料亭の玄関先ではタツナミソウが咲いていました。さりげない花ですけどね、この静かな小径にはよく似合っていると思います。

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雨の日になると、俄然存在感を増すのがこの煉瓦塀ですね。雨に濡れたこの色は、晴れた日とはまるで違った深みを見せてくれます。

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雨の石塀小路の真骨頂は、やはりこの石畳ですね。特に北のはずれにあるこの径は、一番妖しい風情を感じます。京都離れしている様でやっぱり京都らしい、そんな不思議な一角ですね。

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石塀小路を東に抜けた高台寺公園では、藤の花が咲いていました。この時期の花ではあるのですが、それほど数多くは見かけませんね。房が長く伸びている訳ではないけれど、やはり美しい花だと思います。

2009年4月28日 (火)

京都・洛東 新緑~八坂神社~

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平成21年4月25日の八坂神社です。この日は折からの雨を受けて、瑞々しい緑が文字通り滴るかの様でした。

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2月に見事な花を見せてくれていた白梅もまた、きれいな若葉を茂らせていました。やはりこれだけ元気な木ですから、あれだけの花が咲くというものなのでしょうね。

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梅と言えば、斎館の前にある八重咲きの紅梅もまた若葉となっていました。こちらは、少し元気が無いかなという気がするのですが、来年の春にまた綺麗な花を咲かせて欲しいものです。

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八坂神社に着いた頃は比較的小降りになっていたのですが、暫くすると断続的に激しく降る様になりました。高い木があるせいでしょうかね、一瞬早く雨の強くなる音がして、はっと身構えた後にザーッと降って来るという感じで、結構助かりましたよ。

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この日も舞殿では結婚式の用意がされていました。この天気ではさぞかし大変だった事でしょうね。救いはこの瑞々しい緑を見られた事かな。門出の日に相応しい色である事は確かですね。

2009年4月27日 (月)

京都・洛東 かきつばた開花~円山公園~

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平成21年4月25日の円山公園です。この日は生憎の雨ではありましたが、新緑に萌える木々は生気に溢れ、季節が初夏に近づいている事を教えていました。

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その円山公園のカキツバタ群落では、早くも花が咲き始めていました。正確にはわかりませんが、例年よりもかなり早い進行ではないかと思われます。

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まだ咲き揃うというところまでは行っていませんが、この時期にしては随分と咲いている方でしょう。今年の花は何かにつけて、例年よりも早く進むところが多くなりそうですね。

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新緑に包まれた坂本龍馬像です。桜や紅葉を添えてもよいけれど、こういうしっとりした雰囲気もまた似合いますね。

池畔のカキツバタはまだ蕾が出てきたばかりの様子でした。今日あたり、早い花は咲き始めているんじゃないでしょうか。上手くすれば連休の頃に見頃になっているかも知れないですね。

2009年4月26日 (日)

京都・洛東 ツツジの咲く道~祇園白川~

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4月の祇園は都をどりの季節です。町を歩けば至る所に赤い提灯が飾られており、祇園における一番大きな行事である事が窺えますね。

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その祇園白川では、ツツジが満開になっていました。歩道と車道を分かつ植え込みに使われていて綺麗に刈り込まれているのですが、手入れが良いからなのでしょうね、素晴らしい密度で咲いています。

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あれほど咲き誇っていた桜は全て散り、綺麗な葉桜となっていました。ツツジが主役とすれば、桜や柳は今は完全な脇役ですね。

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ツツジは辰己大明神の境内でも咲いていました。狭い境内なのに、桜にツツジと次から次へと美しい花が咲いて行きます。夏になれば百日紅と、四季に花が絶える事がありませんね。

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雨の祇園は人通りも途絶え勝ちです。でも、こういう日にこそ祇園らしい風情が出るので、写真を撮るには絶好の日和と言えますね。

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雨の日の石畳はやはり美しい。同じ構図でも、晴れの日とはまるで違った町かの様に感じます。

いつ来てもここは絵になる町ですよね。

2009年4月25日 (土)

京都桜事情2009 ~千本ゑんま堂 4・25~

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平成21年4月25日現在の千本ゑんま堂の桜の落花状況です。今日は朝から本格的な雨、どうしようかとさんざん迷ったのですが、思い切って千本ゑんま堂まで出掛けてきました。狙いは無論、普賢像桜の落花です。

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もうすっかり葉桜になっていて、花なんか一つも落ちていないなんて事になっていたらどうしようと思っていたのですが、期待していた以上に沢山の花が落ちていました。

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ただですね、やはり雨のせいでしょうか、花がみんな潰れているのですよ。本来ならこの花の様に立体的に地面に並んでいるはずなのです。それが普賢像桜独特の風情なのですが、まあこの天気では仕方が無いですか。

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二尊院普賢像桜の方は、まだ落花する事無く咲いていました。あれほど濃い花色だったのがすっかりおとなしくなり、とても上品な色合いになっていますね。色が抜けるというのではなく、娘から大人の女性になったという感じでしょうか。

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その花の向こうには、見慣れぬ像が建っていました。これはやはり紫式部なのでしょうね。先週には無かったはずですから、ごく最近に建てられたものの様です。ニュースにはなっていない様なので、お披露目はまだなのかな。

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この日、桜に代わって盛りになっていたのは木香薔薇でした。上品な花色で、今が盛りと咲き誇っていましたよ。

こんな雨の日にわざわざ普賢像桜を見に来る物好きな人は他には居らず、境内には私一人だけでした。傘を差しながらの撮影で大変でしたが、静かに落花と向き合う事が出来ましたよ。本降りの雨を押して出掛けてきた甲斐があったというものです。

2009年4月24日 (金)

京都桜事情2009 ~京都御苑 4・18~

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平成21年4月18日現在の京都御苑の桜です。この日は出水の八重桜が満開で、桜の季節最後の輝きを見せてくれていました。

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京都御苑の桜と言えば、まず思い浮かべるのが近衛邸跡の糸桜です。ここには早咲きから遅咲きまで数多くの糸桜があるのですが、この日はほとんどの木で盛りを過ぎており、駆け足で通り過ぎた今年の桜の季節を象徴しているかの様でした。

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すっかり花色が抜けてしまい、散り初めになる直前といったところでしょうかあと数日早ければ綺麗な花が見られたでしょうけどね。でも、何本かはまだ見頃を保っていた木もありましたよ。

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この花の下には沢山の黄色の花が咲いており、遠目にはタンポポかなと思っていたのですが、近づいてみるとウマノアシガタでした。その鮮やかな黄色を添えてみると、盛りすぎの花でもそれなりに引き立って見えるものですね。

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この日は下立売御門を入ったところにある八重桜の並木が満開になっており、ここから出水の小川沿いにかけて今年最後の桜の華やぎをみせてくれていました。

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その中でも、最も美しかったのがこの普賢像桜でしょうか。千本ゑんま堂の桜が盛り過ぎになっていたのに対し、ここの桜はまさにピークを迎えたところだった様です。

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御苑ならではの景色として、築地塀越しに見える桜があります。あまり数は多くなかったですが、仙洞御所の中に植えられた桜が綺麗に咲いていましたよ。

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そして、ここでもヤマブキが鮮やかに咲いていました。

京都御苑の桜も、もう散ってしまった頃かな。ここの普賢像は、落花の風情は感じられるのかしらん。見に行きたいとは思いつつ、雨の予報に二の足を踏んでいるところです。


2009年4月23日 (木)

京都桜事情2009 ~平野神社 4・18~

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平成21年4月18日現在の平野神社の桜の様子です。この日は多くの桜が散り初めから葉桜になろうとしていた中で、最も遅く咲く平野妹背桜と突羽根桜が見頃を迎えていました。

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その平野妹背桜と突羽根桜の全景です。右の桜が平野妹背、左が突羽根桜ですね。背後で葉桜に変わり掛けている桜は白雲です。

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平野妹背桜は二段咲きをする事で知られています。周囲のピンクの部分が最初に咲いた花、中央の白い部分が2度目に咲いた花ですね。

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こちらは突羽根桜です。段咲きではありませんが、開花後序々に大きくなって行くという面白い花で、この状態でまだ7分咲き程度でしょうか。残念ながら、私はまだこの花の最後の状態を見た事が無いのです。今年はチャンスかも知れないのですが、週末は雨の予報なのですよねえ。(お詫びと訂正:H23年に最終形を確認した結果、この花は最後に二段咲きをする事が判りました。ここにお詫びのうえ、訂正をさせて頂きます。)

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まだ盛りを保っていたおけさ桜です。この花の名前には何か謂われがありそうなのですが、残念ながら分かっていません。とても上品な花色の桜ですね。

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入り口近く、稲荷社の鳥居の脇で咲いていた平野撫子桜です。花びらに撫子に似た切れ込みがあるところから名付けられたのだとか。このはんなりとした花色もまた良いですね。

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桜が終焉に近づくにつれ、次の主役となるべき花達が咲き始めていました。まずは一初です。最も早く咲くアヤメとして知られますが、今年は特に早く咲いた様ですね。

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こちらは白の一初です。とても上品な花ですね。

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そして、山吹もまた花盛りを迎えていました。植え方を見ると決して主役扱いはされていませんが、その花色は脇役と言うには惜しいくらい鮮やかなものでしたよ。

2009年4月22日 (水)

京都桜事情2009 ~平野神社 4・11~

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今日と明日は、2日続けて平野神社の桜をお届けします。まずは、境内が最も華やかだった4月11日の様子からです。

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平野神社の境内には沢山の桜がありますが、その中でも中心的な存在は八重紅枝垂れ桜でしょう。その鮮やかな花色とボリューム感の溢れる樹形は、圧倒的な存在感があります。

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この日が盛りとばかりに咲いていたのが大内山です。境内の北西隅にあり、枝垂れ桜に負けない存在感を持っていました。

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衣笠は私のお気に入りの桜の一つなのですが、残念ながらこの日は既に盛りを過ぎていました。花が少し大きくてかつ桜色も鮮やかな、とても美しい桜ですよ。

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この日、最も輝いて見えたのがこの白雲ですね。純白の花が枝先に鞠状になって咲いており、美しさと共にボリューム感も満点でした。

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特に女性に人気があったのがこの一葉です。幾人もの人が、この花を見上げては感嘆の声を上げていました。葉化した一本の雌しべが出ている事からこの名があるのですが、とても上品な色が素敵な花ですね。

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稲荷社近くの参道では、鬱金桜が咲いていました。御衣黄桜と良く似た緑色の花ですね。次の週も他の花がほとんど散ってしまった中で、この桜はまだ盛りを保っていましたよ。明日はその18日の様子をお届けします。

2009年4月21日 (火)

京都桜事情2009 ~千本ゑんま堂 4・18~

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平成21年4月18日現在の千本ゑんま堂の桜の開花状況です。この日は普賢像桜をはじめとして全ての八重桜が満開となっており、境内はとても華やかな雰囲気に包まれていました。

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この花は、2本の葉化しためしべが突き出した姿が普賢菩薩が乗る白象に似ている事から「普賢象桜」と呼ばれます。室町時代からこの寺にあった事が知られており、その当時からこの花を愛でる人で境内は賑わっていたそうです。

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非常に美しい花で、咲き誇る姿も見事なのですが、落花した姿にこそ本当の風情があるとされています。この花は、花びらが一枚ごとに散るのではなく、この姿のままぽとりと落ちるのですね。地面を埋める様に散った様はとても美しく、かつ世の無常を感じさせると言われているです。

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実のところ、私は未だ落花したところを見た事がないのです。この日は花に痛みが目立ち始めており、花が落ちるまではあと少しといったところなのでしょう。今日は雨が降りましたが、明日の朝は落花が見られるのかな。

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もう一つの普賢像桜である二尊院普賢像桜も満開になっていました。名前は似ていますが、こちらは山桜系でゑんま堂の方は里桜系なのだそうです。

この花の落花と共に、京都の桜は終焉します。逝く春を惜しみつつ、最後の花を心行くまで愛でるとしましょうか。

2009年4月20日 (月)

京都桜事情2009 ~北野天満宮 4・18~

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平成21年4月18日現在の北野天満宮の桜です。北野天満宮と言えば梅の名所として知られていますが、少ないながら桜も咲いています。そしてこの時期に社務所の前で咲いていたこの桜は、不思議な美しさを見せてくれていました。

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これは何という種類なのでしょうね、他では見た事がない桜です。この時期に咲く桜の多くは八重桜なのですが、この花は一重咲きです。そして、開花直後はとても濃い桜色で、時間と共に白くなって行く様ですね。

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また、咲き方は非常にゆっくりとしており、他の桜の様に一斉に咲くという事は無い様です。実はこの一週間前にも見に行ったのですが、まだ数輪が弱々しく咲いているだけでした。枝先の蕾や新芽にも勢いが感じられず、とてもこんなに華やかになるとは思えない状態で、もしかしたら弱ってしまっていて枯れる直前なのではないかと疑ったほどですね。

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たぶん一週間掛けて満開になったのでしょう、桜色の花と白くなった花が混在しています。そして、花の密度がそれほど濃くないため、まるで点描画の様なちょっと変わった感じの写真となりました。

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それにしても、新緑とあいまってとても美しい桜ですね。この花を見たのは初めてなのですが、すっかり魅了されてしまいました。梅だけではない、北野天満宮の魅力をまた一つ見つけた気分ですね。来年もまた、この花を盛りの頃に見に来られたらなと思います。

2009年4月19日 (日)

京都桜事情2009 ~雨宝院 4・18~

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平成21年4月18日現在の雨宝院の桜開花状況です。この日は先週には満開だった歓喜桜などはほぼ終わっていましたが、最も遅くに咲き出す松月桜と御衣黄桜が満開で、最後の見頃となっていました。

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松月桜は、歓喜桜に比べてより八重桜らしい花と言いますか、長い花柄の先に大輪の花がぶら下がる様にして咲きます。ですから全ての花が下を向いており、歓喜桜の様に横や場合によっては上を向いて咲くという事は無いのですね。

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花色は蕾の頃は濃い赤色で、咲き始めると淡い桜色になり、そして満開を迎える頃にはほぼ白色となっていく様です。そのため、人によっては咲き始めが一番美しいと言う人も居る様ですが、私は透明感のあるこの花色も綺麗なものだと思っています。

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一方、御衣黄桜もまさに満開でした。この桜は咲いてから時間が経つに連れて花の中心部が赤くなるのが特徴で、ほぼ全ての花でこんな感じになっていましたから、散り初めになるまであと少しの時間しか残されていないのでしょう。この花を見たいという方は、急がれた方が良いですよ。

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足下に目をやると、先に散ってしまった歓喜桜や観音桜の花びらが、地面一杯に広がっていました。そこに落ち椿が転がっていた訳ですが、こういう様を見ると季節の移ろいを感じずには居られませんね。

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境内には、その次の季節の到来を感じさせる花が咲いていました。これはクルメツツジでしょうか、いかにも初夏の到来を思わせる花色ではあります。

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こちらはシャクナゲですね。以前は気候の涼しい高山で初夏に咲くというイメージを持っていたのですが、京都を頻繁に訪れる様になってからは、意外に市内でも沢山咲いている事が判りました。咲く時期は八重桜と重なる今の季節なのかな。見方によっては、桜の季節の終焉を教えてくれる花とも言えそうですね。

2009年4月18日 (土)

京都桜事情2009 ~洛中 4.18~

平成21年4月18日現在の京都の桜開花情報です。京都の桜もいよいよ最終盤を迎え、残りもわずかとなっています。

1.雨宝院

松月桜と御衣黄桜が満開になっています。ただ松月桜は傷みが目立ち、御衣黄桜も中心が赤くなった花が多くなっている事から、どちらも見頃最終盤といったところでしょうか。

桜以外ではシャクナゲと牡丹が満開になり、クルメツツジもまた咲き始めています。

2.千本えんま堂

普賢像桜が満開となっています。既に盛りは過ぎた感じで、痛みが目立ち始めていますね。つまりは、落花の風情を楽しめるのも間近という事になりますか。もう一つの普賢像である二尊院普賢像桜も満開ですね。また、琴平桜、関山桜といった八重桜もまた満開です。

3.千本釈迦堂

本堂前の八重桜が満開ですが、既に盛りは過ぎており見頃終盤です。また、おかめ像近くの関山が満開見頃です。

4.北野天満宮

社務所前の桜(品種は不明)が満開見頃となっています。ここは言うまでもなく梅の名所なのですが、この遅咲きの桜もまた捨てがたい美しさを持っていますよ。

5.平野神社

多くの桜が終焉の時を迎えて葉桜となっていますが、そんな中で平野妹背と突羽根桜が満開見頃となっています。平野妹背の方は、そろそろ終盤が近いのかな。また、おけさ桜がまだ見頃を保っています。入り口に近い稲荷社の前では、平野なでしこ桜が綺麗に咲いていました。鬱金桜もまだ見頃ですよ。

その他の花では、一初が早くも咲いています。また山吹も鮮やかな黄色の花を見せてくれていました。

6.京都御苑

近衛邸跡の遅咲きの糸桜はまだ咲いてはいましたが、大半が散り初めから葉桜になる直前といったところです。何本かは見頃終盤かな。

一方、下立売御門を入ったところにある八重桜の並木が満開見頃とっなています。また、ここから出水の小川沿いの八重桜も、少し衰えた感もありますが、見頃終盤を保っていました。また、仙洞御所の塀越しに見える桜が綺麗でしたよ。

その他、桃林でも何本かの木がまだ花を付けていましたが、中でも菊桃は今が見頃の様です。


さて、今年の桜の季節も終焉を迎えつつあり、当ねこづらどきの速報も今回で終了とします。今年は不規則な天候に振り回されて、桜の開花も例年になく早くなったり遅くなったりしました。おかげで花見の予定が大幅に狂い、やきもきした人も多かった事でしょうね。

私的には今年も沢山の桜と出会う事が出来、それなりに楽しめたシーズンでした。心残りとしては一番の盛りの時期が週末に重ならなかったため、最高の桜との出会いをいくつか逃した事でしょうか。特に、平安神宮や岡崎、それに南禅寺周辺に行けなかったのが残念です。

桜のシーズンを通じて、今年も当ブログに多くの人に訪れて頂きました。拙い速報ではありましたが、少しでもお役に立てたのなら幸いです。今日取材してきた桜については来週一杯をかけてお届けしますので、よろしければ引き続きご覧になって下さい。

京都桜事情2009 ~上賀茂神社 4・11~

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平成21年4月11日現在の上賀茂神社の様子です。この日は八重紅枝垂れ桜である斎王桜、八重山桜である賀茂桜などが満開となり、とても華やかな境内となっていました。

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上賀茂神社には数多くの桜がありますが、その中でも最も豪華かつ絢爛たる美しさを持つ木がこの斎王桜でしょう。白の一重咲きである御所桜と隣り合っていますが、早咲きの御所桜が散って葉桜となる頃に満開となり、上手い具合に主役の座を引き継いで行くのです。

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斎王桜は、言うまでもなく葵祭の斎王代にちなんだ命名です。その名にふさわしく美しさと気品を併せ持つ名桜と言って良いのでしょう。

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この日が丁度盛りだった様にも思えますが、もしかしたら前日の方がより綺麗だったのかも判りません。このあたりの微妙な判定は、毎日見ていないとちょっと判らないでしょうね。

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立砂の向こうに見えている桜がみあれ桜です。JRのポスターと同じ構図ですが、とてもじゃないけど桜は大きく写りません。つまりは、あのポスターは立砂と桜を別々に撮って合成したという事になりますね。

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みあれ桜とは、葵祭に先立って行なわれる御阿礼神事(みあれじんじ)にちなんだ名前なのでしょう。この神事は秘儀とされており、一般には公開されていません。それほど重要な神事だという事なのでしょうね。

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楼門の前に咲いているのが八重山桜である賀茂桜です。丹塗りの楼門に豪華な八重桜が映え、ある意味最も上賀茂神社らしい景色の一つと言えましょうか。

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境内と芝生地を分かつ柵沿いにある風流桜もまた満開となっていました。この桜も葵祭の風流傘から取った名前なのでしょう。樹形の仕立て方も何となく風流傘を意識している様に見えますが、どんなものなのでしょうね。

上賀茂神社の桜もこの写真を撮ってから一週間が経ち、どの花もほぼ終わっている事でしょう。桜に代わって若葉が境内を埋め尽くす頃、この神社最大の行事である葵祭が始まります。今年もその華麗な行事の数々を見に行けたら良いなと思っているところです。

2009年4月17日 (金)

京都桜事情2009 ~竜安寺 4・11~

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平成21年4月11日現在の竜安寺の様子です。この日は石庭の八重紅枝垂れ桜が満開となっており、訪れた多くの人を魅了していました。

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それにしても、枯山水の庭にこの鮮やかな桜を持って来るとは、大胆不敵なものを感じますね。それがまた石庭には似合っているのだから、なかなか凄い話だと思います。

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以前にもお伝えした様に、竜安寺は方丈の屋根の修復工事中であり、石庭は庭に向けて張り出した桟敷席で見る事になります。ですから普段とは違った角度から見る事になり、ちょっと新鮮な気分にもなりますよ。

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しかし、この桜も盛りの日は少し過ぎていましたね。週末にしか出掛けられないので丁度盛りの日に重なる方が難しいのですが、一番綺麗な時にタイミングが合うと輝く様な花と出会う事が出来、とても幸せな気分になれるのです。

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鏡容池の周囲では、余所よりも少し遅めに咲いた染井吉野が見頃を保っていました。池面に散った花びらが綺麗でしたよ。

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境内ではシャクナゲも咲いていました。桜ばかりに気を取られていると、せっかくの美しい花を見落としてしまいそうです。そろそろ春の花たちに目を向ける時期がやって来た様ですね。

2009年4月16日 (木)

京都桜事情2009 ~仁和寺 4・11~

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平成21年4月11日現在の仁和寺の様子です。この日は御室桜が満開を迎え、青空の下で輝かんばかりに咲き誇っていました。

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御室桜の主力は有明桜。一見すると一重咲きの様に見えるのですが、良く見ると同じ木に八重咲きも混じっているという一重八重の桜です。この日はまさに満開を迎えた直後で、花の状態も最高でした。

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桜の海の向こうに五重塔が浮かんでいるという定番の写真なのですが、手前の桜が影になってしまいました。この写真を撮ったのは午後2時30分頃なのですが、青空を背景にするには丁度良かったものの、桜が影にならない為には、もう少しだけ早い時間の方が良かったのかも知れないですね。

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仁和寺には、御室桜の外にも染井吉野、鬱金、御衣黄など多種類の桜があり、この日は八重紅枝垂れ桜が満開見頃となっていました。

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この八重紅枝垂れ桜の背景を染めているピンク色は、三つ葉ツツジの花の色です。三つ葉ツツジもまた境内のそこかしこで満開となっており、桜に劣らない美しさを見せてくれていました。

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八重紅枝垂れ桜は、五重塔の近くでも咲いています。出店の背後になるので少し見にくいのですけどね、もう少し盛りの頃だともっと綺麗な絵になったかも知れません。

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御室桜の雲海です。花に埋もれて歩いているのも綺麗なのですが、こうして全体を眺めてみると、また違った美しさが見えて来るものですね。

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今年の経過を調べてみると、4月7日に咲き始め、11日には満開、そして早くも14日には散り果てと本当に駆け足で過ぎてしまいました。この桜を楽しみにしていた人にとっては、あまりにもあっけない結果でしたね。そんな中でも、週末に盛りを迎えたのは少しでも多くの人に楽しんで貰えた事になり、せめてもの救いだったのかなという気がしています。

2009年4月15日 (水)

京都桜事情2009 ~雨宝院 4・11~

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平成21年4月11日現在の雨宝院の桜開花状況です。この日は歓喜桜、観音桜、八重紅枝垂れ桜などが満開見頃となり、御衣黄桜も咲き始めていました。

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狭い境内の中に多種類の花木が植えられ、四季を通じて花が絶えないのが雨宝院です。花の寺と呼ばれる所以ですが、桜の季節は特に華やかさが際だちます。

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中でも最も多いのが、御本尊の歓喜聖天にちなんだ歓喜桜です。ほんのりとした桜色が美しい八重桜ですね。

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その歓喜桜が咲き乱れる様ですが、やはり八重桜だけあって咲き方が豪華ですよね。ちなみに、上二枚の写真は歓喜桜と良く似ていますが、観音堂の前で咲いている観音桜です。

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この境内に良く植えたなと思えるのが八重紅枝垂れ桜ですね。正直、ぱっと目にはどこからどう繋がっているのか判らない木なのですが、頭上を見上げるとなかなか豪華に咲いているのです。

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この日咲き始めたのが御衣黄桜です。ご覧の様に緑の桜で、Wikipediaに依れば貴族の衣服の萌黄色に近い為に付けられたのだとか。つまりは草木が芽吹く時の色の桜という訳ですね。ちなみに、この桜は仁和寺や平野神社でも見る事が出来ます。

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昨日の雨で歓喜桜などは痛んでしまったものと思われますが、雨宝院には松月桜というさらに遅咲きの桜もあり、御衣黄桜と共にもう暫くは桜を楽しめる事でしょう。平野神社と共に、京都の桜の最後を締めくくる花の名所ですね。

2009年4月14日 (火)

京都桜事情2009 ~本法寺 4・11~

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平成21年4月11日現在の本法寺の様子です。この日は染井吉野が最後の美しさを見せてくれ、この寺らしい風情を楽しむ事が出来ました。

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本法寺の桜は参道沿いと本堂前にあるのですが、山門から入るとまずこの景色が出迎えてくれます。市街地の寺としては珍しく多宝塔が残っているのが嬉しいですね。

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参道の桜がほぼ散り初めになっていたのに対し、本堂前のこの桜はまだ見頃を保っていました。いかにも染井吉野らしい華やかさですね。

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同じ桜を青空バックにしてみました。これほどの青空だと、実にすっきりしていて気持ちが良いですね。

本法寺の桜は、この日を最後にほぼ散ってしまったものと思われます。特に今日の雨でわずかに残っていた花も、全て散ってしまった事でしょうね。

盛りの日とは行きませんでしたが、好天に恵まれた日に訪れる事が出来、まずまずの景色と出会う事が出来たのでそれなりに満足です。来年もこの景色を見るために、花の季節にここを訪れられたら良いなと思っています。

2009年4月13日 (月)

京都桜事情2009 ~妙顕寺 4・11~

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平成21年4月11日現在の妙顕寺の桜開花状況です。近くの妙覚寺と同じくここでも八重紅枝垂れ桜が見頃となっていましたが、わずかに開花が早かったらしく、本当の盛りは少し過ぎてしまっていた様です。

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妙顕寺には、山門前と方丈玄関前の二箇所に八重紅枝垂れ桜が植えられており、咲く時期は毎年ほぼ同時ですね。山門前の木の方が若くボリューム感では負けていますが、花色の美しさでは互角、白壁を背景にしているところは有利かも知れませんね。

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山門前にはもう一本の枝垂れ桜があるのですが、その木は早咲きの一重咲きで、この日は既に散り初めから葉桜となりつつありました。

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一方の方丈玄関前の桜ですが、こうしてみると僅かにこちらの方が盛りに近かった様ですね。少し輝きが失せてはいますが、本来の花色を保っています。

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それにしても、桜の背景にはやはり青空が最適ですね。こうしてみると、素晴らしく花色が引き立っています。

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境内には染井吉野も咲いていましたが、見頃最終盤といったところで、多くの木が散り初めになっていました。

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今の妙顕寺でちょっと注意しなければならないのが、本堂の大屋根の修復工事が始まっているという事です。普段は入る事が出来るエリアが立ち入り禁止になっており、染井吉野の写真が一枚も無いのはそのせいだと言っても良いでしょう。巨大なクレーンも居て、背景に映り込むので少し困りました。

まあ、八重紅枝垂れ桜を撮っているぶんには関係ないのですけどね。

2009年4月12日 (日)

京都桜事情2009 ~妙覚寺 4・11~

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平成21年4月11日現在の妙覚寺の桜開花状況です。3月28日に見頃になっていた山門前の枝垂れ桜は、まだ花が残ってはいたもののほぼ葉桜となりつあり、代わって塔頭の善明院の八重紅枝垂れ桜が満開見頃となっていました。

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善明院は妙覚寺の北に位置する塔頭で、山門前の枝垂れ桜に続いて咲くこの八重紅枝垂れ桜がある事で知られています。とは言ってもそれほど有名という訳ではなく、知る人ぞ知るという存在ですけどね。

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私がこの桜を知ったのは2年前なのですが、その時は花の付き方が悪く、あまり美しいとは言えない状況でした。昨年は持ち直していた様ですが、訪れたのが少し早すぎてまだ2分咲き程度の頃であり、3年目にしてやっと満開の花に出会えたという次第です。

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それにしても最高潮のこの花が、これほどまでに美しいとは思っていませんでした。好天に恵まれた事もあるでしょうけど、満開直後の最も美しい日に当たった事も大きいのでしょうね。

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今年も沢山の桜を見てきましたが、単独の木としてはこの木が一番だったかも知れません。先週が雨でなければまた印象は違っていたと思われますけどね。

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もう一つ、門前では八重桜が満開となっていました。ここの八重桜は3本あってそれぞれ種類が違うのですが、中でもこの日はこの花が最も輝いて見えました。

詳しい種類は判らないのですがとても美しい小花の八重咲きで、もしかしたら善明院の桜と同系統で、枝垂れない種類なのかなとも思ってしまいます。ただ、江戸彼岸である事を示す花の付け根のふくらみが、写真で見る限り今ひとつ明瞭でないのが難点なのですけどね。

2009年4月11日 (土)

京都桜事情2009 ~洛中・洛西・洛北 4.11~

平成21年4月11日現在の京都の桜開花情報です。今回も写真の整理が間に合いませんので、テキストベースでお知らせします。

1.高野川

ピークは過ぎ、散り初めとなっていました。今日現在では、遠目には満開の桜並木に見えなくもないといった状況ですが、近くに寄ると花に次いで緑の葉が出始めているのが判り、風が吹くと盛んに花びらが散っていました。

2.加茂川

出町橋西側上流の桜並木は全体として盛りを過ぎましたが、一本だけまだ見頃を保っていました。ここも、はるか上流を眺めればまだ満開の桜堤であるかの様に見え、中洲の菜の花とのコラボが綺麗でしたよ。

3.本満寺

大枝垂れ桜はすっかり葉桜となり、染井吉野は散り初め、山桜は葉桜になっていました。一方、塔頭の八重紅枝垂れ桜は、盛りを過ぎてはいるものの、まだ見頃を保っています。また八重桜(たぶん関山)が咲き始め、次の主役となりつつありました。また、桜ではありませんが、大枝垂れ桜の西側で、早くも牡丹が咲いていました。20度をはるかに超えた気温と言い、なんだか季節は一気に初夏になったかの様ですね。

ところで今日が付いたのですが、本堂の後ろにかなり見事な八重紅枝垂れ桜があるのですね。外からだと一部しか見えなかったのですが、大きさだけだと大枝垂れ桜に近いものがあるかも知れません。是非一般にも公開して頂きたいところですね。


4.妙顕寺

門前及び方丈玄関前の八重紅枝垂れ桜が、盛りを少し過ぎてはいるものの見頃となっていました。染井吉野はここでも散り初めとなっています。

5.妙覚寺

門前の枝垂れ桜はほぼ葉桜となっていますが、その隣の八重桜が見事に咲いています。3本それぞれで種類が違い、中の一本がまさに盛りの日だった様です。

また、塔頭の善明院の八重紅枝垂れ桜がまさに盛りの日を迎えていました。私的には、この桜がこれほど咲いているところは始めて見た様な気がします。それは見事でしたよ。

6.本法寺

染井吉野が散り初めになる中で、かろうじて多宝塔とのコラボを見る事が出来ました。また、本堂前の染井吉野は、散り初めになる直前といった感じで、最後の輝きを見せてくれていました。

7.雨宝院

歓喜桜、里桜、八重紅枝垂れ桜などが次々と満開になり、境内はとても華やかな雰囲気に包まれています。どの花も見頃となっていますよ。また、御衣黄桜が今日開花したそうです。まだ数輪だけでしたが、緑の花が独特の美しさを見せてくれていましたよ。

8.平野神社

八重紅枝垂れ桜、大内山、一葉、白雲、おけさなどが満開となり、境内はまさに春を謳歌しているといった感じですね。中で、衣笠は盛りを過ぎて散り初め、平野妹背は反対に咲き始めたばかりでした。突羽根桜もつぼみが綻んだ程度です。鬱金桜は綺麗に咲いていましたね。

桜苑の方は、八重紅枝垂れ桜はまだ見頃でしたが、染井吉野は散り初めとなっており、そろそろ花見気分も終わりに近づきつつある様です。

9.竜安寺

石庭前の八重紅枝垂れ桜が満開、見頃となっていました。やっと宿願を果たせましたよ。ここは染井吉野の進行が遅く、今が見頃の木が多いです。山桜は見頃過ぎ。

その一方で、もみじの新緑が綺麗で、シャクナゲも咲き出しており、ここも初夏の様相を呈してきましたね。

10.仁和寺

御室桜が満開見頃となっていました。たぶん、昨日から今日にかけてがピークなんじゃないかな、とても美しかったです。また、八重紅枝垂れ桜と三つ葉ツツジも満開となっており、人出も最高潮を迎えつつあるようです。

11.上賀茂神社

斎王桜が満開となっています。また、風流桜、みあれ桜、賀茂桜も満開となっており、境内は一気に華やかさを増していました。

12.半木の道

全体として盛りを過ぎたものの、まだかろうじて見頃を保っている状態です。中には葉桜となった木も混じっていましたね。

全般的に染井吉野は盛りを過ぎて散り初めになっているところが多く、一方遅咲きの桜はこのところの陽気で、一気に満開となった様子です。今年の桜は本当にきまぐれな天気に振り回されている感じで、桜もさぞかし困っている事でしょうね。

  

  

2009年4月10日 (金)

京都桜事情2009 ~京都府立植物園 4・4~

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平成21年4月4日現在の京都府立植物園の桜開花状況です。この日は、正門花壇北側の染井吉野が満開になっていたほか、花菖蒲園の枝垂れ桜、桜林の枝垂れ桜など多くの桜が見頃となっていました。

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桜林の枝垂れ桜です。こには何本の枝垂れ桜があるのでしょうね、色とりどりの花が咲いていて、とても華やかな雰囲気になっていました。ここの木には植物園にしてはラベルが貼っていないのですが、種類が判らないのか、貼るまでもなく同じ種類だというのか、どちらなのでしょう?

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この花などは、まさにこの日が盛りだった様に思われます。雨の日だったので色合いはもう一つ冴えませんが、真昼の強烈な太陽に照らされるよりは、優しい色合いになるこの条件の方が良かったのかなという気もしますね。

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桜林の周囲には、木瓜の花も綺麗に咲いていました。こうした、他の花とのコラボレーションを楽しむ事が出来るのも、植物園ならではの面白さです。

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植物園の桜と言えば、まずはこの光景でしょうか。正面花壇に植えられたチューリップと、その向こうに広がる染井吉野とのコラボですね。ただ、せっかく綺麗に咲いていたレッドエンペラーが、折からの雨に打たれて花が萎たれていたのが残念でした。

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この日、最も見事だったのがこの枝垂れ桜でしょう。円山公園の枝垂れ桜の姪に当たると言い、この時期の植物園のシンボルツリーともされています。ほんの少しだけ盛りを過ぎていた様ですが、その素晴らしい樹形とあいまって、見応えは十分でした。

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既に盛りを過ぎた所が多いサンシュユですが、ここではまだ盛りが続いていました。この黄色の花と桜のコラボを見るのが、ここでの毎年の楽しみとなっています。

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大芝生地の西側にも、何本かの染井吉野が咲いています。この日は桜の下の通路に水たまりが出来ており、いかにも雨の日らしい光景となっていました。

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ここにもサンシュユがあり、雨を含んだ花がとても静かに、そして美しく咲いていました。

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こちらは雨に打たれた山桜です。水気を含んだ花がうなだれていますが、これも雨の日ならではのしっとりとした姿ですよね。

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最後は大山桜です。蝦夷山桜とも言い、どちらかと言えば北国に多い桜の様ですね。山桜よりも赤みが強く、なかなか綺麗な花色をしています。源氏物語に出てくる樺桜とはこの花の事ではないかとも言われ、葵の上の美しさに事寄せたとしても不思議ではない花ではありますね。

京都府立植物園では4月12日まで桜のライトアップを行っており、盛りは過ぎたとは言っても、夜桜ならまだまだ美しい花を愛でる事が出来ると思いますよ。

2009年4月 9日 (木)

京都桜事情2009 ~上賀茂神社 4・4~

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平成21年4月4日現在の上賀茂神社の桜開花状況です。この日は御所桜が満開となっていたほか、一の鳥居近くにある染井吉野や山桜が見頃となっていました。

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孝明天皇御下賜という謂われを持つこの桜は、明治6年にこの場所に植えられたとされますから、樹齢は136年を優に越えている事になります。今でも素晴らしい風格がありますが、江戸彼岸であるこの桜はここからが盛りの時期であり、これから先もさらに素晴らしい花を見せ続けてくれる事でしょう。

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御所桜はこの日が満開を迎えた直後と思われ、花の状態はほぼ最高でした。雨だったのが恨めしいところでしたが、この花らしい姿を見せて貰ったと思っています。

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晴れていればもっと花色が冴えていたのでしょうけれども、こうした雨の日のしっとりとした情感もまた悪くはありません。むしろ、この花にはこの静かな景色の方が似合う様な気もします。

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一の鳥居近くの染井吉野や山桜はこんな感じで、満開から7分咲きといった程度でしょうか。また写真には映っていませんが、陽光という種類の桜が、まだ幼木ながら綺麗に咲いていましたよ。

上賀茂神社のホームページに依れば、御所桜以外の桜がそろそろ見頃となりつつある様です。今週末で丁度良い感じかなというところなので、もう一度行ってみようかと思っているところです。


2009年4月 8日 (水)

京都桜事情2009 ~竜安寺 4・4~

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平成21年4月4日現在の竜安寺の桜開花状況です。この日は桜苑の枝垂れ桜や池畔の山桜、それに一般駐車場周辺の枝垂れ桜と染井吉野などが見頃となっていましたが、全体としてはまだ少し来るには早かったという感じです。

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山門を潜って池畔を巡り、庫裏に至る手前にある枝垂れ桜です。この日は数本の木が満開となっており、この先に期待を抱かせてくれました。また、庫裏の隣にある新館前の枝垂れ桜も見頃となっており、これはと思ったのですが。

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石庭にある枝垂れ桜はご覧の様な状況で、期待を大きく裏切られました。良く調べてみると2007年には4月14日に満開になっており、期待した方が間違いだった様ですね。

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竜安寺は現在方丈の屋根の葺き替え工事中であり、大きく仮屋根で覆われています。石庭もまた半分近くがこの仮屋根に覆われているといった状況で、普段とはまるで違った有様となっています。拝観は出来るのですが、仮設の桟敷席が石庭の半ば近くまで伸びており、幽玄味のある石庭の風情はありません。

しかし、直ぐ真下に庭石を見るといった貴重な体験が出来る事も確かで、また桜の位置も普段よりもずっと近くになり、これも面白い体験と捉える事も出来るかも知れません。

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鏡容池の周囲では、染井吉野はまだ3分先といった程度で、華やかさには欠けていました。その代わり、ユキヤナギは満開で、なかなか見事でしたね。

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一方、池の西岸にある山桜は満開で、まさに見頃となっていました。境内においては唯一華やかな存在と言って良く、外人さん達には大人気でしたね。

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桜苑では、数本の枝垂れ桜が満開となっていました。ただ、ここは木と木が妙に重なり合い、あまり華やかさが感じられないのですよ。そして、雨模様のせいでコントラストも低く、どうにも絵にならないので写真には撮りませんでした。もう少し見せ方を工夫してもらうと有り難いのですが。

ここで目だっていたのがこのアーモンドですね。先日の平野神社でも咲いていましたが、こんなに鮮やかな花を咲かせるとはちょっと意外な気もします。どちらかというと、桜と言うより桃に近い感じですね。

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この時期はどうしても桜に目を奪われてしまいますが、多くの椿もまた見頃を迎えています。ここでは落ち椿に風情があったのですが、隣にいた外人さんも同じように写真に納めており、この情緒が判るのかなと少し意外な感じもしました。

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この日、一番鮮やかだったのが一般駐車場の周辺でした。この枝垂れ桜を初めとして染井吉野も満開になっており、とても華やかでしたよ。ただ、自家用車で来た人達以外には知られる事が無い訳で、なんとも勿体ない状況ではありましたね。

竜安寺には、今週末も行くつもりです。今度こそ石庭前の桜も咲いている事でしょうし、境内も華やかさを増している事でしょう。丁度盛りになっていてくれれば嬉しいのですが、果たしてどうなっているでしょうね。

2009年4月 7日 (火)

京都桜事情2009 ~高野川 4・4~

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平成21年4月4日現在の高野川の桜開花状況です。この日は全体として五分咲き程度になっており、ほぼ見頃開始と言って良い状態になっていました。

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高野川の桜は、出町柳から上流に向けて約1.5km続く並木道であり、主として東岸側に染井吉野が植えられています。今年は河合橋の袂にスロープが整備されたので、より一層遊歩道に降りやすくなりました。

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今年はここも開花までは早かったのですが、その後の花冷えによって開花の速度が鈍り、この2日ほど前から急に咲き始めた様です。その天候不順のせいでしょうね、咲き方にかなりのばらつきがあり、満開の木があると思えばその隣はまだ2分から3分咲きといった具合で、全体としての美しさには欠けていました。でも、今日辺りはたぶん綺麗に咲き揃っている事でしょうね。

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ここはブルーシートを敷くスペースが無いので、いわゆるお花見には不向きです。しかし、そのぶん静かに花を楽しむ事が出来る訳で、純粋に花を楽しみたいという人にはお薦めの場所だと思います。

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対岸にはほとんど桜は無いのですが、この大きな山桜はなかなかの圧巻ですよ。このあたりでは数少ないお花見ポイントであり、この花の下でお弁当を食べている人もたまに見かけます。

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こちらは、出町デルタの山桜です。出町デルタにはこの桜一本だけなのですが、若者に人気のスポットとあって、周辺には沢山のブルーシートが敷かれていました。でも、この日はあいにくの天気で、この後は雨となってしまったのですが、場所を取っていた彼等はどうしたのかな。

花が咲いてからは週末のこの日だけが雨という皮肉な事になり、恨みに思った人も多かった事でしょうね。かくいう私もその一人なのですが、反面雨ならではの景色を見る事が出来、それなりに楽しんで来る事は出来ました。明日からは、そんな雨の日の桜をお届けしようと思っています。


2009年4月 6日 (月)

京都桜事情2009 ~祇園白川 4・3~

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平成21年4月3日の祇園白川の夜桜です。祇園白川では、宵桜ライトアップと称して3月27日からライトアップが行われ、昨日の4月5日で終了しました。今年はあまりに桜の開花が早すぎてどうなる事かと思われましたが、3月下旬の真冬並みの冷え込みによって開花のスピードが抑制され、結果としては丁度良い具合に収まった様です。

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この日の染井吉野の咲き具合は、夜目には満開、実際には5分から7分咲きだった様です。やはりこの華やかさは、染井吉野ならではのものがありますね。

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一足先に満開となっていた枝垂れ桜に、まだ花が残っていたのには驚きました。多分、明るい内に見ると痛みが目立ち、色も白く抜けていた事と思われますが、夜桜だと盛りの頃と変わらない様に見えるのが値打ちですね。

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つまりは、この2日ほど前から急に咲き始めた染井吉野と、ここまで花を保たせてきた枝垂れ桜が両方楽しめたこの日は、絶好の夜桜日和だったのかも知れませんね。

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祇園白川ならではの川と桜のコラボレーションです。これを撮るのは案外難しく、特に白川に架かる橋への出入りが店によって禁止されているため、写真を撮れるアングルが限定されているのですね。

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外からだと、料亭の中は素通しで丸見えになってしまいます。これって、案外中の人は気付いていないかも知れないですね。まあ、見ている側としては羨ましい限りなのですが。

場所によっては桜越しに舞妓さんの姿が見られたりするので、ちょっと特をした気分にもなりますよ。

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夜桜は終わってしまいましたが、染井吉野は丁度咲き揃った頃で、まだまだ見頃が続いていると思われます。早咲きの枝垂れ桜は終わってしまっているでしょうけど、遅咲きの八重紅枝垂れ桜などはこれからが見頃になるんじゃないのかな。

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最後に、縄手通から西側の染井吉野です。ここは一足先に咲き始めていたので、おそらくは本当の盛りは過ぎていたものと思われます。しかし、夜桜としては豪華絢爛たる咲きっぷりでしたね。染井吉野ならではの美しさを見せて貰った様な気がしています。

2009年4月 5日 (日)

京都桜事情2009 ~円山公園 4・3~

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平成21年4月3日の円山公園の夜桜です。この日はメインの枝垂れ桜をはじめとして多くの桜が満開となり、大勢押し寄せた花見客を魅了していました。

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年々衰えが目立つ枝垂れ桜ですが、今年は少し持ち直したかの様にも見えます。でも、やはり明るい内に見ると痛々しい姿ではありますね。

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それでもその花色は依然として素晴らしく、桜の女王と呼ばれていた頃と比べても少しも遜色はありませんね。

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この日は鮮やかな夕焼けとなり、枝垂れ桜を美しく染めていました。

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明るい内には衰え方が目だったこの桜も、夜桜となるとその花色だけが引き立ち、かつての絢爛たる姿を彷彿とさせるものがあります。

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日暮れとともに公園内の各所にかがり火に火が入り、夜桜を妖しく照らし出します。明治の頃(または幕末?)から続く円山公園の名物ですね。ところが、このかがり火を知らない人が多いらしく、写真を撮っていると「これは何のため?」といぶかりながら通り過ぎる人が結構居ました。ちょっと意外な反応ですね。

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私の前にあったかがり火は火の付き方が悪く、他のかがり火が赤々と燃えているのに対して、煙が上がるばかりでなかなか燃え上がろうとはしませんでした。ずっとイライラしながら待っていたのですが、たまたま通りがかったインド人とおぼしき女性がふーっと薪の中に息を吹き込むと、あっという間に燃え上がったのです。たった一息でこれほど変わるとはちょっと驚きました。きっと薪の取り扱いに慣れた人だったのでしょうけど、不思議な光景を見せて貰った様な気がします。

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円山公園から八坂神社にかけては、数多くの屋台や出店が軒を連ねています。それを覗くだけでも楽しいのですが、中でもこのお化け屋敷は秀逸でしたね。入場料が500円と高かったので入っていませんが、そのうさんくささが如何にも花見らしくて面白かったです。

久しぶりに見た夜桜は、なかなか楽しむ事が出来ましたよ。


2009年4月 4日 (土)

京都桜事情2009 ~洛西・洛北 4.4~

平成21年4月4日現在の京都の桜開花情報です。今回も写真の整理が間に合いませんので、テキストベースでお知らせします。

今日はあいにくの雨でしたが、それでも各地の桜の名所は大勢の花見客で賑わっていました。

1.高野川

全体として5分咲き程度で、見頃開始と言って良いのでしょう。これは今年の特徴なのですが、木によって開花の仕方がばらばらで、満開になっている木の隣はまだ3分咲きといった具合になっています。このため、場所によってはまだ寂しい景色の所も残っているのですが、一斉に咲くのが特徴の染井吉野としては珍しい現象ですね。

また、出町デルタの入り口にある山桜が満開になっていました。

2.加茂川

出町橋西側上流の桜並木が5分咲き程度になっていました。これが朝の状況ですが、夕方帰る道すがらに見た感じでは、さらに咲き進んでいた様に見えました。ここも見頃開始と言って良いでしょう。

3.平野神社

ここは西大路通からちょっと覗いた程度なのですが、桜苑の染井吉野が満開になっている様子です。さすがに華やかな感じになっていましたよ。

4.竜安寺

実は今日のメインに据えていたのがここだったのですが、残念ながら石庭の枝垂れ桜はまだちらほら咲きでした。読みが外れてしまいましたね。ここは来週にもう一度行ってみるつもりです。

境内では早咲きの枝垂れ桜は満開から散り初めが混在、桜林でも同様の状況で、アーモンドが綺麗に咲いていました。また、池畔の山桜が満開見頃になっています。

この日一番綺麗だったのが一般車両用の駐車場周辺で、枝垂れ桜と染井吉野が満開になり、とても華やかでしたよ。

5.上賀茂神社

御所桜が満開見頃になっています。雨ではありましたが、たぶん前日か、この日が最高の状態ではなかったかと思われます。それほど、花の状態は素晴らしかったです。また、一の鳥居を入ったところにある染井吉野と山桜は満開見頃です。

風流桜と二の鳥居から内側の桜はまだ蕾が膨らんだ程度であり、同じ上賀茂神社でも開花状況には随分と差が出来ています。

6.京都府立植物園

染井吉野が満開見頃になっています。チューリップのレッドエンペラーとのコラボレーションが見事でしたよ。

また、桜林の枝垂れ桜数本が満開見頃になっています。ただ、早咲き系の枝垂れ桜は、散り初めから散り果てとなっていました。

その他、山桜、大山桜などが満開見頃となっていました。

7.半木の道

まだちらほら咲きの段階でした。ただ、去年もそんな事を言っていた尻から一気に開花が進み、あっと言う間に見頃になったという実績があります。今年もまた、明日以降突然開花が進むという可能性もあり得えますよ。

総じて今年の桜の開花状況にはばらつきがあり、特に染井吉野で顕著です。例えば満開を迎えた京都府立植物園の南隣にある京都府立大学のグラウンドでは、周囲を取り囲む染井吉野がちらほら咲きから五分咲き程度が混在しているといった具合で、とても満開とは言えません。他の場所も似たり寄ったりの状況ですが、明日は好天に恵まれるとの事ですので、今まで遅れていた所でも一気に見頃となる可能性もあります。ですのでお出かけになる際には、必ず最新の情報をここここで調べてからにして下さる様にお願いいたします。

京都桜事情2009 ~洛東4.3~

昨日は久しぶりに時間に余裕が出来たので、夜桜を見て来ました。そこで少しだけですが、平成21年4月3日現在の桜開花情報をお伝えします。

1.円山公園

メインの枝垂れ桜は満開です。明るい内に見ると衰えた姿に痛々しさを感じますが、花色はさすがに見事。これが夜桜になると花色の素晴らしさだけが強調されるので、かつての姿を彷彿とさせるものがありました。

染井吉野もほぼ満開になっており、花見気分も全開ですね。

2.祇園白川

染井吉野が満開になり、見頃となっていました。本当はかなり痛んでいると思われる枝垂れ桜も、夜桜なので綺麗に見えましたよ。ここも人出は多かったです。


以下は人からの伝え聞きですが、

インクライン公園は5分咲き程度、南禅寺は満開になっているそうです。岡崎の疎水沿いの桜は歩道沿いのオオシマザクラは満開ですが、水路沿いの染井吉野は1分から2分咲き程度らしいですね。

やはり天候不順のせいで、桜もかなりとまどっているらしく、ごく近い場所でも開花状況に差がある様ですね。染井吉野について言えば、総じてこれから来週半ばにかけてが見頃となりそうです。

2009年4月 3日 (金)

京都桜事情2009 ~祇園白川 3・28~

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平成21年3月28日現在の祇園白川の桜開花情報です。この日は川沿いにある枝垂れ桜が全て満開となり、華やかさを増した桜を求めて、大勢の花見客が押し寄せていました。

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3月下旬に続いた寒の戻りによって、桜の開花は総じて遅くなっているのですが、いったん咲き出した桜にはブレーキは掛からなかった様です。このかにかくにの碑の側に植えられた枝垂れ桜も、ご覧の様に見頃となっていました。

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祇園白川の桜の見所の一つは、やはり川とのコラボレーションにあります。窓の付いた腰板塀とあいまって、祇園の情緒満点ですね。

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みわたせば 柳桜を こきまぜて 宮こぞ春の 綿なりける   古今集

もう一つの見所は、柳の新緑とのコラボですね。平安の昔から歌に謳われて来ましたが、今見ても素晴らしく調和の取れた景色だと思います。

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祇園白川の中でも、私のお気に入りはこの紅枝垂れです。まだ若木なのですが、その妖艶とも言える花色は素晴らしいの一言。まさに祇園にふさわしい花ではないでしょうか。

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数は少ないですが、山桜も咲いていました。前にも書きましたが、この薄茶色の葉と淡い桜色の花のコンビネーションにも、なかなか捨てがたい美しさがありますよね。

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川の中には、いつものおねだりアオサギが来ていました。この後、料亭の窓辺に留まって中を覗き込んでいたのですが、もしもお客さんが居たら、さぞかし驚いた事でしょうね。

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この枝垂れ桜も先日の雨でかなり散ってしまったかも知れません。次の染井吉野がどの程度咲いているか気掛かりなのですが、明日時間があれば見てこようかと思っているところです。

2009年4月 2日 (木)

京都桜事情2009 ~千本釈迦堂 3・28~

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平成21年3月28日現在の千本釈迦堂の桜開花情報です。この日は本堂前にある阿亀桜が満開となっていました。

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阿亀桜は境内の中央に一本だけ植えられている枝垂れ桜で、その堂々とした姿には威厳すら感じさせるところがありますね。

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阿亀桜の名は、この寺にまつわるおかめ伝説にちなんだものである事は確かでしょう。白の一重咲きで、たぶん本満寺の桜と同系統なのでしょうね。

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この桜も、本当のピークは少し過ぎていたようです。この花は蕾の時にはかなりはっきりした桜色で、開花直後にはうっすらとその色を残しています。ところが咲き進むにつれて白くなり、満開のこの日はほとんど桜色は消えていました。子細に見ると花びらもところどころ痛んでおり、たぶん2、3日前が一番綺麗な時だったのではないかと思われます。

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それにしても、この繊細な枝を折る事なく、地面すれすれまでに伸ばして管理するとは、並大抵の手入れでは出来ない事でしょう。この桜に掛ける情熱と愛情を垣間見た様な気がします。

2009年4月 1日 (水)

京都桜事情2009 ~妙覚寺 3・28~

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平成21年3月28日現在の妙覚寺の桜開花状況です。この日は山門前の枝垂れ桜が8分咲き程度になっており、見頃が始まっていました。

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改めてこの写真を良く見ると、上の方の枝ではまだ咲いていない部分が目立ちますね。してみると、厳密には7分咲きと言ったところかな。

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この木は一週間前に咲き出していたのですが、このところ低い気温で推移したせいでしょう、まだ満開には至っていませんでした。この枝などはここ数日の内に開花し始めたと見え、とても新鮮で美しい花が付いています。

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一方、こちらは先週から咲き続けている枝で、さすがに白く色褪せてきていますね。この様に一本の木でも枝によって咲き加減があいまいで、気温の乱高下をもろに受けている事が推察されます。

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妙覚寺の境内は大半が駐車場化しており、桜はほとんどありれません。わずかに方丈庭園に咲いているのが外から確認出来る事と、その庭園の塀の外で咲いていたこの桜がある事ぐらいですね。

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この桜もまた盛りを過ぎていた様です。染井吉野であるにも係わらず、既に新葉が展開し始めていましたからね。

これから先は塔頭の紅枝垂れ桜、門前の八重桜が順次咲き始める事でしょう。これらもまた、出来る事なら追いかけてみたいと思っているところです。

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ねこづらどき

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