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2008年12月

2008年12月31日 (水)

良い年をお迎え下さい

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2008年の大トリは、今年も何度も通った清水寺にしたいと思います。

昨日訪れた時に、本堂の正面に飾ってあったパネルは今年の漢字「変」。12月12日に清水寺の奥の院にて、森清範貫首が書き上げた字ですね。

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最初に見た時、今年がおかしな年だったからかと思ったのですが、そうではありませんでした。変化の「変」、つまりアメリカでオバマ次期大統領が叫んだchange!を漢字で表したものだったのですね。

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日本においては、つい先頃まで戦後最長の好景気と言われていたのが、一転して100年に一度の不景気と呼ばれる事態に陥ってしまいました。私的には好景気と言われても全くその実感が無ったので、バブル崩壊後の不景気が一段と強まったと言った方が正しいのではないかと思うのですが、大変な事になっているのには間違いありません。

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変化と言っても、何をどう変えれば良くなるのかは見当も付きませんが、少なくともまじめに働く人達が消耗品の様に扱われてしまう世の中ではあって欲しくありません。普通の人が普通に働けば、それなりの幸せを得る事が出来る、かつての日本はそんな社会だったはずです。それが何でこんな事になってしまったのか。

これから社会は否応なく変わって行くのでしょうけれども、まじめに努力すれば誰もが幸せになれる、そんな世の中になって欲しいものだと心から思います。

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ところで、清水寺ではNHKの中継車が入り、早くも行く年来る年の準備を始めていました。あちこちに照明の櫓が組まれており、かなり力が入っている様に思われます。

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たぶん、ここがメインとなるのでしょうね、鐘楼の前にはテレビカメラ用と思われる台が設けられていました。番組がここから始まるのかどうかは判りませんが、今夜の放送を楽しみに待ちたいと思います。恐らくは「変」の字がキーワードとして使われる事でしょうね。

さて、今年もねこづらどきを訪れて頂きありがとうございました。今年は京情緒をお届けする事を目標にやって来ましたが、いかがなものでしたでしょうか。いささか時間的に厳しくなった時期もあったのですが、毎日訪れて下さっている人達が居るという事を励みに、何とか完走する事が出来ました。ただ振り返ってみれば、写真にしろ文章にしろ、高く掲げた目標に比べると力不足であった事は否めないとも思っています。

来年も出来れば同じペースで更新を続けられたらなと思っています。週末に京都に取材に出掛け、それを一週間掛けて記事にするというのが、すっかり生活のリズムになっていますからね。さらに写真と文章力に磨きを掛け、京都の魅力をお伝え出来たらなと思っています。

2009年が皆様にとって明るく良い年であります様に。
来年も当ねこづらどきをよろしくお願いいたします。

2008年12月30日 (火)

京都・洛東 京都歳末風景2008~大豊神社~

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2008年もいよいよ大詰め、トリを勤めるのは今年の冒頭に登場してくれた大豊神社の狛ねずみにお願いする事にしました。

子年にふさわしい狛ねずみとしてあちこちで紹介され、初詣にはツアーも組まれた程の人気振りでしたが、先日訪れた時には元の静かな境内に戻っていました。次にまた大騒ぎになるのは12年後の事になるのでしょうね。

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それでも年間を通して変わらないものが、外人観光客に対する人気ぶりです。この日も誰も居ないと思って入って行った境内に話し声がすると思ったら、家族連れと思われる数人の外人さんが狛ねずみの方角から現れました。

ここに来るのは主としてヨーロッパ系と思われる人達で、清水寺周辺に圧倒的に多い中国系の人達はまず見かけないのが面白いところですね。たぶん、それぞれの国のガイドブックに記載されているかいないかの違いなのでしょうけど、もしかしたら国によって嗜好が違うのかなと思ったりもしています。

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境内では、椿の花が咲き始めていました。この花は唐子咲きと言うのでしょうか、花の中にさらに沢山の花弁を詰め込んだ様な、豪華な姿ですね。

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境内手前の鳥居の下に咲いていたこの花はイソギクです。撮った時は何の花か判らなかったので調べてみると、本来海岸で咲いている花なのですが、その美しさ故に観賞用としての価値が認められ、庭に植えられる様になったのだそうです。でも、海辺とは随分違った環境なのにちゃんと育つとは、やはり元々が頑健な性質を持った植物だからなのでしょうね。

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それにしても、1年は過ぎてみると早いものですね。元旦用にと、狛ねずみを撮りに行ったのがつい昨日の事の様に思われます。そして、ついこの間までは紅葉を撮りに走り回っていたのですけどね。そんな2008年もいよいよ押し詰まり、波乱の年も間もなく暮れようとしています。

2008年12月29日 (月)

恋する京都 ロケ地案内~GOSPEL・店内~

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恋する京都のロケ地案内の中で、まだ紹介出来ていなかったGOSPELの店内にやっと入る事が出来ました。この建物は1階と2階で店が違っており、1階は迷子という喫茶店、GOSPELは階段を上がった2階にあります。

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この景色を見た時は、思わず感激しましたね。4年前のドラマ放映時と何も変わって居らず、すぐそこに志乃と圭吾が座っている様な錯覚に陥りましたよ。

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少し意外だったのが店内にはジャズが流れていた事で、いわゆるジャズ喫茶だったのですね。ゴスペルとジャズはイコールでは無いと思いますが、ごく近い関係にあるという事で店名になっているのでしょうか。

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この日いただいたのはケーキセットです。このケーキは「おばあちゃんのタルト」だったかな、ほどよい甘さと深い味わいが同居した絶品でしたよ。紅茶はティーカップの分を含めると3杯分もあって、1100円というやや高めの値段も納得出来るというものでした。

メニューはこの外に、

コーヒー600円、紅茶650円、ハーブティー850円~、オリジナルカレー1200円~、ランチ1350円などがあります。夜はパブに変わるので、メニューはまた変わるのかも知れません。

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この日は外から差す光で蔦の赤い色がレースのカーテン越しに透けて見え、なかなか綺麗でしたよ。

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外から見るとこんな感じで、洋館には蔦がよく似合いますね。

GOSPELの難点は開店時間が不規則な事なのですが、一応昼の12時から夜の12時までが営業時間なのだそうです。定休日は火曜日。ただ、不定期休や貸し切りが結構多いんだよなあ。

また、年末は25日までの営業でしたから、もう年内は一杯は閉まっていますね。元旦までがお休みで、2日から4日までは、12時から18時まで営業されます。そして、5日から9日まで再び休みに入り、通常営業に戻るのは1月10日からだそうです。

恋する京都のファンで一度は行ってみたいという方も居られると思いますが、営業時間にはくれぐれもお気を付けて行って下さい。

電話番号は075-751-9380ですので、あらかじめ確認しておくと良いですよ。

2008年12月28日 (日)

京都・洛東 京都歳末風景2008~冬の景色・真如堂~

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平成20年12月20日の真如堂です。紅葉の頃の賑わいはすっかりと消え、冬景色の中、いつもの静かな真如堂に戻っていました。

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山門を潜ってすぐに目に付くのが南天の赤い実です。彩りが少なくなるこの季節にあって貴重な存在なのですが、いつの間にか鳥に食べられて無くなってしまうのですよね。あまり鳥が止まっている所は見た事が無い様な気がするのですが、どんな鳥が来ているのでしょうね。

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本堂の裏には名残の紅葉と呼ぶには少し寂しいのですが、華やかだった頃を彷彿とさせるだけのもみじはまだ残っていました。

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今年の真如堂の紅葉は、11月中は発色も見事でかなり良かったのですが、12月に入ったとたんにシーズンが終了してしまった様です。例年12月に入ってからが見頃となる本堂裏のもみじも、12月5日に降った雨のせいで一気に葉を散らせてしまったそうです。

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でもこんな寂しいもみじの方が、かえって晩秋の風情が味わえる様な気がするのは、多分私だけでは無いでしょう。まあ、落ち葉集めのブローの音が、いつまでもうるさかったのは少々残念でしたが。

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今頃はこの残った葉もすっかりと落ちて、冬枯れの景色へと変わっている事でしょう。その誰も居ない静かな境内を歩くのが、実は一番の贅沢なのかも知れないなと密かに考えている所です。

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薬師堂周辺のサンシュユの実は、今年は少し不作ではないかと感じています。昨年はもう少し辺りを赤く染めていた様な気がしますが、今年は上を向かないと実の成っている場所が見えてこないのですよ。

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この季節に一番似合う花は、やはり山茶花ですね。ここ真如堂でもそこかしこでこの花を見る事が出来ます。震える様な寒い日でも、この花の色を見ると心なしかほんのりと暖かくなった様な気分がしてきます。

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真如堂の近くにある素心蝋梅は、早くも花を咲かせていました。まだ黄色く色付いた葉が完全には散っていないと言うのに、蕾を綻ばせているのですね。

この花の澄んだ甘い香りを嗅ぐと、冬が来たなと思うと同時に、もう春が直ぐ向こうに待っている様な気がしてしまいます。いくら何でも早すぎるのですけどね、この花の香りにはそんな期待を抱かせる作用があるんじゃないかしらん?また暫くはこの花を追いかける日々が続く事になりそうです。

2008年12月27日 (土)

京都・洛東 京都歳末風景2008~除夜の鐘試し撞き・知恩院~

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京都・東山にある知恩院において、除夜の鐘の試し撞きが行われました。毎年大晦日の本番に先立ち行われているもので、日本三大梵鐘の一つの大音響が東山山麓に響き渡りました。

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試し撞きに先立ち、僧侶達が鐘を取り囲んで読経を上げます。練習とは言え、やはり鐘を撞くという事は宗教行為になるのですね。

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撞木に繋がれた小綱を引くのは16人、そして親綱を持つ一人が仰向けになって身体を投げ出す様にして鐘を撞きます。このとても豪快な鐘の撞き方を動画に撮ってきたのでよろしければご覧下さい。身体を震わす様な重低音が鳴り響きますよ。

ずっと見ていると、毎回鐘の音が微妙に変わる事が判ります。親綱を握る撞き手は2回に1回交代するのですが、微妙なタイミングや飛ぶ方向の違いによって撞木の当たり方が変わるのでしょうね。綺麗な音を出すには17人の息が合う事が重要で、その為にはこの練習が欠かせないという事なのでしょう。

31日には午後10時40分頃から撞き始め、約1分間隔で108回鳴らされます。そしてこの鐘が鳴り終わる頃には年が改まり、2009年が始まっているという事ですね。

この鐘の音を聞くと、今年もいよいよ押し詰まったなあという気がして来ますね。

2008年12月26日 (金)

京都・洛中 京都歳末風景2008~錦市場~

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京都の歳末風景と言えば、やはり錦市場は外せません。京都の台所として常に賑わいを見せていますが、年末のこの時期は、迎春準備のための買い物をする人でさらに混み合う事になります。

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錦を歩いていると色々面白いものがあって飽きる事が無いのですが、中でも大阪のスーパーではまずお目に掛かる事がないものが京野菜でしょう。

まずは、その鮮やかな色彩で目に付くのが金時人参です。京都特産という訳ではありませんが、京野菜と言えばまず思い浮かべるのがこれですね。西洋人参よりも肉質が柔らかくかつ甘味が強いのが特徴で、京料理には欠かせない素材です。

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こちらは、京都伝統野菜に指定されている万願寺とうがらしと伏見とうがらしです。どちらかと言うと万願寺とうがらしの方が有名ですが、歴史は伏見とうがらしの方がずっと古くて江戸時代の文献にその名を見る事が出来、伏見を中心に栽培されていた事からこの名があります。

一方、万願寺とうがらしは、大正時代に伏見とうがらしとカリフォルニア・ワンダーという品種を交雑して出来たと言われており、舞鶴の万願寺地区で栽培されていた事からこの名があります。どちらもとうがらしとは言いながら辛味は少なく、肉質の歯ごたえと甘味の強さで人気があります。

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くわいもまた京都の伝統野菜の一つです。子孫繁栄と芽が出るようにという願いを込めた縁起物として、お節料理には欠かせない素材です。昔は東寺周辺で沢山作られてたそうですが、最近は郊外に産地は移っている様ですね。

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訪れたのは12月23日のことだったので、クリスマスバージョンの料理も店頭に並んでいました。その代表格はやはりローストチキン、なかなか美味しそうですね。

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最近の錦市場での楽しみは、イートインの店を探す事です。店売りの野菜や魚を素材とした料理を食べられる店の事で、伝統のある錦市場ですからその魅力は満点と言えます。この日選んだのは元蔵(げんぞう)という店で、イートインではありませんが、多彩なメニューが面白い料理店です。

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今回食べたのは「しっぽくうどん」でした。エビ天、鴨肉、湯葉、焼きネギ、だし巻きなどがトッピングされたうどんで、これだけ色々な食材が混じっているにも係わらず、味に濁りが無く、とても美味しかったですよ。

ちなみに、ジョッキに注がれているのは京都の地ビールNo.1497です。キリンビールが京都限定で製造販売して来たビールで、口当たりの良い飲みやすいビールとして人気があります。ただ、キリンのホームページに依れば年内で販売終了とあり、残念ではあるけれど貴重な機会に恵まれたと言えそうですね。

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帰り際、思わぬ場所で見つけた「屯所餅」ののぼりです。壬生の八木家が経営している京都鶴屋「鶴寿庵」の錦店がオープンしていたのですね。これからは壬生に行かなくても屯所餅が買える訳で、錦に行く楽しみが一つ増えました。

錦市場は店先を冷やかすだけでも十分に楽しい、京都のお薦めスポットの一つです。


2008年12月25日 (木)

京都・洛中 京都歳末風景2008~新京極通など~

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昨日に続いて、新京極周辺の歳末風景をお届けします。歳末と言っても25日を境に大きく景色は変わるのですが、今日まではこのクリスマスバージョンでした。

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京都で一番賑やかな場所は、やはり新京極になるでしょうね。最近は京都駅前が元気ですが、店のバリーエーションの多彩さではこちらが上回り、それにちょっと垢抜けないが故の猥雑さがこの界隈の熱気を支えていると言って良いでしょう。

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その新京極もクリスマスバージョンで飾られていました。今年はこのプレゼントの箱がコンセプトになっている様です。

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その箱を正面から見ると、プレゼントのぬいぐるみが溢れ出んばかりになっています。子供の頃、貰った箱を開ける時のワクワクした気持ちが蘇る様な気がしますね。

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その新京極で、ひこにゃんのUFOキャッチャーを見かけました。あまりの可愛さに一枚撮らせてもらいましたが、こここでもなかなかの人気振りを示している様です。このゆるキャラは、もはや彦根を超えたメジャーな存在になりつつあるのかも知れませんね。

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季節によって様々な姿を見せてくれるケンタッキーおじさんは、お約束どおりサンタクロースの姿になっていました。この恰幅の良さは、サンタさんにはぴったりと来ますね。

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そのケンタッキーの前では、京都の冬ならではの光景がありました。この蒸籠は蒸し寿司を作るためのもので、以前に紹介した「新選組血風録の風景 ~虎徹その2~」にも出てきます。この蒸籠は実際に使っている訳ではなくディスプレイなのだろうと思われますが、この意味を知っている人は案外少ないかも知れません。きっと昔の京都ではごくありふれた景色だったのでしょうけどね。

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新京極の周辺でも、クリスマスバージョンのディスプレイが飾られています。冒頭の写真は蛸薬師商店街。丸い看板にはロフトの文字が見え、景色と同様にディスプレイにもロフトが大きなウェイトを占めているのかも知れません。

そして、こちらは河原町商店街のディスプレイです。ここは、毎年飾られていたポインセチアのプランターが無くなっていました。これも経費節減の現れなのかな。

もっとも、ポインセチアを育てている者としては、寒さに凍える植物の声が聞こえる様な気がして、あまり良い気はしないディスプレイではありました。もしかすると、そんな意見が寄せられたせいで消えてしまったのかもと思ったりもします。

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最後は四条通です。ここは割と豪華な感じのするディスプレイですね。これは夜はどうだったのでしょう、ちゃんと光っていたのかな。

華やかなクリスマスバージョンも今日までで終わり、明日からは正月バージョンに切り替えられる事でしょう。今夜は夜を徹しての模様替えをするのかな。その迎春バージョンは後日お届けしようと思っているところです。

2008年12月24日 (水)

京都・洛中 京都歳末風景2008~三条通~

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12月23日の事です。三条大橋に差し掛かり、ふと河原に目を向けると何やら赤い服を着た集団が居ました。何なんだ、これはと近づいてみたのですが...。

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なんと、サンタさんの集団が河原を占拠していたのでした。見ていると、走っている様な、歩いている様な、同じ場所をぐるぐる回っているだけの様な?

良く判らないまま帰ってから調べてみたのですが、「サンタクロースマラソンin京都」というイベントなのでした。今年で5回目を迎えるそうで、年々人気が高まっているとの事です。サンタの衣装を着る事が義務づけられている外は、走っても良し歩いても良し、とにかく100分間鴨川の河原を往復し続けるだけというルールの様ですね。その気軽さが人気を呼ぶ秘密なのでしょうね。

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三条大橋を後にして西に向かいます。ここは言わずと知れた池田屋の跡。昨年暮れにパチンコ屋さんが廃業した後は貸しビルになっていたのですが、結局一年経っても次の借り手は見つかっていない様です。いい加減寂しくなってきたので、そろそろ新しい店を見たいところなのですが、特殊な建物なのでなかなか難しいのでしょうね。

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ここから日付を少し遡って12月20日になります。三条商店街のアーケードに来ました。ここも飾り付けはクリスマスバージョンになってはいるのですが、今ひとつ華やかさが無いのですよね。

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クリスマスらしい景色はないものかとさらに三条通を歩き続けていると、やっとクリスマスカラーを身に纏った雪だるまと出会いました。その奥にはツリーも見えており、この季節はやはりこれでなきゃね。

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さらに歩き続けて京都文化博物館までやって来ました。冬至の一日前とあって、早くも日が傾き掛けています。ここから道を引き返し、新京極へと向かいます。そのレポートは明日アップしますね。

2008年12月23日 (火)

京都・洛中 かぼちゃ供養2008~矢田寺~

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寺町三条にある矢田寺のかぼちゃ供養に今年も行ってきました。毎年12月23日に行われている行事で、中風除けと諸病退散に御利益があるとされています。

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この行事に参加するのは去年に続いて二回目なのですが、少し様子が違っていました。ここはお盆の時に撞かれる送り鐘がある事で知られているのですが、今年ははその鐘を撞いて参拝する形になっていました。去年はそんな事は無かったと思うのですが、毎年お作法が変わるのかしらん?

それはともかく、その鐘の音を動画で拾ってきましたので、よろしければお聞き下さい。

なかなか澄んだ良い音でしょう。この鐘を撞くと、いかにも御利益がありそうな気がしますよ。

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かぼちゃ供養はその名の通り、仏前に供えられたかぼちゃを撫でてからお祈りします。ところが、今年は鐘に気を取られていたからなのでしょうか、ここをスルーしてしまう人がかなり居ました。まあ、お祈りする事が一番ですから、御利益には代わりはないと思われますけどね。

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そして先着1000名には、供養済みのかぼちゃを煮込んだものが振る舞われます。これはやはり冬至にかぼちゃを食べる風習から来ているそうで、実際の冬至とは微妙にずれる事になりますが、そのあたりはこの行事が休日と重なる様にあえて開催日を固定したのではないかと推測されます。

なお基本的には無料なのですが、寸志としていくばくかのお金を置いてくるのが、参拝者の心映えというものかと思われます。

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鐘繋がりで、新京極を二筋下がった所にある蛸薬師にもお参りしてきました。ここは参拝の前に、この鐘を一撞きする事が作法となっています。この鐘も高く澄んだ良い音が鳴りますよ。

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そして、御堂の右手にある「なで薬師」と呼ばれる御賓頭廬蛸を左手で触れると、それだけですべての病が平癒すると言われています。

歳末の京都のご利益ミニツアー、のんびりと出来てなかなか良いものでしたよ。

2008年12月22日 (月)

名残の紅葉2008 総集編 ~楓(フウ)・東山界隈~

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今年は昨年以上に京都の紅葉の名所を駆け回ってきましたが、まだ紹介仕切れていない場所がいくつか残っています。でも季節はすっかり冬となってしまい、さすがに時間切れとなりました。そこで、12月に入ってから撮った写真をまとめて紹介し、今年の紅葉シーズンの締めくくりとしたいと思います。

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まずは、12月7日に撮った京都府立植物園の楓からです。楓は訓読みすれば「カエデ」となりますが、この木の場合は「フウ」と読むのが正しく、中国原産のマンサク科の植物になります。葉を見ると一見カエデの仲間の様に見えますが、その丸い実を見るとなるほど別の植物なんだなと納得させられるところがあります。

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樹齢100年とも言われる巨木の迫力は満点で、真下から見上げるとその存在感に圧倒される思いがしますよ。今年も真っ赤には染まらなかった様ですが、このオレンジ色もまたなかなに美しい色だと思います。

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次は一転して清閑寺の紅葉です。ここは「恋する京都」を見ていた人には遊山寺としておなじみの場所で、右手の山門は何度もドラマの中に登場しました。志乃が紅葉した境内に入ってくるシーンは印象的で、その場面を再現したかったのですが、ちょっと時期が遅かった様ですね。

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11月21日に訪れた時にはまだ紅葉は始まったばかりで、ほんのりと色付いている程度でした。そして、この写真は12月13日に撮ったもので、盛りはその間、やはり12月5日前後だったのでしょうか。

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ここもどうやら一度に色付くという事はなさそうで、境内の木々が順番に染まっていく様ですね。ですから何時が一番の見頃かを決めるのは難しく、気に入ったシーンを見つけるには何度となく通うしかないのかも知れませんね。

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こちらは二年坂から三年坂に向かう途中で見つけた名残の紅葉です。ここは古い町並みが続く通りで、他と比べると季節感が掴みにくい場所ではあるのですが、それでもこうした紅葉や夏の百日紅などを見る事が出来るというのは、やはりここに暮らす人達の心映えというものなのでしょうか。

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そして、高台寺の駐車場にあった名残の紅葉と八坂の塔のコラボレーションです。適度に葉が散って向こう側が透けており、この組み合わせで撮るのには丁度良い状態だった様に思われます。

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12月に入ってからでも、こういう空はやはり秋空と言うのでしょうか。それとも、初冬の風情を感じますか?

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高台寺の台所坂も紅葉が遅いところで、この日(12月13日)もまだ盛りの紅葉が残っていました。やがてこの鐘楼で除夜の鐘が撞かれるのですが、その頃にはさすがに散ってしまっていることでしょう。それとも、鐘の響きと共に、一枚、また一枚と散っていくのだっりして。

今年の京都の紅葉はここ数年の内では早く始まったと思われるのですが、こと東山界隈に関してはやや遅めの推移だった様に思われます。そして色合いは何年かぶりに綺麗に染まったと思うのですが、中には今年も駄目だという意見もある様ですね。このあたりは主観の問題ですから、どう評価するかは人によってまちまちなのでしょう。ただ、少なくとも去年よりは、はるかに綺麗な場所が多かったと思いますよ。

少しピークが短かった様に感じるのは、12月5日に降った雨の影響が大きいのでしょうね。盛りの終期に降り、大量の葉を散らしてしまった恨みの雨ですが、私的には雨後の紅葉を見る事が出来たので、それなりに満足しています。

まだアップしていない写真も数多く残っているのですが、今年の紅葉はこれにて終了とさせていただきます。今年も沢山の人に訪れて頂き、ありがとうございました。

明日からは歳末の京都の姿をお届けしようと思っています。

2008年12月21日 (日)

第20回女子全国高校駅伝

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(中段を巡る争い。富山、いわき総合、神村学園、仙台育英の各選手による接戦。)

年末の京都を飾る全国女子高校駅伝が今年も開催されました。今年は第20回という記念大会であるため、通常の都道府県代表の47校に各地区の代表11校を加えた全58校が参加し、290人の選手が都大路を駆け抜けました。

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(この時点でトップだった興護館高校。)

私が見に行ったのは第2中継所がある鞍馬口で、次走者にたすきを渡すべく各選手がラストスパートを掛けるという好ポイントでした。それに女子の場合はここから折り返すので、短時間の内に2度選手達を見る事が出来るというおまけも付いてたのです。

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(立命館宇治と千原台に依る3位争い。)

結果は既報のとおり、豊川高校が最終区間で逆転し、初優勝を遂げました。連続優勝を狙っていた地元の立命館宇治は残念ながら3位に終わりましたが、2区と3区を走っていた選手を見た限りではありますが、とても良く鍛えられた好チームだった様に見受けられました。

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こちらは優勝した豊川高校の3区のランナーです。前を行く興譲館高校との差を3秒縮め、後の逆転優勝に繋げる快走を見せてくれました。

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昨年は男子のレースを観戦させて貰ったのですが、女子でも実に力強い走り方をするものですね。以前は足を引きずる様な走り方をする選手が多かった様に記憶しているのですが、今はほとんどの選手が綺麗なフォームで走っています。確かに年々レベルは上がっている様ですね。

写真を整理していて気付いたのですが、腕にチームメイトの名前を書き込んで走っている選手が結構居る様でした。駅伝は団体戦、走っている途中でチームメイトを思い出すと力が湧いて来るという事もあるのでしょう。自分のためだけではなく、チームの為にと頑張る姿はやはり素晴らしい。駅伝観戦は一度始めると止められなくなりますね。

2008年12月20日 (土)

京都・洛東 名残の紅葉2008~八坂神社界隈 12・13~

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平成20年12月13日の八坂神社界隈の紅葉です。八坂神社もまた遅くまで紅葉が残る場所なのですが、今年も12月の半ばにして盛りに近いもみじを見る事が出来ました。

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この日主として色付いていたのは西楼門の南側の一角で、毎年綺麗に黄葉する南楼門の前のもみじは惜しい事に半ば以上散っていました。その名残の紅葉の向こう側には、晴れの日のお二人の後ろ姿が見えています。

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南楼門の前のもみじは2本あり、良い時期に行くと丹塗りの門に映えた綺麗な紅葉を見る事が出来ます。今年は一週間ほど行くのが遅かった様ですね。

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境内を抜けて円山公園に出ました。池の畔のもみじもほとんど葉を散らせてしまい、間もなく冬枯れの姿になろうとしています。

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八坂神社縁の梵鐘がある大雲院では、盛りの紅葉が残っていました。背景に祇園閣の姿があるのが判るかな。

盛りの頃と比べると華やかさでは及ぶべくもありませんが、思わぬ場所ではっとする様な名残の紅葉に巡り会えるのが12月の京都の魅力ですよ。

2008年12月19日 (金)

京都・洛中 名残の紅葉2008~本法寺 12・6~

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平成20年12月6日の本法寺の紅葉です。この日は庫裏の玄関前にある大銀杏が、最後の黄葉を見せてくれていました。

少し盛りを過ぎたところに前日の雨が重なり大量の落ち葉を落としたものと思われ、根元を黄色く染めていました。でも見方によってはこの状態が一番見応えがあったとも思え、結構良い時に訪れたのかも知れません。

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巴の庭の方は、全くの散り紅葉となってしまっていました。かなり寂しい景色ではあったのですが、この角度からなら鮮やかな落ち葉の色が映え、晩秋らしい風情があるとは言えそうです。

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巴の庭とは別の坪庭では、まだ紅葉が残っていました。そのもみじ越しに巴の庭を望んで見たのですが、最盛期の庭はもっと華やかだったのでしょうね。

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もう一本、庭のはずれに見頃の木がありました。庭の木が全てこの色に染まっていたのなら、さぞかし綺麗だった事でしょうね。来年は盛りの日を目指して訪れてみようかと思っているところです。

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その本法寺から堀川通に出たところです。このあたりは街路樹として銀杏が沢山植えられているのですが、まさしく盛りの色となっていました。逆光を浴びて、文字通り輝いて見えましたよ。

この銀杏も翌週には裸木となっていました。京都の町並みは、急ピッチで冬景色に変わろうとしている様ですね。

2008年12月18日 (木)

京都・洛中 名残の紅葉2008~妙顕寺 12・6~

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平成20年12月6日の妙顕寺の紅葉です。ここは街中にありながら境内に楓樹が多く、紅葉の時期を楽しみにしていた場所の一つです。

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京都の場合、市街地になるほど紅葉の時期が遅くなる傾向がある様に思われます。その典型が糺の森なのですが、ここ妙顕寺でも12月に入ってもまだ見頃が続いていました。

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この寺で見所となるのは本堂の西側にあるもみじの並木なのですが、通路を挟んで東西に2列有り、その内の西側の列が紅葉の盛りとなっていました。対して東側の木は全て散ってしまっており、これほど際だったコントラストを見せる場所も珍しい様に思います。

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本堂の北側のもみじは散り紅葉となっていました。落ち葉がひどく新鮮な事から、やはり前日の雨で一気に散らされてしまったものなのでしょうね。

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本堂の東にも見頃の紅葉がありました。実は気が付いていなかったのですが、妙顕寺は春と秋に庭園を公開している様ですね。この時知っていれば見て来たのに、ちょっと惜しい事をしました。次のチャンスは春ですね。ここは桜も見事ですから、花見がてら庭園も拝観させてもらおうと思っているところです。

2008年12月17日 (水)

京都・洛北 名残の紅葉2008~下鴨神社 12・6 12・13~

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京都で最も遅い紅葉を見せてくれる下鴨神社と糺の森の紅葉です。まずは12月6日の紅葉からです。

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この日はほとんどのもみじが色付き、ほぼ見頃となっていました。ただ、まだオレンジ色の木も多く、盛りと言うには少し早いかなといったところです。

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森全体が黄色やオレンジ色に染まった様な糺の森ですが、その中でも印象的な木をいくつか拾ってきました。

まずは、森の西側にある池の跡のほとりで黄葉していたもみじです。この木がなぜ注目を集めていたかというと、丁度西日を浴びて参道から見ると透過光になっており、とても美しい色を見せていてくれたからでした。で私はと言うと、あえて大勢に逆らって順光側に回ってみたのですが、こちらの方がより深い色合いを見せてくれていたので、一人反対側の姿を納めてきたという次第です。

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この日、最も鮮やかな色に染まっていた一本がこの木ですね。あたかも森の奥にある様に見え、歩きにくいクマザサを刈り込んだ跡地を頑張って踏み越えて行ったのですが、何の事はない西側の通路の側に生えていた木なのでした。つまり、少し回り道をすれば楽に行けた場所だったのです。

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こちらは、参道の東側で赤く色付いていたもみじと、黄色く色付いていた銀杏のコラボレーションです。この組み合わせは有る様でなかなか無いのですが、最高に美しい色彩の対比だと思います。

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鳥居近くの参道脇でも、もみじは色付いていました。この木は烏の縄手から続くならの小川の畔にあり、黄色からオレンジ色に変わりつつあるところの様でした。

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境内では大銀杏が既に葉を散らしており、少し寂しい状態になっていましたが、西の鳥居にあるこのもみじが鮮やかな色に染まっており、記念写真の背景として大人気でしたよ。

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ここから先は12月13日に撮影した分になります。一週間が経ち、やはり落葉が盛んになりつつある事が判りますが、奥の方の木々はより赤く染まっており、紅葉が一段と進んだ事を伺わせてくれます。

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糺の森には様々な種類の木があり、紅葉の仕方も一様ではありません。この懐の深い景色こそがこの森の魅力であると言えるでしょう。

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この森においては、森林浴効果が確かにありそうですね。私の場合は少々疲れた時に行ったとしても、暫くこの森でぶらぶらとしている内に、いつの間にか元気が回復しているといった経験を何度かした事があります。特に柔らかい落ち葉を踏みしめながら歩いていると、足の疲れが取れてくる様な気がしますね。

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そうしたヒーリング効果がある地だからなのでしょうか、この森では常に大勢の人達の姿を見る事が出来ます。そして、他の観光地での様に、あくせくした人が少ないのですよね。みんなのんびりと森の散策を楽しんでいる様に見受けられます。

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ただ、マナーの悪いカメラマンはここにも居て、立ち入り禁止の場所にずかずかと入って行く人、好ポイントの場所を長時間占拠して動かない人など、顰蹙ものの人達を何人か見かけました。あまりに身勝手な行動を取っていると、曼殊院の様に撮影が禁止される場所が出てくるなど自分の首を絞める結果となると思うのですが、この人達にはどうしてそれが判らないのでしょうね。

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12月中旬を迎えてもなお見頃を保っていたのは、さすがに糺の森と言えるでしょうか。でも、そろそろピークは過ぎ、今週末には文字通りの名残の紅葉となっているかも判りません。

2008年12月16日 (火)

京都・洛西 ローム・イルミネーション2008

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京都の師走の風物詩の一つ、ロームのイルミネーションが開催中です。今年で14回目を数えるこのイベントは、クリスマスシーズンが近づいた事を知らせる行事としてすっかり定着した観があります。

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メインストリートとなるのが西大路通の一筋西にある佐井通で、五条通に面した入り口では二本のヤマモモの木にクリスマスツリーの電飾が施され、そこから続くメタセコイアの並木では黄金色のイルミネーションが輝いています。

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もう一つのメイン会場が名倉公園で、園内の木々が光のツリーと化し、素敵な広場になっていました。

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その公園の様子ですが、寒い中にも係わらず、多くの家族ずれで賑わっており、すっかり市民の間に定着している事が伺われます。

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少し残念だったのが、昨年あった「雫」というイルミネーションが今年は無かった事ですね。経費節減のあおりなのか、それとも地球環境に配慮した結果なのかは判りませんが、楽しみにしていただけにちょっと寂しかったです。

ロームのイルミネーションは12月25日までの毎日、16時45分から22時30分まで開催されています。詳細についてははこちらのホームページでお確かめ路下さい。


2008年12月15日 (月)

京都・洛北 クリスマス・イルミネーション~京都府立植物園~

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京都府立植物園で、クリスマスイルミネーションが開催されています。このイベントは今年で4回目となりますが、京都の年末を飾る行事としてすっかり定着して来た観がありますね。

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イルミネーションは毎年少しずつパワーアップされて来ている様で、今年目に付いたのは正門を入って直ぐのところにある赤い光でした。最初は何か判らなかったのですが、近づいてみると葉ボタンだったのですね。光の当て方によっては、こんなに幻想的になるとは思っても見ませんでした。

向こうに見えているのが1分の1のツリーと言われるハリモミのクリスマスツリーです。この時期巨大ツリーが各地に出現しますが、生きているモミの木で出来たツリーというのはそう多くは無いでしょうね。

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このあたりは去年と変わっていないですね。来場者を出迎えてくれる天使の鼓笛隊です。そして右手奥見えているのがキャンドルをイメージしたという銀杏のイルミネーションです。

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鼓笛隊の先で待っているのが、祝福のラッパを吹く天使像です。今年はハートマークが追加されて、少し華やかさがアップしていますね。

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そして、観覧温室前の池に添って並んだトナカイの一隊です。右奥にあるソリには実際に乗る事が出来る様になっており、絶好の記念写真のポイントになっていました。

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こちらは今年登場したクラッシック馬車です。この時は暗くて良く判らなかったのですが、ベースには本物の馬車が使われている様ですね。

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イルミネーションは、正門と北山門を結ぶ一本道で繋がっているのですが、それ以外の場所には一切の灯りはなく、木々の奥を覗き込むと漆黒の闇が広がっています。無論通行止めにはなっていますが、うっかり迷い込むと時分がどこに居るのか判らなくなってしまう、そんな軽い恐怖を感じる様な暗さですよ。

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もう一つのイベントが観覧温室の無料開放です。現在はポインセチア展も開催中で、そこかしこで様々な色や模様をしたポインセチアと出会う事が出来ますよ。

そして、今年楽しみにしていたのがハンドベルの演奏会です。ハンドベルを生で聴いたのは初めてだったのですが、とても複雑で深みのある音色が出せるのですね。演奏してくれたのは京都ノートルダム女子大学ハンドベル部の皆さんで、とても良く練習されているのが判る好演でした。澄み切った音が響く素晴らしい演奏でしたよ。

ただ、素早くベルを持ち替えたり、二人で一つのベルを共有したりと高度な技を駆使されているのは判るのですが、それを大変そうに見せない工夫も欲しかったところです。演奏中にずっと笑顔を見せてくれていたら、もっと良かったのにな。

また、設営側にも少し問題があって、会場の広さの関係から整理券を受け取った先着90名のみが入れる事になっていたのですが、いざ部屋に入ってみると座れない人が何人か出ていました。席と人数を合わせているはずなのになぜと思っていたのですが、どうやら一枚の整理券で一家族入っていた人達が何組か居た様ですね。

それに、整理券を貰えなかったのでしょう、どうしても中に入れろとごねる人が居て、やむなくという形で通路を開放して聴いて貰う形となりました。おかけでかなりの人が演奏を楽しむ事が出来たのですが、でもこれって安全面を考えるとやるべき事ではなかったと思われます。ただでさえ普段より多い人数が観覧温室に入場しているところに、狭い通路を半ば埋める様にして大勢が並ぶ訳ですから、もし何かアクシデントがあれば大変なパニックになっていたかも知れません。ここはお役所仕事と言われても初志を貫徹して、整理券の無い人には帰って貰うべきだったでしょうね。

イベントが成功すればする程運営が大変になるのはどう仕様もない宿命の様なもので、11月にあった舞楽の演舞の時にも割り込みを巡って若干のトラブルが発生していました。親しまれる植物園を目指されるのは大いに賛成ですし、私もそれを楽しませていただいている一人なのですが、これから先も長続きさせるためには運営面をさらに強化する必要があるのではないかと思う次第です。何かあってからでは遅いですからね。

クリスマスイルミネーションは23日までの毎晩、ハンドベルの演奏は16日、18日、23日の3日間行われます。ちょっと苦情めいた事を書いてしまいましたが、とても楽しいイベントである事は間違いないですよ。是非家族で揃ってお出かけ下さい。


2008年12月14日 (日)

京都・洛東 祇園甲部 事始め

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12月13日は事始め。この日から新年の準備を始めると言う習慣で、元々は一般の家庭にもあったのですが、今では花街にのみ伝わる行事となっています。

ここ祇園甲部では芸舞妓達が井上流の家元の家を訪れ、1年の御礼と新年に向けてのあいさつを行いました。家元にはお供えの餅を届け、代わりに家元からは祝いの舞扇を受け取ります。舞妓が手にしている小物入れから見えている白い紙包みがそれですね。

この日のあいさつは「おめでとうさんどす」なのですが、翌日からは「おことうさんどす」に変わります。「おことうさん」とは事が多い、つまり新年に向けての用事が多く大変ですねという意味だそうで、年末のあわただしさを感じさせる語感があります。

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この日は確実に芸舞妓の姿を見る事が出来るという事で、毎年多くのアマチュアカメラマンが集結します。特に家元の玄関前には人垣が出来ており、とても近づけなかったので近くの路上で待っていたのですが、私の左右にもびっしりとカメラマンが並んでいました。それも、60を越えた年配の方がほとんどだったのはどういう訳でしょうね。

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まあ、撮影会でもあるまいという事でしょう、ほとんどの妓はうつむき加減に小走りに過ぎてしまうので、上手く撮れた写真はほとんどありません。それに肖像権もからんできそうなので、少しぶれた後ろ姿をアップしておきます。私としては雰囲気が伝わればそれで十分ですのでね。

同じ祇園でも祇園東ではこの風習は廃れているらしく、同じ時間帯に訪れても静かなものでした。他の花街では上七軒では無くなっているようなのでが、宮川町と先斗町では今でも続いているそうです。このあたりは、それぞれの花街が辿ってきた変遷を反映している様で、ちょっと興味深いところですね。

事始めが過ぎると師走も後半に入り、いよいよ年の瀬が押し寄せて来る気がします。

2008年12月13日 (土)

京都・洛東 京都紅葉事情2008~養源院 12・5~

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平成20年12月5日の養源院の紅葉です。この日は朝からの雨風に沢山の葉を散らしながらも、丁度盛りとなっていたもみじが、素晴らしい紅葉を見せてくれました。

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養源院の紅葉と言えば、やはりこの参道のもみじが一番の見所となります。沢山ある木の中でも早手と遅手があるらしく、この日は既に半数近くの木が裸木となっていました。

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養源院には、北側にもう一つの門があり、その前でも美しい紅葉を見る事が出来ました。せっかくの紅葉なのに、ここまで来る人は一人も居ないというのは不思議な気さえします。

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こちらも、やはり朝からの雨で散ったばかりの敷き紅葉が美しく、この上を歩くのは勿体なくて気が引けました。

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色付きは最高と言って良く、これで光が入れば素晴らしい赤色に見えた事でしょうね。

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養源院もこの日が最後の輝きだったものと思われます。その後暫くは見頃を保っていたでしょうけど、綺麗な敷き紅葉を残して、今では冬枯れの景色となっている事でしょう。

これだけの色を見せてくれたのですから、わざわざ寄り道をして養源院に行っただけの事はあったと思ってます。

2008年12月12日 (金)

京都・洛東 京都紅葉事情2008~正法寺 11・30~

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平成20年11月30日の正法寺の紅葉です。この日は境内の紅葉もほぼ見頃に染まり、麓の紅葉も相まって、素晴らしい景色と出会う事が出来ました。

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階段を登り切るとまず出会うのがこの紅葉です。実は中央に見える幹がもみじと勘違いしていたのですが、これは百日紅である事が判りました。とっても紛らわしいのですが、もみじはその背後にあって、この木を取り囲む様に枝か伸びているのですね。

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そのもみじと向こう側で色付いているのは何の木でしょうね、赤と黄色の素敵なコラボレーションを見せてくれていました。

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そして12月を前に、京都盆地を取り囲む山も燃えていました。山にあるコナラやクヌギが色付いているのですが、常緑の照葉樹が増えていると思える京都盆地周辺でも、まだまだ落葉樹が残っているものだと改めて教えてくれる色でもありますね。

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最後は、やはりこの景色ですね。昨年も同じ構図で撮っていますが、西山がはっきりと写ったのが今年の収穫でしょうか。

上手く時期を合わせば最上級の景色を見せてくれる、正法寺はそんな場所です。

2008年12月11日 (木)

京都・洛東 京都紅葉事情2008~清水寺 12・5~

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平成20年12月5日の清水寺の紅葉です。この日は朝からかなり強めの雨風となり、盛りを少し過ぎてもなお残っていた紅葉をことごとく散らしてしまうという、恨みの雨となってしまいました。

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雨のためにもう一つ色が冴えないというところがあるのですが、このあたりに関して言えば11月30日よりも色付きが良くなっていた事は確かです。結果として見れば、12月3日、4日といったあたりがここの紅葉のピークだったのかも知れません。

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先日にはとても無理だったもみじ越しの三重塔も、さすがに雨とあって人出は比較的少なく、こうして無事に撮る事が出来ました。まあ、少ないと言ってもそこは清水寺の事ですから、他の場所に比べれば賑わってはいたのですけどね。

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さしもの雨も午後2時頃には上がり初め、市内の西の方では日が差し始めた様でした。まだ雨雲に覆われているこちら側と対比して、ちょっと面白い景色になっていましたよ。

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ここから見ても先日よりは綺麗に色付いている事が判ります。本当にもう1日か2日早かったらなあと思わずには居られません。

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まあ、雨の日は悪い事ばかりではなく、柔らかい光の中で紅葉を見る事が出来るというメリットもあります。色の冴え方では劣りますが、こうした落ち着いた赤色の紅葉というのも悪くはないでしょう?

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もみじの下に入ると、雨の日ならではの静かな風情があって、ざわざわと落ち着かないいつもの清水寺とは違った場所にいる様な気になります。

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成就院前の放生池のもみじです。ここは普段から水面に覆い被さる様に枝が垂れているのですが、この日は雨を含んでさらに重そうになっていました。色がいまいち冴えなかったのが残念な気がします。

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雨の日の醍醐味はやはり濡れ紅葉かなという事で、何枚か撮ってきました。やはり盛りの紅葉は、雨に濡れても美しさは変わりませんね。しっとりと落ち着いた良い色です。

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こちらは散り紅葉ですね。この日の雨で大量に散ったもみじが地面を埋め、有る意味贅沢な景色をみせてくれていました。

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最後は敷き紅葉に埋もれた石仏です。これだけ新鮮な落ち葉が積もる事も希でしょうから、これも貴重なショットと言えるのでしょう。わざわざ雨の日に出掛けていった甲斐があったというものですね。

2008年12月10日 (水)

京都・洛東 京都紅葉事情2008~清水寺 11・30~

Kiyomizu0812101 平成20年11月30日の清水寺の紅葉です。この日は午前中は好天に恵まれたものの昼過ぎから曇り空となり、清水寺を去る頃には寒々とした冬の空の様になってしまいました。 Kiyomizu0812102 清水寺に着いたのは12時を回った頃で、まだ青空が広がっていました。この日は行楽シーズン最後の日曜日とあって、清水寺は大いに賑わっていました。 Kiyomizu0812103 紅葉の具合はと言うと、前回訪れた21日と比べるとかなり進んでおり、ピークとまでは言えないものの、まずまずの見頃となっていました。 Kiyomizu0812105 特に拝観券売り場の手前のもみじは最高潮と言って良く、素晴らしい色に染まっていました。本当はここからもみじ越しの三重塔を撮りたかったのですが、記念撮影を撮る人がひっきりなしだったので、やむなく断念した次第です。 Kiyomizu0812106 奥の院を取り巻くもみじは、まだオレンジ色が強くてこれからだと思っていたのですが、12月5日に訪れた時はこの色のまま散り始めていたので、真っ赤には染まることなく終わってしまった様です。 Kiyomizu0812107 2枚上の写真を外側から見るとこうなります。この一角に関しては見事の一言ですね。 Kiyomizu0812108 奥の院側のもみじです。結果としてはこの時がほぼ最高潮だった様ですね。もう少し、鮮やかさを増すと思っていたのだけどなあ。 Kiyomizu08121010 子安の塔前からの景色です。こうして見るとやはり物足りないですね。12月5日にはかなりの葉が落ちてしまってはいましたが鮮やかはずっと増しており、その数日前がピークだったものと思われます。本当にあの雨が無ければなあと思わずには居られません。 Kiyomizu08121011 子安の塔の南側のもみじは毎年黄色に色付くのですが、確かにこの日がピークだったと思われます。例年と比べても、今年は特に綺麗だった様に思いますね。 Kiyomizu08121012 子安の塔からの帰り道は、もみじのトンネルの中を歩く様な気分です。場所によってはもみじ越しに舞台を見る事が出来、ちょっと得した気分ですね。 Kiyomizu08121013 舞台の下を通り過ぎ、アテルイ・モレの慰霊碑までやって来ました。ここから振り向くと、もみじの中に浮かんだ奥の院を見る事が出来ます。ちっょと良いポイントでしょう? Kiyomizu08121015 定番の池越しの三重塔です。ちょっとボリューム感に乏しいのですが、発色自体は素晴らしいものがありますね。 Kiyomizu08121016 錦雲渓は、まさに見頃でした。ここは以前は入れたのですけどね、最近は立ち入り禁止になっていて、せっかくの紅葉の散歩道を楽しめないのは残念な事だと思います。 Kiyomizu08121017 一方、成就院前の放生池は、まずまずの色付きになっていました。黄色と言うより褐色に近い感じがしますが、ここは真っ赤に染まる事はありません。色は今ひとつのところでもあるのですが、水面とのからみや独特のボリューム感が楽しい場所ではありますね。 明日は紅葉散らしの雨が降った12月5日の清水寺をお届けします。

2008年12月 9日 (火)

京都・洛東 京都紅葉事情2008~八坂の塔 11・30~

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平成20年11月30日の八坂の塔の紅葉です。この日の午前中は秋晴れに恵まれ、清々しい空の下で紅葉を存分に楽しむ事が出来ました。

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八坂の塔の境内はごく狭いのですが、東側にはもみじが、西北隅には銀杏が植わっており、なかなか密度の濃い紅葉を楽しむ事が出来ます。

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なんと言ってもその醍醐味は塔とのコラボレーションにあり、もみじ越しに塔を見上げるというスタイルがここでの鑑賞法の基本となります。

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この日はほぽ見頃に近かったのですが、まだオレンジ色が濃く残っていて、本当のピークまではあと少しといった所でした。そして、12月5日に訪れた時には雨風に晒されて大半の葉が散ってしまっていたので、最高潮を迎えた直後に終わってしまったものと思われます。本当に恨めしい雨でしたね。

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塔の二階に上ると、秋晴れの京都盆地がくっきりと見渡せました。正直言ってここからの景色がこれほど綺麗だった事は初めてだと思います。たぶん普段は逆光となる昼過ぎに上る事が多く、順光で見たのはこれが最初だったからかも知れません。

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東側の窓から見た景色です。もう一つの紅葉の鑑賞スポットがここにありました。東山を背景に綺麗に色付いた紅葉を目線の高さで眺めるというのは、ここならではのシチュエーションですよ。

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今度は龍馬坂方面を見てみました。こちらも中腹にある料亭の庭などの紅葉が見事で、秋をぎゅっと凝縮した様な景色です。

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塔から下りて、聴鐸庵の前までやって来ました。ここは大もみじの真下にあたり、見上げるとなかなか迫力のある紅葉を見る事が出来ます。でも、ここに来る人はなぜか少ないのですよね。

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聴鐸庵とは八坂の塔の境内にある茶室の事で、塔の風鐸の音が聞こえるという所から名付けられています。今回、もみじを見上げながら耳を澄ませていたのですが、初めて風鐸が奏でる金属音を聞く事が出来ました。思っていたよりもずっとかすかな音で、これまで気付かなかったのも無理は無いと思いました。

紅葉の梢のざわめきと時々風が轟と鳴る音、そしてとかすかな風鐸の音が奏でる風情は、この塔ならではの贅沢さでしたよ。

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境内の南西隅にある銀杏の黄葉です。かなり大きく育った木なのですが、塔の影になるせいか、あまり注目される事は無い様ですね。この日がまさに盛りだったのですが、12月5日の雨ですっかり葉を落としていました。今の境内は、全くの冬景色となっている事でしょう。

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10月に訪れた時に巴の松が無くなっていると書いたのですが、受付の人に問い合わせたところ、ちゃんと残っている事が判りました。まず、巴の松は2本有り、うち一本はこの写真のとおりお地蔵様の側に植えられていて元気に育っていました。

そして、義仲の首塚の側に植えられていた松は、日陰であったが故に育ちが悪く、一旦鉢上げされて塔の南東に移されていたのです。こちらも写真を撮ろうとしたのですが、受付の人が止めて下さいと悲鳴を上げられたので、撮るのは止めました。あまりに育ちが悪く、無惨な姿を世間に晒したくないというのが悲鳴の理由だったのですが、見たところそれほど酷くもなく、割と元気そうでしたよ。

この松は暫く鉢植えで育てて、ある程度大きくなったら元の場所に戻す予定なのだそうです。せっかくの松ですからね、やはり義仲の側に置いて上げたいですよね。何時の日か仲良く並んだ姿が復活する事を、お祈り申し上げています。

2008年12月 8日 (月)

京都・洛東 京都紅葉事情2008~建仁寺 11・29 12・5~

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平成20年11月29日と12月5日の建仁寺の紅葉です。この時期の一週間の違いは大きく、29日には境内の紅葉が見頃だったのに対し、5日にはその頃まだ青葉だった潮音庭が見頃となり、境内のもみじの多くは散り始めていました。

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まずは11月29日の写真です。建仁寺の広い境内にはもみじがそこかしこに散在してあるのですが、概して西側のもみじは見頃に色付き、東側のもみじはまだオレンジ色が強く残るといった状況でした。

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この木は、建仁寺の境内では比較的珍しく黄葉していました。この日は色つやも良く、多分一番のピークだったものと思われます。

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訪れたのは午後遅くでしたが、まだ3時半頃だと言うのに既に夕方の雰囲気が漂っていました。本当に日が暮れるのが早く、紅葉巡りをする上で一番ネックとなる部分です。まあ、夜になったらなったで、ライトアップを狙う手もあるのですけどね。

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このもみじは既に盛りを過ぎており、散り紅葉が綺麗でした。この門は通行禁止であるため歩く人がおらず、散った落ち葉がそのまま残っているのですね。

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境内の東南隅では、銀杏の木が綺麗に色付いていました。5日にはこの葉が全て落ちており、一面を綺麗な黄色に染めていましたよ。

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ここからは12月5日の紅葉です。この日は朝から強風を伴った強い雨が降り、上に掲げたほとんどの紅葉を散らせてしまいました。代わりに、見頃に色付いていたのが潮音庭のもみじです。

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この日は平日の上に悪天候とあって、まず拝観者は居ないだろうと踏んでいたのですが、意外な程多くの人が訪れていました。まあそれでもこの時期としては知れたもので、少し待てばこんな具合に誰も居ない瞬間を捉える事が出来たのは幸運でしたね。

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潮音庭は四方正面とされますが、こと紅葉に関しては南の座敷から眺めるのが一番絵になります。次いで、風塵雷神図の前から眺めたこの景色かな。

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縁側に出て、空が見えてしまうと少し間が抜けた感じになりますね。これからもう少し経って、もみじがさらに育っていけば、もっと良い感じになるのではないでしょうか。

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雨の紅葉というのは善し悪しで、しっとりと濡れた赤色は艶があって綺麗だとは言えますね。その反面、雨の重みで葉が重なり合って、やたらと重く見えるのはマイナスになります。

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でも、この庭に限って言えばプラスの方が大きかったでしょうね。これが晴れていたら、極端な明暗差が出来てしまい、上手く写真に撮れなかった事でしょう。

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ここでも25日に色付いていたもみじは全て散ってしまい、砂紋に添って積もり、綺麗な模様を描いていました。こうなる事を計算ずくでここにもみじを植えたのでしょうか。それとも偶然かしらん?

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潮音庭の隣には、良い色に色付いたもみじがありました。でも雨に打たれて盛んに葉を落としていたので、今頃は裸木になっている事でしょうね。

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対して潮音庭のもみじはまだそれほど散っておらず、もう暫くは保ちそうな感じでした。今日辺りはまだ見頃が続いていたものかどうか。

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境内では結構な数の木が盛りの色になっていました。ただ、風が吹くと盛んに落葉していたので、今日辺りはすでに散り終わっているかも知れません。その中でもこの周辺はまだ色付き始めたばかりだったので、まだ残っている可能性はあります。

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そして、もう一つ盛りだったのがお茶の花です。かなり地味な花で鑑賞価値があるとは言い難いのですが、こうして見ると清楚な感じがして、それなりに見られなくはないですね。この花もまた、建仁寺の晩秋の景色の一つです。

2008年12月 7日 (日)

京都・洛北 京都紅葉事情2008~洛北 12・7~

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ほんの少しですが、12月7日の洛北の紅葉速報です。

1.蓮華寺

山門前のもみじが綺麗に色付いており、これは期待できるかも知れないと思ったのですが、中にはいると池の左半分を残して他の全ての木は散っており、冬枯れの景色に変わっていました。先週の金曜日の雨でほとんどが散ってしまったらしく、12月2日から3日ごろが最後の見頃だった様です。ここには今シーズン3度訪れたのですが、結局庭園の盛りの姿は見る事が出来ませんでした。ちょっとピークが短かすぎましたね。

2.京都府立植物園

フウの木が見頃を迎えています。先日の雨とその後の寒波で散ってしまわないかと心配していたのですが、無事に盛りを迎えてくれていました。かなりオレンジ色が強く残っており、私の記憶の中にある盛りの色はもっと赤かったはずなのですが、これ以上は無理なのかも知れません。でも、樹形と言い、迫力と言い、京都の紅葉の中でも白眉と言って良いでしょう。

その他、メタセコイアが綺麗な褐色に色付き、ヌマスギもまたそれ以上の濃い色に染まっています。クヌギやコナラなども色付いており、もみじだけが紅葉ではない事を教えてくれますよ。

京都・洛中 大根だき~千本釈迦堂~

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京都に師走の到来を告げる千本釈迦堂の大根(だいこ)だきに行ってきました。毎年12月7日と8日に行われている行事で、この日大根を食べると、中風除け、諸病平癒に験があるとされています。

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元々は釈迦が悟りを開いたとされる12月8日に行われる成道会という法要なのですが、慈禅という鎌倉時代に居た僧侶が大根の切り口に梵字を書いて息災祈願を行った事がきっかけとなり、後にその大根を食べて無病息災を願うという今の行事に繋がったのだそうです。

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大根だきは一食が千円と少々高めなのですが、ボリューム的には十分過ぎる程で、とても私一人では食べきれませんでした。一椀の中に入っているのは4切れの大根と油揚げで、良いだしが染みており、とっても美味しかったですよ。

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炊き上げた大根の外に、梵字を書いてご祈祷を済ました生の大根も売られており、これを持って帰って家で食べる事も出来ます。

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境内は結構な賑わいを見せており、テントの中はほぼ満席でした。私が行ったのは午後2時過ぎの事で、大根を貰うのに並ぶ事は無かったのですが、直後に団体客が到着し、たちまち長蛇の列となってしまいました。つまりは、団体客とかち合うかどうかで待ち時間が変わってくる様です。

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今日はとても良く晴れており、その分寒気も強くて朝は氷点下になっていた様です。いかにも師走らしい気候でしたが、日差しは結構暖かく、千本釈迦堂のみならず行楽客は依然として多かったですよ。京都の紅葉は12月にも楽しめるという情報は、結構浸透して来ている様でした。

2008年12月 6日 (土)

京都・洛中 京都紅葉事情2008~洛中・洛北 12・6~

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(糺の森)

平成20年12月6日の洛中及び洛北の紅葉速報です。

1.相国寺

境内の紅葉は今が丁度見頃になっています。鐘楼前の植え込みにあるもみじの紅葉が特に見事で、道行く人が皆立ち止まり、デジカメや携帯で写真を撮っていました。外から見える開山堂のもみじは、色付きは綺麗でしたが落葉が盛んで、間もなく終わりになりそうです。

2.妙顕寺

本堂西側のもみじ群の内、本堂側の列は全て落葉していました。今は通路を隔てた西側の列が見頃になっています。その他、山門前と内側のもみじもそれぞれ見頃でした。

3.本法寺

本堂裏の銀杏が見頃を少し過ぎたところで、盛んに落葉していました。そのぶん、落ち葉の絨毯が綺麗でしたよ。巴の庭はほぼ終了しており、こちらも敷き紅葉が綺麗でした。あと、場所的にあまり映えないのですが、見頃の木が2本残っています。

4.堀川通

本法寺付近の街路樹の銀杏が見事に色付いていました。でも、ここも落葉が盛んなので、どこまで保つかな。

5.上賀茂神社

広場の紅葉はほぼ終了しており、数本の小さなもみじだけがわすがに見頃でした。ならの小川もまた大半が散り終わっており、見頃と言えるのは一本だけです。

境内もほぼ同様で、二の鳥居を入って左側のもみじがかろうじて見頃、お守り売り場の後ろの木は見頃ですが、場所が悪くて写真には撮り難かったです。本殿右手のもみじは綺麗に色付いています。

ここで見頃のもみじがまとまってあったのは、境内東側にある渉渓園ですね。この一角だけは綺麗な紅葉をまとめて見る事が出来ました。

6.下鴨神社

糺の森は今が丁度見頃です。高木はまだ青葉の木もあるのですが、もみじはほぼ全ての木が色付いていました。森の中は秋の風情に溢れており、今紅葉を見に行くならここですね。

境内では銀杏がすっかり裸木になっていましたが、西の鳥居の前にあるもみじが盛りの色になっており、記念写真の人気スポットになっていました。

2008年12月 5日 (金)

京都・洛東 京都紅葉事情2008~洛東 12・5~

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平成20年12月5日の洛東の紅葉速報です。今日は午前中を中心にやや強い雨が降り、残っていた紅葉のかなりの部分を散らせてしまいました。それでも今が旬の木はしっかり残っており、場所によってはまだ見頃と言えるところもあります。

ただし、明日からの寒波の襲来によって一気に散ってしまう可能性もあるので、どうなるかは予断を許しません。

1.建仁寺

潮音庭は今が見頃です。今日の雨風でもほとんど散っていなかったので、もう暫くは保ちそうです。明日からの寒波次第ですが...。

境内も良い色の木がまだ沢山残っていました。ただし、こちらは盛んに落葉していましたので、明後日には残っていないかも知れません。

2.八坂の塔

今日の雨で半ば以上散ってしまいました。木の下には落ち葉が大量に積もっていましたね。まだ見頃の木が一本残っていたのですが、閉山日のため中に入れず、良くみて来る事は出来ませんでした。

3.二年坂

ここも一度に終わりが来てしまった様子です。まだ葉は残っているのですが、あまり綺麗にならない内にこの雨が来てしまったという感じでした。明日以降は全て散ってしまうかも知れません。

4.興正寺別院

階段南側のもみじが色付いています。ただ、日差しがないとあまり冴えないですね。階段下のもみじは落葉が盛んで、散り紅葉が綺麗でした。

5.清水寺

ここも今日の雨で一気に散ってしまった木が多かったです。発色自体は先週よりも綺麗になっており、数日前が盛りだったものと思われます。まだ奥の院周辺及び子安の塔前のもみじなど盛りの木も残っており、場所によっては見頃と言えなくもありません。でも、明日以降の寒波でどうなるかですね。

6.養源院

早手の木は既に裸木となっていますが、数本の木が丁度見頃になっていました。冒頭の写真の様にとてもよい発色でしたよ。そして雨で散った敷き紅葉が綺麗でした。また、参道の左手奥のもみじも見頃になっており見逃さないで下さいね。ここもどうなるかは寒波次第ですね。

2008年12月 4日 (木)

京都・洛北 京都紅葉事情2008~赤山禅院 11・22 11・29~

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平成20年11月22日及び29日の赤山禅院の紅葉です。参道は22日に見頃、境内は29日にほぼ見頃となっていました。

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参道の写真は22日に撮ったもので、まだ少し色付きが浅かったのですが、十分に見応えのある景色でしたよ。

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ここは黄葉が主体らしく、紅葉と青葉の入り交じったパステルカラーが美しかったです。

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そんな中でこのもみじの大木は真っ赤に染まり、ちょっと異色の存在でした。盛りを少し過ぎていたのが残念でしたけどね。

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こちらは、山門を入って直ぐのところにあるもみじです。灯籠とのコラボを狙ったのですが、まだちょっとオレンジ色が強かったですね。

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ここから先は11月29日の写真になります。先の写真から一週間が過ぎて、参道のもみじは半ば散ってしまい、少し寂しい状態になっていました。そのぶん、境内の紅葉は見頃になっていましたけどね。

この花は本堂の前で咲いていた寒桜です。結構な咲きっぷりで、なかなか見事でしたよ。

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ここは木陰になる場所が多く、勢い逆光で捉えた写真が多くなります。その分、浅い色付きでも綺麗に見えるというメリットもあるのですけどね。

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頭上を見上げると、ここも青葉から紅葉までのパステルカラーが広がっていました。こういう優しい感じの紅葉がここの持ち味なのかも知れないですね。

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黄葉の中では一番綺麗だった帰り道の階段脇のもみじです。上手い具合に光が当たってくれましたね。

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散り紅葉もまた、綺麗になっていました。人通りが多いせいで踏みつぶされているのがちょっと残念ですけどね。

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その点、相生社では落ちたばかりのもみじが沢山残っていました。やはり、生きの良い?落ち葉は美しいものですね。

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この落ち葉の主が4枚上のもみじで、風が吹くと盛んに赤い葉を散らせていました。

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誰かがいたずらしたのでしょうね、この寺独特の狛犬の頭にもみじが乗っています。なかなか似合ってますよね。

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全体に中国風な赤山禅院ですが、こうした和風の一角もあります。根は中国でも、やはりどこか日本に同化しているという事なのかしらん。

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都の鬼門を守る猿の像です。この猿もこの秋の紅葉を堪能した事でしょうね。ここもまた、今頃はほとんど散ってしまっている事だろうな。

2008年12月 3日 (水)

京都・洛北 京都紅葉事情2008~鷺森神社 11・29~

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平成20年11月29日の鷺森神社の紅葉です。この日の神社の境内は、ほぼ見頃となった紅葉で埋め尽くされていました。

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鷺森神社を参道から入って行くと、まず目に付いたのが銀杏の落葉です。道端に数本の銀杏があるのですが、歩道は文字通り落ち葉で埋め尽くされており、歩くと足首から下が黄色い葉に埋もれてしまう程でした。

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そして、参道を歩く程に頭上を紅葉が覆い始めます。本当の盛りと言うにはまだ少しオレンジ色が残っていたかな。でも、高い天井に包み込まれる様な空間はここならではのもので、それがことごとく紅葉しているのですから、美しい事この上なかったです。

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この日、一番輝いて見えたのはこのもみじでした。他の木と違って樹全体に朝日を浴びていたせいもあるのでしょうね。

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でも、今見るとやはりオレンジ色をしていますね。見ている時は今が盛りと思っていましたが、本当のピークはもう少し後だったのかも知れません。

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もう一本鮮やかだったのが、本殿裏のこの木です。この木は毎年3色に染まるのですね。これまでに3シーズン見ていますが、やはり今年が一番発色が良いと思います。

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摂社の屋根に覆い被さる様な紅葉です。まだ色付きは浅かったのですが、逆光に透かす事で鮮やかな色に見えました。

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鷺森神社の盛りはここ数日だったのかも知れません。そして明後日は雨が降り、その後寒波が入るとの事ですから、今週末には紅葉は残っていないかも知れませんね。それとも、最後の紅葉を見せてくれているか、微妙なところだと思われます。


2008年12月 2日 (火)

京都・洛東 京都紅葉事情2008~真如堂 11・23~

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平成20年11月23日の真如堂の紅葉です。この日は本堂前から三重塔周辺にかけてが見頃に色付いていました。

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塔の真下からもみじ越しに見上げたところです。やはり盛りの紅葉の色だけあって、まるで塔が燃えているかの様ですね。

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塔の西にある銀杏もまた、綺麗に色付いていました。でも、この銀杏を主役にしようとすると、結構難しいのですよね。やっと見つけたのがこの場所なのですが、これではもみじの引き立て役かな。

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この角度から見上げた塔も悪くは無いでしょう?もう少し赤く色付いていてくれればもっと良かったのですけどね。

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ほどんど誰も注目していなかったのですが、櫨もまた綺麗に色付いていました。まだ少しオレンジ色がかっていたのですが、この数日後には真っ赤に染まっていた事でしょう。

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概して塔の南と東側のもみじは、盛りまではもう少しといった状況でした。それでも去年に比べれば十分すぎる程綺麗な色で、真如堂の真骨頂を見せて貰った思いがします。

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本堂前のもみじもまた綺麗に色付いていました。定番のもみじ越しの三重塔ですが、まだ朝の時間帯であったため日光が当たっておらず、明暗差が激しすぎて今ひとつ上手く行かなかったです。ここは昼過ぎぐらいが丁度良いのかな。

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本堂の北側まで来ました。花の木が盛りを過ぎていたのが残念ですが、本堂前のもみじのはまさに今が盛りですね。

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本堂北側のもみじは、盛りまではもう少し掛かりそうでした。それでも、光の当たり具合によっては、こんな具合に見頃に見えなくもありません。

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今度は本堂の南側に来ました。ここも盛りの木が結構ありましたね。

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特に見上げるとこんな具合に綺麗な赤色を見せてくれるもみじが多かったです。上を見すぎて首がちょっと痛くなりましたけどね。

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こういうところに来るとやりたくなるのが、もみじの色で染め上げた写真ですね。綺麗ではあるけれども、ちょっと色が浅かったですか。

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真如堂の紅葉は、ここに上げたもみじは既に散り終えている事でしょう。今頃は本堂裏が見頃になって来ているでしょうね。今週末あたりは、この日押し寄せていた様な人混みは消え、静かな境内で紅葉を楽しめる絶好のチャンスかも知れませんよ。

2008年12月 1日 (月)

京都・洛北 京都紅葉事情2008~蓮華寺 11・29~

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平成20年11月29日の蓮華寺の紅葉です。この日は庭園が3分程度の色付きだった以外は、ほぼ見頃となっていました。

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山門を入ってすぐに出迎えてくれるのが、大銀杏ともみじのコラボレーションです。この日、銀杏はほぼ落葉していましたが、もみじは丁度盛りで銀杏の木を飾り立てる様に綺麗に色付いていました。

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小さな通路を隔てたこちらの一角では、銀杏の落ち葉と散り紅葉のコラボレーションが見事です。もみじは盛りを過ぎて盛んに落葉していましたが、その分晩秋の風情を味わえましたよ。

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庭園はご覧の通りで、一見綺麗そうに見えますが、良く見ると色付いているのは枝先ばかりで、まだまだ青葉が多く残っています。

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この日、一番見事だったのは本堂の西側の一角で、枝垂れたもみじが鮮やかに色付き、さながら七色に染まった滝を見ているかの様な錯覚を覚えました。

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山門から玄関にかけても綺麗に色付いていました。蓮華寺は小さな寺ですが、境内が文字通り紅葉で埋まり、秋に包まれた様な時間を過ごす事が出来ました。

この写真を撮って3日が経ち、庭園はそろそろ綺麗に色付いている頃かな。その代わり、周囲は散り紅葉となっている事でしょうね。

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ねこづらどき

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