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2006年11月28日 (火)

京都・洛北 紅葉事情 ~大徳寺正受院から芳春院まで~

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前週(11月18日)にも訪れた大徳寺ですが、紅葉を求めて再び訪れてきました。一週間の間に紅葉は進み、11月25日現在ではかなり見頃になっていました。

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前週紹介した正受院前のドウダンツツジは盛りを過ぎていましたが、代わってもみじが綺麗に色付いていました。正受院は通常非公開の寺ですが、門内を見渡す事は可能です。その門内のもみじはまだほとんど色付いておらず、今週末あたりに見頃になっているかも知れません。ちなみに、正受院には、本能寺の変の直前に明智光秀と連歌の会を催した事で知られる里村紹巴の墓があるようですね。いつか特別公開がある時にお参りしたいと考えています。

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聚光院は、11月19日まで特別公開が行われていた塔頭で、前回の18日に来た時に拝観する事が出来ました。残念なことに内部の写真撮影が禁止されていたため、お見せできるのは門前だけです。

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聚光院には、百石の庭、茶席「閑隠の席」など見所が多いのですが、中でも狩野松永・永徳親子が描いた障壁画は見逃せません。花鳥図、琴棋書画図、瀟湘八景図などどれも素晴らしいものばかりですが、話として面白いのは松永作の竹虎遊猿図です。この絵には虎と彪が描かれているのですが、この時代(戦国時代末期)には彪は虎の雌と思われており、松永はつがいの虎を描いたつもりだったのですね。また、その虎はどう見ても猫の様だと思っていたら、案の定猫をモデルにして描いた虎だったそうです。この虎猫の絵も、今後は本物は京都国立博物館に寄託されて、レプリカに入れ替わってしまうそうです。聚光院で見られる最後のチャンスをものにした訳で、結構ついていたと言えるのかも知れません。

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大仙院は、常時公開している塔頭の一つです。ここは今年の冬に訪れた事があるのですが、やはり撮影禁止のため紹介出来る画像はありません。これはその前庭に植わっていたもみじですが、小振りで控えめながら、洗練された姿に惹かれるものがありました。

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芳春院は、以前に紹介した事がある塔頭です。その参道では、見事な紅葉を見る事が出来ました。

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同じく芳春院の参道から見られる紅葉ですが、正確には土塀の向こう側の大仙院の庭の木ですね。この芳春院は11月30日まで特別公開が行われています。

この秋に行われた大徳寺の特別拝観では、聚光院の他に総見院と黄梅院を拝観して来ました。総見院はドウダンツヅシだけを紹介していますが、織田一族の墓などは後日改めてレポートします。

黄梅院は、ここもやはり撮影禁止であり、画像はありません。非常に手入れの行き届いた塔頭で、お寺と言うより高級料亭に入った様な錯覚を覚えます。大徳寺の塔頭としては珍しい存在で、不謹慎かもしれませんが、有力な檀家が支えているという事なのででしょうか。ここも見所が沢山あって、直中庭、破頭庭という二つの庭、雲谷等顔作の襖絵(ただし、レプリカです)、書院「自休軒」とその中にしつらえられた茶席「昨夢軒」など、どれも興味深いものばかりでした。中でも庫裏は禅宗寺院としては最古のものとされ、当番僧の部屋まであって、禅僧の生活の一端が窺える貴重な存在です。また、書院の床板は見事に磨き込まれており、「床もみじ」(とは言ってませんでしたが)が綺麗でしたよ。

この黄梅院の特別公開は、12月17日まで行われています。

大徳寺の紅葉レポートは、明日も続きます。

(写真は全て平成18年11月25日撮影)


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