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2006年9月17日 (日)

京都・洛東 清水寺 青龍会

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京都・清水寺で行われた青龍会に行ってきました。青龍会は、春と秋に行われる行事で、

「法螺貝を吹き先布令を行う「転法衆」を先頭に、行道を指揮する「会奉行」、そして観音加持を行う「夜叉神」、さらに「四天王」が龍の前後を守護し、『南無観……』を唱える「十六善神」の神々が続くという大群会行の行道」(清水寺ホームページより

です。

青龍会の結成はごく最近の事で、平成12年の御本尊御開帳の時の事でした。この行事は清水寺門前会が主導的役割を果たしており、青龍会の結成からその後の運営に至るまで、ほとんどが門前会の手によって行われています。有り体に言えば、観光の更なる活性化を狙ってのイベントという訳ですね。しかしながら、新規の行事としては非常に上手く演出されていて、とても今出来のイベントという感じがしません。

清水寺は都の東に位置し、都を守護する四神の内の青龍の地にあたります。そして、境内にある音羽の滝には、夜ごと青龍が飛来して水を飲むという伝説があり、昔から青龍とは縁の深い寺なのですね。また奥の院回廊の軒下の祠にはこの青龍の地を守るとされる夜叉神が祀られており、青龍とこの夜叉神を結びつけて世の安寧を祈願するために結成されたのが青龍会という訳です。

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行事は奥の院の「八功徳水の儀」から始まります。ここから境内を順に練り歩き、途中西門の前で勢揃いが行われます。そしてそこから寺を出て、門前会のある清水坂へと続いていきます。 

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先頭で法螺貝を吹いているのが「転法衆」、その後ろで杖を持っているのが「会奉行」、右端の仮面を被っているのが「夜叉神」、後方で甲冑を着てるのが「四天王」です。こうして参道を歩くだけでなく、突然店の中に突入したりするパフォーマンスもあり、見ているだけでも楽しいですよ。

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行列は七味家の前の車止めまで行って引き返してきます。狭い道ですから、青龍をすぐ間近に見る事が出来るのが嬉しいですね。良く見ると、青龍の頭部には経文がびっしりと書かれているのが判ります。また、後で調べて判ったのですが、8000枚ある龍の鱗の裏側にも全て経文が書かれているのですね。

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すぐ目の前を通り過ぎていく青龍は、なかなかの迫力があります。この龍の動きについては、先輩格にあたる長崎くんちや神戸の春節祭の龍踊を参考にしているのでしょうね。行列はこの後清水寺に戻り、本堂の舞台で奉納を行って一連の行事を終えます。

今年の秋は9月15・16・17日の3日間に渡って行われました。次は来年の3月になるのでしょうね。例年花灯路と併せて行われているので、上手く日程を合わせれば1日楽しむ事が出来ますよ。時間は午後2時から始まって、午後3時30分頃の終了です。

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