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2006年5月

2006年5月31日 (水)

リーガース・ベゴニア

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昨年の秋からずっと我が家の出窓を飾ってくれているリーガース・ベゴニア。花盛りは春先で、こぼれるばかりに咲き誇っていました。一度切り戻をしたので秋までお休みと思っていたのですが、すぐにまた花を咲かせてくれています。盛りは過ぎたはずなのに、今が一番綺麗な花色なのがちょっと不思議。
頑張りすぎて枯れなければ良いのですけどね...。

2006年5月30日 (火)

イチゴ収穫 2006 

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我が家のベランダのイチゴが赤く色付いてきました。昨年はカタツムリにやられてほんの数個しか食べられなかったのですが、今年は20個程度は収穫出来そうです。

相変わらず実は大きくはならないけれど、取れたてイチゴはほんのりと甘酸っぱい初夏の味です。

2006年5月29日 (月)

桜・総集編 ~京都・京都府立植物園~@桜花ぶろぐ

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雨の京都府立植物園
は、満開の桜にも係わらずとても静かな空間が広がっていました。雨の日特有のこの空気間が、なんとも言えず良い感じです。

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植物園の良いところは、桜だけではなく色々な花を一緒に楽しめるところにあります。この日はレンギョウも満開を迎えており、萌え始めた新緑に良く映えていました。

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これは、染井吉野の下で咲いていたヤナギザクラです。この花は中国東北部から朝鮮半島にかけてが原産地で、日本には明治末期に移入されました。サクラと名前に付き花の形も似ていますが、ヤナギザクラ属に分類されており、厳密には桜の仲間とは言えない様ですね。

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そして、春の植物園と言えばチューリップですね。この花もまた、川端康成の「古都」に描かれています。


太吉郎らの三人は、木かげを右へ折れた。思いがけなく、チュウリップの畑におりた。千重子は声を上げたほど、みごとな花盛りであった。赤、黄、白、黒つばきの色のような濃い紫、しかも大輪が、それぞれの畑に咲き満ち、
「ふうん、これでは、新しいきものに、チュウリップをつかうはずやな。あほなと思てたけど...」と、太吉郎はため息をついた。
 ひまらや杉の若芽の下枝が、孔雀の尾を広げたようだとするなら、ここに咲き満ちる、いく色ものチュウリップはなににたとえたものだろうかと、太吉郎はながめつづけた。花々の色は、空気を染め、からだのなかにまで映るようであった。


「古都」が新聞に連載されたのは昭和36年から37年にかけての事です。戦後、植物園は進駐軍に接収されて、将兵達の住宅が建てられていたのだそうですね。そして、このころようやく返還されて再び一般に開放されたのですが、その最初に植えられた花がこのチューリップだったのでした。以来、ずっと植物園の春の花壇を飾り続けてきた訳ですね。その鮮やかさは今も変わることがなく、これから先もまたずっと続いて欲しいものだと思います。

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2006年5月28日 (日)

桜・総集編 ~京都・祇園白川~@桜花ぶろぐ

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京都の桜の名所の中でも祇園白川は、花街のただ中にあるという他には無い位置を占めています。その風情は雅にして華やか。一言で言い表すならば、「はんなり」という言葉がぴったりと来ます。

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清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みなうつくしき

与謝野晶子


この歌が詠まれた頃にはこの桜並木はまだ無く、お茶屋が軒を並べる狭い通りでした。でも今となれば、この桜並木にこそ相応しい歌かなという気がしますね。来年は月に照らされた夜桜を見に行きたいな。

spring

2006年5月27日 (土)

桜・総集編 ~京都・平安神宮~ @桜花ぶろぐ

今年もお世話になった桜花・青春ぶろぐも5月いっぱいで終了です。すでに季節は巡り、初夏を通り過ぎて梅雨に入ろうとしていますが、短かった今年の春を惜しみ、桜花ぶろぐの最後を飾るべく総集編をお届けします。まずは平安神宮から。

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川端康成「古都」より。

「橋のむこうにうちのすきな桜があります。」
「ここから見えるあれね。」

その紅しだれは、もっともみごとであった。名木としても知られている。枝はしだれ柳の様に垂れて、そして広がっている。その下に行くと、花はあるなしのそよ風に、千重子の足下や肩にも散った。

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椿と紅しだれの競演。今年は椿の綺麗な時期はあったのでしょうか。これからと思っている内に盛りが過ぎてしまった様な気がします。

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紅しだれと染井吉野。この日はどこを見ても息を飲むような光景が広がっていた事を思い出します。

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そして、左近の桜。先週訪れた時には緑濃く生い茂り、沢山のサクランボが実っていました。今頃は赤く熟して、鳥のごちそうになっている事でしょうね。


spring

2006年5月26日 (金)

ジョン・レノンと俳句

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遅き日や 谺(こだま)聞こゆる 京の隅

もう20年以上前になりますが、新聞の記事でジョン・レノンが作った俳句として紹介されていたのがこの句です。うろ覚えながら、オノ・ヨーコとお忍びで泊まった嵯峨野の旅館において色紙に残したもので、英語で詠んだものを日本語に訳したのだろうと書かれていたと思います。その英語版は次のとおりです。

On a long spring day echoes heard in corner of Kyoto

これは私の記憶に依るものなのでちょっと怪しいですけどね、なかなか上手いものだと感心したものです。以来、ずっとこれはジョン・レノンのオリジナルだと信じていました。

ところが最近になって知ったのですが、この句は与謝野蕪村の作だったのですね。とすれば、ジョン・レノンはこの句を知っていて、それを英訳したというのが正解になるのでしょうか。蕪村がどこで詠んだのかは判りませんが、京都の奥座敷と呼ばれる嵯峨野にぴったり来る作品ではあります。

ジョン・レノンは俳句を世界でもっとも美しい形式の詩だと語った事があり、その詞にも影響を受けているのだそうですね。すっかり日の長くなった春の日に、今は亡きアーチストと京都の繋がりに思いを馳せて古都を歩いてみるのも良いものですよ。

 

2006年5月25日 (木)

ベニシジミ~阪・今池公園~

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近くの公園で見つけたベニシジミです。
よく見かける蝶ですが、じっくり見るとなかなか複雑な模様をしているものですね。

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図鑑に春の個体は鮮やかと書かれているとおり、なるほど綺麗な紅色をしています。
ちょっと羽根が破けているのが痛々しいですが、敵に襲われたのか、それともどこかに引っかけたものなのか。それでも健気に飛んでいる姿に、野生で生きる逞しさを感じます。

2006年5月24日 (水)

アオサギ飛翔~平安神宮・神苑~

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平安神宮の神苑には、必ずと言ってよいほどアオサギが居ます。日によっては4つある池ごとに違う個体が居るので、あたかも神宮で飼育しているかの様ですが、無論そんな訳はなく野生の鷺が飛来しているのです。その理由はと言うと、やはり餌となる魚が豊富に居るからの様ですね。この日は神苑を一周する間に、鷺が魚を獲る場面を4回目撃しました。池の大半はとても浅いので、魚を獲るには絶好のロケーションなのでしょう。

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(↑クリックすると大きくなります。)

アオサギにとっては天国の様な場所なのでしょうけど、拝観客にとっても間近に居る大型の鳥は絶好の被写体となります。私もそうですが、何人もの人がそっと近づいては盛んにシャッターを切っていました。あまり人を恐れないアオサギではありますが、やはりすぐ近くにまで寄られるのは嫌なのでしょうね、しばらくは止まっているものの、やがて飛び立ってしまいます。その瞬間を狙って撮ったのがこの写真ですが、上手い具合に構えていた場所に飛んできてくれました。上空を飛ぶ姿は優雅な鳥ですが、飛び立つのはなかなか大変な様で、ちょっともっさりした印象を受けますね。

この大きな鳥が、なぜかカラスに追われている場面を良く目にします。ここ神苑でも、二羽のカラスに追い立てられている場面に出くわしました。カラスとは食性が異なると思うのですが、どうして争うのでしょうね。少なくとも身体の割には、喧嘩はあまり得意ではない鳥の様に思われます。

2006年5月23日 (火)

キショウブ~京都・円山公園~@青春ぶろぐ

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京都・東山の円山公園で咲いていたキショウブです。
鮮やかな中にも上品な色合いで、いかにも5月という爽やかな季節にぴったり来る花ですよね。


ところが、意外にもヨーロッパ原産の帰化植物なのだそうです。明治期に入ったそうなのですが、あまりにも日本の景色に溶け込んでいて、とてもそうは見えないですね。

ここ円山公園ではカキツバタの濃い青と見事なコントラストを描き出していました。ちょっと盛りを過ぎてしまったのか、花がまばらだったのが惜しかったですけどね。一面に咲いている時だったら、さぞかし綺麗だったのだろうなあ。


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2006年5月22日 (月)

スイレン咲き始め~平安神宮・神苑~@青春ぶろぐ

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平安神宮の神苑で、これから見頃になりそうなのがスイレンです。平成18年5月20日に訪れた時には、丁度咲き始めたばかりのようでした。

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この白い花はヒツジグサに似ていますが、葉の形が違うようです。もしかしたらヒツジグサの園芸品種なのかな。とても上品な花色をしていますね。

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全体としてはまだこんな咲き方で、池を覆い尽くすまでには至っていません。もう少し経つと、ハナショウブと共に鮮やかな色彩で訪れる人を迎えてくれる事でしょうね。


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2006年5月21日 (日)

コウホネが見頃です~平安神宮・神苑~@青春ぶろぐ

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今の平安神宮で見頃を迎えているのはコウホネです。
漢字で書くと河骨となり、根茎が骨の様に見えるところから付けられた名前だとか。
神苑では池の中程に群落があるため、少し気付き難いのが難点ですね。

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少ないながら、岸辺近くにも花は咲いていました。
ちょっと不気味な名前の由来とはかけ離れた、鮮やかな可愛い花ですね。

この花は花期が長く、これから8月の半ばごろまで咲き続けます。
でも時間が経つにつれて咲き終わった花がらが目立つようになるので、
今が一番見頃だと思いますよ。

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2006年5月20日 (土)

いずれがアヤメかカキツバタ~平安神宮・神苑~@青春ぶろぐ

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朝からの雨が止み、やっと晴れ間が見えた京都・平安神宮を訪れてきました。
ここ神苑では、カキツバタが咲く季節を迎えています。

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せっかく咲いていたカキツバタなのですが、昨日からの雨に打たれたからでしょうか、ちょっと元気がありません。それに、時期的に盛りを過ぎてしまったのか、枯れた花が目立ちます。(5月20日に記事をアップした時はアヤメと書いてしまったのですが、よく見るとカキツバタの誤りでした。お詫びして訂正します。)

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こちらは同じカキツバタでも、光格天皇が名付けたという「折鶴」という品種です。そう言えば、折り紙の鶴の形に見えなくもないですね。とても綺麗なのですが、咲き終わった花がらが残っているのが気になります。

アヤメはもう終わってしまったのか、見ることが出来ませんでした。また、カキツバタも雨のせいもあってか、少し見頃を外してしまった様です。ハナショウブはまだこれからで、これらの花を見るには、ちょっと中途半端な時期にあたるのかも知れませんね。

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2006年5月19日 (金)

春の陽光~比叡山~@青春ぶろぐ

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今日も朝から雨模様が続いています。梅雨の様な天気にもいい加減うんざりしてきたので、せめて写真だけでもどこかに消えてしまった春の光をお届けします。

まずは青空に映えたモクレンです。標高が高いせいか、この澄んだ空の色は北国の春っぽく見えませんか?
比叡山ガーデンミュージアムにて。

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続いて、陽を透かしたシャクナゲです。比叡山には数多くのシャクナゲがあり、気候が合うのでしょうね、色とりどりの花が咲いています。これはその中でも在来種のホンシャクナゲ。とても上品な色ですね。

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そして、新緑に萌える比叡の山肌です。鮮やかに芽吹いているのはメタセコイアかな。
しっとりした緑も良いけれど、やっぱりこういう爽やかな景色が見たいですね。

いずれの写真も、平成18年5月5日の撮影です。

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2006年5月18日 (木)

春のミニバラ@青春ぶろぐ

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我が家のミニバラが花盛りを迎えつつあります。
この赤い花はそろそろ10年近くなる株なのですが、いつ見ても飽きない色です。

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こちらは、今年買ったニューフェイス。濃いめのクリームイエローとでも言うのでしょうか。

まだひょろっとした苗木でしかありませんが、次々につぼみが上がってきているので、暫くは楽しめそうです。これも赤いミニバラの様に長生きしてくれるかな。我が家の環境になじんでくれると嬉しいのですけどね。


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2006年5月17日 (水)

枝垂れもみじ 京都・得浄明院

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今日は朝からずっと雨。台風も来ていると言うし、これではまるで梅雨ですね。
冬から一足飛びに夏に向かっている様で、今年は春ってあったのかしらんと思ってしまいます。

こういう時は、発想を転換して雨の風情を楽しむのが一番ですね。
京都・東山の得浄明院では、赤色の枝垂れもみじが雨に打たれてしっとりとした風情を見せていました。

見かけは秋の紅葉と似ていますが、初夏のもみじは、ずっと生命力に溢れている様な気がします。


2006年5月16日 (火)

雨の日 祇園@京都

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雨の日の祇園、切り通し。濡れた石畳が情緒を感じさせます。ここに舞妓さんを歩かせたら、さぞ絵になる事でしょうね。

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白川べりの草木も雨を浴びて生き生きとしていました。葵祭も終わり、これから京都は新緑がむせかえる様な初夏の季節を迎えます。

2006年5月15日 (月)

京都東山・信州善光寺別院 得浄明院

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京都東山、知恩院の境内にある得浄明院は、「牛に引かれて善光寺まいり」で有名な、信州の善光寺の別院として建立された尼寺です。開山上人である誓圓尼公がわざわざ信州まで参詣するのは大変であろうと、当地に創建されたのが始まりとされます。

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この寺の建物は信州の善光寺をそのまま縮小した造りになっており、本山と同じく戒壇めぐりができる様にもなっています。戒壇めぐりとはご本尊の阿弥陀如来が安置してある本堂の下に巡らされた通路(戒壇)を一周し、如来様の功徳を得るというものです。戒壇の中は一寸先も見えない真の闇になっており、右手に触れる壁の感触だけを頼りに歩かなければなりません。そして、御本尊の下にある錠前を探り当てる事が出来れば、願い事を掛けることが出来るという仕組みです。私もやってみましたが、短時間では暗闇の中で目が慣れるということもなく、前を行く人の気配だけが頼りという心細い思いをしました。それだけに錠前を探り当てた時は嬉しかったですよ。

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得浄明院は普段は非公開なのですが、平成18年4月29日から5月13日まで「一初特別鑑賞会」として公開されており、私が訪れたのは丁度最終日にあたりました。一初は他のアヤメに先駆けて花開き、初夏のおとずれを告げてくれるという花です。得浄明院には一初のほかにもアイリスが咲いていると聞いていたのですが、どれが一初なのか良く判らず、とりあえず片端から撮ってみました。

ところが、これには最後にオチが付きました。帰ろうとして門を出かけた時、私がずっと写真を撮っていたのを見ていたのでしょうね、受付にいた尼僧から声を掛けられたのです。いわく、「一初が終わってしまって、アイリスばかりで申し訳ありませんでした。」とのこと。何のことはない、私が撮っていたのは全部アイリスだったのですね。どうりで見分けが付かない訳でした。

東山雑記などに依れば探せばまだ一初も残っていた様ですけど、アイリスがとても綺麗だったのでそれなりに満足です。戒壇巡りも出来ましたしね。一初は、これもまた来年の楽しみに取っておく事にします。

2006年5月14日 (日)

ナンジャモンジャの木、咲いてます ~京都・真如堂~@青春ぶろぐ

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京都、真如堂にあるナンジャモンジャの木の花が咲いています。
昨年訪れた時は散った後だったのですが、今年は上手い具合に開花中に出会う事が出来ました。

ただ、この花は下から見上げると、あまり良く見えないのですね。あいにくの雨で光線の具合が悪かったせいもあるのでしょうけど、外側からでないと上手く見ることが出来ないようです。真如堂の場合なら書院の方から見るのが良いと思うのですが、丁度法要が行われていたため拝観は断念しました。

ちょっと残念ではありましたが、雪が積もった様だという見え方は、また来年の楽しみに置いておく事にします。


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2006年5月13日 (土)

雨の日 真如堂@京都

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5月2度目の週末の京都は、あいにくの雨。その雨で深さを増すであろう新緑を求めて、真如堂へ行って来ました。

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今日は朝から小降りになったかと思うと本降りになるというまるで梅雨時のような雨で、さすがに参拝客はほとんど居ないだろうと思っていたのですが、それでも何組かのグループが訪れていました。ここも有名になったと言うことなのでしょうか。それに、真如堂を菩提寺とする三井家の供養が重なり、本堂から書院にかけては結構な賑わいを見せていました。

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赤崎弁天が祀られている池です。普段はあまり趣があるとは言い難い池なのですが、雨の日は水の色も深くなり、深山幽谷の様な風情になるから不思議です。

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秋には紅葉が似合う三重の塔ですが、しっとりとした新緑もまたよく映えます。雨の日ならではの景色で、これを見られただけでもわざわざ出かけただけの値打ちがあったと言うものですね。

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そして、境内で咲いていたシャガです。緑一色に染まる境内にあって、彩りを添えていました。この花も、雨の日が似合う花という気がします。

傘を差すのはわずらわしいけれど、深い緑の中、雨と土の臭いを楽しみながらの散歩というのも、なかなか洒落たものですよ。


2006年5月12日 (金)

さくらんぼ~カラミザクラ~@青春ぶろぐ

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3月の初め頃、他に先駆けて咲いていた桜に見事なさくらんぼが成りました。どうやら、カラミザクラだった様ですね。

すっかり熟してとても美味しそうになっています。でも、気付いている人はほとんど居ない様で、ほとんどは地面に落ちてしまっていました。試しに2、3個食べてみましたが、少し酸っぱいものの、ちゃんとしたさくらんぼの味がします。

このまま捨てておくのはちょっと勿体ないですね。誰かが管理して、道行く人に食べてもらうとかすればいいのになどと思ったりしてしまいます。余計なお世話かも知れませんけどね。

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2006年5月11日 (木)

たそがれどき@青春ぶろぐ

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菜の花畑に入り日薄れ...。
残照に浮かび上がった菜の花の向こうに見えるのは、満月には少し早い月。

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振り向けばたそがれ。

逢魔ヶ時とも言うように、昼と夜の狭間には、どこか不思議な感じが漂います。


枚方・淀川堤にて。

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2006年5月10日 (水)

萌える緑 ~京都・東山 芭蕉堂~@青春ぶろぐ

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緑萌える季節、新緑には青空と藁葺き屋根が良く似合いますね。
赤芽垣に囲まれた芭蕉堂は、雅びな東山界隈にあって、
鄙(ひな)の風情を感じさせてくれる貴重な存在です。

秋には紅葉も見事ですよ。

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2006年5月 9日 (火)

京都・洛東 建仁寺塔頭 久昌院

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建仁寺の塔頭に久昌院という寺があります。普段は非公開なのですが、5月の連休に合わせて特別公開が行われていたので出かけて来ました。

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久昌院は徳川家康の武将、奥平信昌の菩提寺として開創されました。信昌は三河長篠の人で、始めは今川氏に属していたのですが、桶狭間の戦いで今川氏が没落すると武田氏に依り、武田信玄が病没すると今度は徳川家に仕える様になりました。これだけ見ると変転果ても無しという印象を受けますが、強国の狭間に生きる豪族の悲哀と言うべきなのでしょうね。

その信昌が後世に名を残したのが長篠の戦いでした。信昌の裏切りに激怒した武田勝頼は、1万5千の兵を率いて信昌の依る長篠城を囲みます。対する信昌の兵力はわずか500に過ぎず、落城は時間の問題と思われました。しかし、天嶮を生かした守りは堅く、信昌は勝頼の軍勢を引きつけたまま、頑強に抵抗を続けます。そしてその間に、武田氏との決戦を狙っていた織田信長と家康の連合軍3万5千が、長篠城西方の設楽原に到着しました。信長は勝頼に戦いを挑み、鉄砲隊を駆使して見事にその騎馬軍団を打ち破ったのでした。信長は寡兵をもって勝頼を釘付けにした信昌の功を激賞し、信の字を与えたと言われます。(それ以前は貞昌という名前でした。)

久昌院にはこの信昌一世一代の戦功を称える「長篠の合戦図」(宇喜多一蕙筆)があり、特別公開に合わせて拝観する事が出来ました。非常に細かな描写がされた襖絵で、命がけで城兵に援軍の到着を知らせた鳥居強右衛門のエピソードなどが描かれています。

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久昌院は小さな寺ですが、その庭は東山を借景とした見事なものです。座りながら眺める観賞式池泉庭園であり、花街のすぐ隣にある寺とは思えない、静かで幽玄味のある景色が広がっています。この日はそこかしこにある霧島つつじが満開を迎えて彩りを添えていました。

久昌院は知る人も少ないのでしょう、連休中にもかかわらず訪れる人も少なく、とても静かで穏やかな時間を過ごす事が出来ました。今回の特別公開は5月8日で終わってしまいましたが、次の機会があれば是非訪れてみる事をお勧めします。拝観料800円は、ちょっと高いですけどね...。

2006年5月 7日 (日)

京都 東山 舞妓のそぞろ歩き

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今年の連休は好天に恵まれ、京都もまた行楽客で溢れかえっていました。これといったイベントは無いというのに、ねねの道の界隈もご覧の通りの賑わいを見せています。特に多かったのが舞妓体験の女性客。円山公園から石塀小路を抜けるまでの30分足らずの間に、5組はすれ違いました。大した人気ぶりですが、絵になる写真が撮れるのでこちらとしても歓迎です。

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時にはこんな感じで、体験客同士の鉢合わせという場面も見られます。こういう時は気恥ずかしいものなのでしょうか、どこか照れくさそうですね。見ている側としては狭い空間に色彩が凝縮された様で、とても華やかで良い感じでした。

京都 東山 石塀小路にて。

2006年5月 6日 (土)

京都桜事情 比叡山@桜花ぶろぐ

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すっかり初夏の装いに模様替えし、桜が咲いていた事など忘れられてしまった様な京都ですが、この時期まだ花見が出来る場所があります。それが標高848mの比叡山。平成18年5月5日の山上では、山桜や枝垂れ桜が満開から散り初めになっていました。

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山中だけあって、遠くの山腹に咲く桜が霞んで見えたりします。植えられたのか自然に生えたものかは判りませんが、深い緑の中にあって桜の花はとても華やかに感じられます。

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これは延暦寺大講堂前にあった枝垂れ桜です。ここは既に散り初めから葉桜に変わろうとしていました。代わりに境内のそこかしこでシャクナゲが見頃を迎えています。

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四明ケ岳にある「ガーデンミュージアム比叡」では紅枝垂れ桜が満開になっています。このあたりは今が桜の見頃になっている北東北と同じくらいの気候なのでしょうね。町中では汗ばむほどの陽気になっていましたが、山上では涼しい風が吹いてとても爽やかでした。園内一面に色とりどりの花が咲いていて、まさに春爛漫の世界が広がっていますよ。

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2006年5月 5日 (金)

端午の節句@青春ぶろぐ

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端午の節句と言えば鯉のぼりですが、我が家ではすっかり上げなくなってしまいました。さすがに中学生ともなればもういいかな、などというのはものぐさの言い訳です。

せめて雰囲気だけでもと、京都の鯉のぼりをお贈りします。実は去年と同じ高台寺だったりするのですが、今年は祇園閣を絡めてみました。

今日も天気は良さそうなので、鯉のぼりも気持ちよく翻っている事でしょうね。


2006年5月 4日 (木)

京都・一条 晴明神社

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一条戻橋まで来たのなら、すぐ近くにある晴明神社はやはり外せないでしょう。ここは、平安時代に活躍した陰陽師として知られる阿部晴明を祀る神社です。

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陰陽師である晴明は、12神将を式神として使役していました。ところが、婦人がその顔をたいそう気味悪がったために家に置いておけなくなり、石棺に封じて一条戻橋の下に隠しておき、必要な時に召還して使っていたとされています。その繋がりから平成7年まで使われていた旧戻橋の親柱が境内に移設され、ミニチュアの橋が復元されています。そしてその傍らには、式神の石像が据えられているのですが、なるほどあまり気味の良いものではありませんね。

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阿部晴明は、近年になって小説や少女マンガに取り上げられて一躍有名になったのですが、その影響でしょう、参拝に訪れる人はほとんどが女性です。この日は30分ほど境内に居て、その間に参拝客は十数人あったのですが、全て女性で男性はずっと私と息子の二人きりという状態でした。京都には数多くの神社仏閣がありますが、こういう場所はちょっと珍しいでしょうね。

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そして、神社の隣には「陰陽師本舗」がありました。元々は田島織物という西陣織のネクタイを作る会社なのですが、晴明神社にあやかって陰陽師グッズを売るようになりました。店の中には陰陽道にちなんだネックレスやあぶらとり紙などの陰陽師グッズが沢山並んでおり、修学旅行生達の人気の的になっている様です。我が家でも人生を応援してくれるという「安倍晴明まがたまストラップ 」を購入しました。験があると嬉しいのですけどね。

一条戻橋の界隈は、いわゆる名所旧跡とはひと味違った、けれども京都ならではの魅力を持った場所の一つです。


2006年5月 3日 (水)

異界への架け橋 京都・一条戻橋 

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千年の都である京都には、長い年月の間に人々の怨念が凝り固まり、怪異談が数多く残されています。その中でも、極めつけの場所はここ一条戻橋でしょう。

戻橋は堀川に架かる橋で、一条通にあたります。この通りは平安京においては一番北の端にあり、洛中と洛外を分ける道という特別な意味合いを持っていました。そこから、都に帰って来た時に最初に渡る橋として戻橋と呼ばれる様になったらしいのですが、一般には次の様な伝説に基づくものと信じられています。

918年(延喜18年)12月、高名な文章博士であった三善清行が亡くなります。紀州熊野で修行中であった子の浄蔵が知らせを聞いて急ぎ都に戻ったのですが、丁度父の葬列がこの橋を通るところに行き会いました。浄蔵は死に目に会えなかった事を嘆き悲しみ、棺にすがって神仏に熱誠を込めて祈ります。すると、不思議なことに雷鳴とともに清行が生き返えったではありませんか。驚く浄蔵に清行は語りかけ、二人は今生の別れを交わす事が出来たのでした。この出来事があって以来、人々は死者があの世から戻って来た橋として、畏敬を込めてこの橋を戻橋と呼ぶ様になったのです。

また、この橋には美女に化けた鬼が出たという伝説も残されています。

とある深夜、馬に乗った渡辺綱(源頼光の四天王の一人)が、主命を帯びて都大路を使いしていました。やがて戻橋に差し掛かったところ、綱の前を若くて美しい女性が歩いているのに気付きます。こんな夜更けになぜ一人でと訝りながら綱が女を追い越そうとすると、女は綱に向かって話しかけ、夜も更けて恐ろしいのでどうか家まで送ってほしいと頼んで来ます。綱は怪しみながらも、か弱い女の頼みとあってこれを引き受け、彼女を馬に乗せてやりました。すると女はたちまち鬼に姿を変え、綱の髪をつかんで愛宕山の方向へ飛んで行こうとします。綱は慌てる事無く腰の太刀を抜いて頭上にかざし、彼を掴んだ鬼の腕を切り落としてしまいました。そして鬼の腕もろともに北野天満宮の回廊の上に落ち、危うく虎口から逃げる事が出来たのでした。この時切り落とした腕は摂津国渡辺(大阪市中央区)の渡辺屋敷に置かれていたのですが、後に鬼が綱の義母に化けて取り戻しに来たとされています。

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ことほど左様に奇怪な伝説を持つ戻橋ですが、実際に行ってみるとごく普通の道路に過ぎません。何も知らなければ、ただ通り過ぎてしまうだけの橋でしょうね。しかし、今も京都では、縁談に係わる者は決してこの橋を渡ってはいけないと戒められています。また、太平洋戦争の時には、出征する兵隊はこの橋を渡って無事の帰還を祈ったとも言います。

町並みは大きく変わっても、異界と繋がる戻橋の伝説は、今でも人々の心の中に脈々と生き続けているのですね。


2006年5月 2日 (火)

スタジオジブリ次回作 ~ゲド戦記~ 

こころを何にたとえよう...。

印象的な挿入歌で始まる「ゲド戦記」の公式ホームページが公開されています。

7月に公開されるスタジオジブリの次回作「ゲド戦記」は、「指輪物語」、「ナルニア国物語」と並んで世界三大ファンタジーの一つに数えられる作品です。「ハウルの動く城」に続いて外国文学が原作となる訳ですが、「ナウシカ」を始めとする宮崎駿作品に多大な影響を与えた作品との事なので、かなりの期待を持てそうです。

今回は監督を宮崎駿氏の長男である宮崎吾朗氏が勤めているのですが、予告編の絵柄を見る限りほとんど変わっていないという印象です。監督が替わった事に対する評価は全編を通して見てからでないと下せないでしょうけど、これまでの路線は忠実に守っている様ですね。これが吉と出るかどうかは判りませんが、とりあえずは安心して見る事は出来そうです。

ひずみが生じつつある今の世相と重なる世界を描き、ジブリから今を生きる人達へのメッセージが込められているとの事、それがどんなものなのか楽しみに待ちたいと思います。

ピンクスズラン@青春ぶろぐ

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我が家のベランダでピンクスズランが開花しています。
買ってきた時以来の開花なのですが、もう何年になるのか忘れるくらい咲かないままで時間が経ってしまいました。まあ、枯れなかっただけでも、めっけものかな。

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どういう訳か、今年はいつも咲いてくれる白いスズランの方は花を付けていません。同じように管理しているのですが、なかなか上手く行かないものですね。

ピンクのスズランも香りの良いことは白と同じです。ベランダに出るとふわっと良い香りが漂って、なかなか素敵な気分に浸れますよ。

spring

2006年5月 1日 (月)

大阪 道頓堀界隈

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大阪の中心街と言えば、梅田を中心とするキタと難波を中心とするミナミが代表的です。一時期これに京橋をヒガシと呼んで第3の中心街にしようとしていましたが、あまり定着はしていない様ですね。

ではどちらが大阪らしいかと言えば、それはミナミで決まりです。実際に商業的に発展していて、人が多く集まるのはキタの方でしょうけど、梅田周辺はただの都会であって、大阪らしさはほとんどありません。

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とりわけ道頓堀界隈の賑わいたるや、まさにアジア的混沌の世界です。およそ町並みに秩序というものはなく、何でもありの精神こそがこの地域を貫くルールと言うべきでしょうか。こういう言い方をすると治安が悪い怖い場所の様に聞こえますが、そこは大阪商人の町だけあって至る所にサービス精神が溢れており、誰でも気軽に楽しめる場所ですので誤解の無きように。ベタではありますが、その道頓堀の代表的風景を紹介します。

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まずは、大阪の象徴とも言うべきグリコのネオンサイン。実はこれは5代目にあたるのだそうですね。初代は1935年(昭和10年)に設置され、当時としては画期的なきらびやかさで一躍人気を集めたのだそうです。以来、代を重ねて、現在のものは1998年(平成10年)に設置されたものです。キャラメル一粒で300mを走るランナーが両手を上げたポーズは初代から続く伝統の姿で、背後のトラックの上には大阪城、海遊館、大阪ドーム、通天閣が描かれています。今は道頓堀川の遊歩道設置工事のために川が覆われており、夜の水面に映る姿は見ることが出来ません。また、今後は遊歩道から見上げる事も出来る様になる訳ですが、真下から見上げると圧倒されるような迫力がある事でしょうね。

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次いで、動く看板で有名な蟹道楽。これは中店のほうなので少し小振りですね。以前はこれに対抗して動く海老の看板もあったのですが、いつの間にか無くなってしまった様ですね。

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ふぐ料理のづぼらやさん。このビルの裏側が昨日の記事で紹介した写真です。表と裏では随分と違うものでしょう?

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もしかしたら大阪一の有名人かも知れない、くいだおれ人形です。これにもちゃんと名前があって、「くいだおれ太郎」と言うのですね。なかなかの人気者で、記念写真を撮る人の列が一日中絶えません。写真を撮るだけ撮って、中には入らない人の方が多かった気もしますけどね。

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これはラーメン屋さんの看板です。こんな巨大な龍の看板があっても、少しも違和感を感じないのが道頓堀なのですね。

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そして、道頓堀の新しい名所がこのえびすタワーです。2005年(平成17年)に開業したばかりの巨大な観覧車なのですが、2004年12月に完成した道頓堀川の遊歩道「とんぼりウォーク」を意識した最初の施設として目新しいですね。1台を借り切るのに2千円とちょっと高い気もしますが、4人でなら500円ですのでそんなところかなという気もします。2台借り切ると8人まで3000円と割安になるのがいかにも大阪らしいと言えるかもしれません。これからは遊歩道がさらに延長されていきますので、道頓堀川そのものに沿って新しい町並みが形成されていく事でしょうね。

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ねこづらどき

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