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2006年2月

2006年2月28日 (火)

ただいまの「菜の花」@青春ぶろぐ

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本当はこういう景色を見に行きたいのですが、なかなかチャンスがありません。

仕方が無いので、家の中にある菜の花を撮りました。
切り花にしては良く咲いているけれど、
ボリューム感が無くてちょっと寂しいかな。

外から帰った家族を玄関で出迎えてくれる早春の花です。

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2006年2月27日 (月)

ハルノノゲシ@青春ぶろぐ

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冬枯れの景色の中に黄色い花があると一際目に付きますね。
それにしても、ハルノノゲシって、こんなに早くから咲くものでしたっけ?
既に終わった花があるところを見ると、少し前から花をつけていた様子。
どうやら私が気が付かなかっただけなのかな。

フェンス越しに見つけた春の使者です。

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2006年2月26日 (日)

春の雨@青春ぶろぐ

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今日は朝から雨模様。
春雨と呼ぶのはためらわれる様な本降りとなってしまいました。
これが半月前なら大雪になっていた事でしょうね。

ベランダのスノードロップが被ったのも雪ではなくて冷たい雨。
まだまだ寒くはあるけれど、ひと雨ごとに春が近づいてくる気がします。

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京都 洛東 八坂神社 梅開花直前@青春ぶろぐ

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息子達に撮ってきて貰った京都の梅ですが、残念ながらほとんど開花していなかった様です。

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ここ八坂神社の梅も開花する直前の状態でした。これで満開だと絵になったのでしょうけど、ちょっと惜しかったな。

どうやら今年の冬は、大阪よりも京都の方が寒さがかなり厳しかった様です。この分だと花灯路の頃に丁度見頃を迎えるのかも知れないですね。 

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2006年2月24日 (金)

早春の香り スイセン@青春ぶろぐ

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今年はスイセンが咲き出すのも遅かったですね。昨年、近くのお寺が道沿いにスイセンを沢山植えたので今年はどうなるかなと楽しみにしていたのですが、今週の始め頃になってやっと花を見ることが出来ました。

この写真を撮った時にはまだ蕾がほとんどだったので暫くは楽しめそうです。何年かしたら自然な感じの群落になって、隠れた名所になっていたりしないかな。

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2006年2月23日 (木)

春風の花 アネモネ @青春ぶろぐ

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春の日差しを浴びて咲くアネモネ。
早春の風が吹き始めると咲くと言われますが、このところの陽気に誘われるようにして花を開かせました。

これから初夏にかけて、我が家のベランダを彩ってくれる嬉しい花です。

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2006年2月22日 (水)

トトロケーキ@枚方「まーだだよー」

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今日の夕食後のデザートにと、ゆこが買ってきてくれたこのケーキ、トトロに見えますか。
この角度だとちょっと苦しいかな...。

このケーキを買った「まーだだよー」というお店は、こういうキャラクターものが得意で、写真を持っていけば似顔絵ケーキなんかも作ってくれます。子供の誕生日ケーキなんかには重宝する店ですね。

肝心の味ですが、中はブルーベリーのムースになっていて、甘さ控えめで結構美味しいです。
ローカルネタですが、枚方にもこういうお店があるって事で。

2006年2月20日 (月)

菜の花漬け@青春ぶろぐ

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春の味覚、菜の花漬け。今年は菜の花も寒さのせいかとても高くて手が出なかったのですが、やっと食卓に上ってきました。ほろ苦い味わいが何とも言えずに良いですね。

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我が家の作り方は簡単です。適当な大きさに切った菜の花に塩を振り、浅漬けの元と一緒にビニール袋に入れて、冷蔵庫の中に1日置くだけで出来上がり。手軽に出来る春の味です。

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2006年2月19日 (日)

春の日差し@青春ぶろぐ

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今日は二四節季の雨水。空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始める日なのだとか。

日差しも段々と明るくなってきましたが、野外はまだまだ冬枯れの景色です。とりあえずの春らしさを探すと部屋の中にありました。

春の日差しを浴びて輝くサイネリア。冬の鉢花として出回っていますが、本来は春の花。やっぱり春の光がよく似合います。

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2006年2月17日 (金)

福寿草 開花

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我が家の福寿草が開花しました。

今年は遅れているのかと思っていたのですが、
2年前の記事を見るとそうでもないですね。

5年保った福寿草でしたが、去年枯らせてしまいました。
福寿草の株の寿命ってどれくらいあるのでしょうね。
5年は短いのか、それとも良く保った方なのか...。

この花はヒゴスミレと同じく初弘法で買ったものですが、
とりあえずは咲いてくれました。
今度は何年元気で居てくれるかな。

雪にカラス

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これはカラスの切り絵、ではありません。
雪の屋根にとまったカラスです。
氷炭相容れずと言いますが、雪にカラスというのも実に対照的ですね。

それにしても、こうしてみるとカラスも結構ユーモラスな姿をしています。

mikke!では高いところからクルミを落とすカラスが紹介されています。
カラスって、意外に頭の良い鳥らしいですね。

嫌がられる事が多いカラスですが、
結構ブログネタにはなるかも、ですね。


京都 東山 知恩院にて

2006年2月16日 (木)

京都 洛北 大徳寺塔頭 芳春院

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芳春院は、1608年(慶長13年)に、加賀前田家の家祖である利家の妻まつ(芳春院)によって建立されました。大徳寺の中でも最も北のはずれにあり、本坊の横の道を辿って門を潜ってからも、さらに長い石畳の参道が続いています。

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入り口で迎えてくれたのは、花頭窓の前の花器にしつらえられた蝋梅でした。とても良い香りが漂っていて、芳春院の名にふさわしい演出だと思います。

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方丈前に広がる「花岸庭」です。以前はまつが好んだという桔梗が一面に植えられた庭だったのですが、春から秋にかけてはともかくとして、枯れてしまった後の姿があまりに寂しいとして、平成元年に今の姿に作り替えられました。桔梗が好きな私としては、以前の姿も見てみたかったという気がしますが、広々とした庭は開放的で好感が持てます。
そして、縁側に座って気が付くのは空が広い事です。大徳寺の周辺は市街化が進んでいるのですが、この芳春院の南側はずっと大徳寺の境内が続いており、余計な建物が一切見えないのですね。一瞬ここが京都の町中である事を忘れてしまう様な眺めでした。これが青空だったらさぞかし気持ちが良かった事でしょうね。

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芳春院の見所の一つがこの呑湖閣です。大徳寺を開いた大燈国師を祀り、階上からは比叡山が望めると言います。その名の中にある湖は比叡山の向こう側にある琵琶湖の事を指し、呑湖とは琵琶湖をも飲み込むという気宇の壮大さを表しているのですね。金閣、銀閣、飛雲閣とともに、京都四閣の一つに数えられているそうです。

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方丈と呑湖閣を結ぶ橋は打月橋。池の中の月を取れという問答を仕掛けられた僧が、棒で水面を叩いて月を消してみせたという逸話に基づいて名付けられたそうです。

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呑湖閣の東側に広がる山水式庭園は、小堀遠州の作とされます。芳春院は明治の廃仏毀釈の際に荒廃し、この庭も元の規模よりかなり小さくなっているそうですが、飽雲池と呑湖閣が調和した姿はなかなか見事です。


芳春院は普段は非公開の寺ですが、京の冬の旅キャンペーンの一環として3月19日まで特別公開されています。

2006年2月15日 (水)

春の予感 ~ヒゴスミレ~

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今日は春を思わせる様な暖かい雨模様。
この暖かさで一気に咲いたのか、畑で咲いていた菜の花を見つけました。
あの黄色い色を見ると思わず春が来たのかなと思ってしまいますね。

菜の花と同じく春を思わす花がスミレです。
まだ野外では冬枯れのままですが、
我が家では一足先に花を咲かせてくれています。

この花はヒゴスミレ(肥後菫)。
1月の初弘法で買ってきた鉢植えです。

元来が在来種の野草ですから丈夫そのもの。
一ヶ月経っても次々と花穂が上がってきて、窓辺を飾ってくれています。

このぶんだと野に咲くスミレももうすぐ見られそうですね。
目線を落として小さな花を探す季節がまた巡ってきます。

F1 2006 スーパー・アグリ、ドライバー・ラインナップ正式発表!

今年からF1に参戦を果たす「スーパー・アグリ・フォーミュラワン」(代表:鈴木亜久里)が、ようやくドライバー・ラインナップを正式発表しました。
それに依れば佐藤琢磨(29歳)と井出有治(30歳)の二人で、かねて噂されていた通りの結果になっています。これで車体以外はすべて純日本製という体制が整った訳ですが、懸案の車についてもシェイクダウンにまで漕ぎ着けた様です。
旧アロウズの「A23」をベースにホンダのV8-2.4リッター・エンジンを搭載したこの車は「SA05」と名付けられましたが、開幕までの準備期間の短さを補うために急造されたものであり、あくまで序盤3戦を戦うための暫定車とされています。「A23」は確かに素性の良かった車ではありますが、さすがに3年落ちとあっては戦闘力は望むべくもなく、107%ルールをクリア出来れば上出来といったところでしょう。
予定ではヨーロッパラウンドから登場するはずの新車ですが、詳細は判っていません。一時は童夢が製造するのではという噂もありましたが、童夢側はこの噂を完全に否定しています。となるとチームの独自設計なのかもしれませんが、それでは開発期間があまりにも短く、「SA05」と大差のない車になってしまいそうですね。それに、もしかしたら「SA05」のまま終盤まで戦う事になりそうな予感もしないではありません...。最初はまず完走する事、そして終盤にはトロ・ロッソやミッドランドと順位争いを繰り広げられる様になる事が、今年掲げる事が出来る現実的な目標でしょうか。
不安要素が一杯の新チームではありますが、せっかく登場した純日本製チームなのですから応援せずには居られません。最初はテールエンダーでもめげずに頑張って、いつか上位争いが出来る日が来るまで戦い続けて欲しいものです。

2006年2月14日 (火)

京都 洛北 大徳寺塔頭 瑞峯院

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瑞峯院は、九州の戦国大名である大友宗隣によって建立された寺です。このため、寺号も宗隣の院号「瑞峯院殿瑞峯宗隣居士」に因んで付けられています。

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瑞峯院の方丈は1535年(天文4年)に建立されたもので、室町時代の禅宗方丈建築の遺構を止めるものとして重要文化財に指定されています。また、その方丈に掲げられているこの額は、後奈良天皇の宸翰と伝えられています。

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瑞峯院の見所は、やはりこの独坐庭にあると言えるでしょう。大正から昭和にかけて活躍された庭園家の重森三玲氏の作でさほど古い時代のものではありませんが、他の庭には見ることが出来ない豪快な迫力を持っています。大きな間隔で描かれた砂紋は海の荒波を表し、黒く横たわる半島に向けて打ち寄せる音が聞こえてくるかのような気がします。

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この庭の中心の石組みは蓬莱山を表し、そこから伸びる半島や入り江が巧みに配されて、あたかも本物の海を前にしているかのような錯覚を起こさせてくれます。

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方丈の北側にある庭は閑眠庭といい、やはり重森三玲氏の作です。この庭の特徴はその石の配置にあって、キリシタン大名であった大友宗隣を偲んで十字架を形作っています。仏教の寺に十字架なんてと思いますが、そんな事にこだわらないのが禅というものなのでしょうか。

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茶室「安勝軒」の内部です。安勝軒は1928年(昭和3年)に建てられたもので、大徳寺山内唯一の逆勝手席(茶を出す主人と客の位置が通常と逆)です。と言っても、この写真では判りませんけどね。こういう落ち着いた場所で、じっくりとお茶を楽しんでみたいものです。

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瑞峯院は常時拝観が可能な塔頭の一つです。こういう豪快な庭もあるのだと知るだけでも、訪れる値打ちのある寺だと思います。

2006年2月13日 (月)

京都・東山花灯路 2006 

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開幕まであと一月を切った京都・東山花灯路。今年も早春の京都の宵のそぞろ歩きの季節が巡ってきます。

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東山界隈の道に灯されるのは、京焼・清水焼、京銘竹、北山杉磨丸太、京石工芸、金属工芸の5種類の露地行灯約2,400基。ほんのりとした灯りは、行き交う人の心も穏やかにしてくれます。

今年の会期は3月11日から21日まで。時間は午後6時から9時30分までですから、ゆっくりと過ごす事が出来ますよ。

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こうして去年の写真を眺めていると、爽やかな春の空気がただよって来る様な気がしますね。それにしても、人出は多かったなあ...。

主なイベントは、青蓮院、知恩院、八坂神社、圓徳院、高台寺、法観寺、清水寺のライトアップと特別拝観、生け花プロムナードなど。土日の17時からは、花街・花灯路・人力車行列として、京都五花街の芸舞妓が人力車で行列を行うというパフォーマンスが行われます。

私が今年見たいのは円山公園で行われる「竹灯り・幽玄の川」。去年は雨に降られたおかげで、ちゃんと見てないのですよね。今年はずっと晴れると良いのだけどなあ。

イベントの詳細は京都・東山花灯路のホームページを参照して下さい。

関連記事

京都・東山花灯路 2006 開幕@青春ぶろぐ

春の宵 ~八坂神社~@青春ぶろぐ

朧月夜 ~京都・東山花灯路 2006~@青春ぶろぐ

大学のまち京都・伝統の灯り展 ~京都・東山花灯路 2006~

光の塔 ~京都・東山花灯路 2006~

光のページェント ~京都・東山花灯路 2006~

春宵そぞろ歩き ~京都・東山花灯路 2006~

2006年2月12日 (日)

京都 洛北 大徳寺塔頭 興臨院

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興臨院は、総門から勅使門の前を通り過ぎて、本坊とは反対側の左に曲がったところにある塔頭です。普段は非公開なのですが、今は特別公開中ですので拝観する事が出来ました。

開創は室町時代の太承年中(1520年代)の事で、能登の守護職畠山義総によって創建されました。興臨院の寺名も義総の院号に由来しています。畠山氏が没落した後は、新たに能登の大守となった前田氏によって庇護され、以後前田家の菩提寺になっています。

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興臨院の方丈前の庭園は、昭和50年代に行われた方丈の解体修理の際に資料を元に再現されたものです。砂紋は細かく、静かな海を表しています。

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この庭の特徴はこの石組みにあり、中国の寒山・捨得が生活していた天台山の国清寺の石橋を模し、大石、松をあしらって理想的な蓬莱の世界を表現しています。(パンフレットより抜粋)

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涵虚亭と呼ばれる茶室。古田織部好みの四畳台目に隅板を加えたもので、床の間は袖壁が出ている為に洞の様に見える事から洞床(ほらどこ)と呼ばれています。1928年(昭和3年)の建立ですからそう古いものではありませんが、中は落ち着いた空間になっており、変化に富んだ天井を見ているだけでも楽しめます。なお、屋内は撮影禁止のため、内部の写真はありません。

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茶室への渡り廊下の横にある蹲。今の季節らしく、水仙があしらえてありました。こういう演出は爽やかで良いですね。

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西の庭にある貝多羅樹(ばいたらじゅ)。葉の裏をひっかくと黒い筋になって残ることから、古来教典を写し取るのに使われていました。そこからはがきの元になったと言われる木ですが、正確にはこの木はモチノキ科の多羅葉(たらよう)で、ヤシ科の貝多羅樹とは別種の様ですね。今はまだ若木の状態ですが、相当な大木に育つ様です。

写真は撮れなかったですが、方丈は重要文化財に指定されており、読経の声が良く響く様に響き天井となっています。また、西北角にある部屋には、日本で最も古い形式を残すと言われる床の間(違い棚を持たないなど)があり、和風建築が確立するまでの過渡期の様子を伝えているとされています。

ここも小さなお寺ですが、落ち着いた雰囲気を持つなかなか良いところですよ。

寒椿

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近くの公園で咲いていた寒椿。

山茶花と寒椿の見分け方が今ひとつ判らないのですが、
この花は間違いなく寒椿です。なぜって、プレートにそう書いてありましたから...。

ちょっと情けない同定の仕方ですが、
こうしてみると、山茶花の八重咲きが寒椿なのかなという気がしてきます。
でも開ききった花を見ると、どう見ても山茶花なのですよねえ。

プレートの説明書きに依ると、寒椿は山茶花の一品種なのだとか。
だとすると似ていて当然で、咲いてすぐの花を見るしかないのかな。

あと、樹形が高くならないのが寒椿という見分け方もあるそうです。
この花が咲いていた木も確かに低い樹形でした。

全体を見て決めれば良いのかもしれないけれど、
まだまだ迷ってしまいそうですね。

2006年2月11日 (土)

京都 洛北 大徳寺塔頭 龍源院

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大徳寺の広大な境内には22の塔頭(飛び地の2院を加えると24)があり、独特の空間を形成しています。そのほとんどは本坊も含めて未公開なのですが、4つの塔頭は常時拝観が可能であり、他の塔頭についても時期によって特別公開される事があります。

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龍源院は常時拝観が可能な塔頭の一つで、金毛閣の南側に位置しています。大徳寺の中でも最も古い塔頭とされており、開創は1502年(文亀2年)の事で、東渓宗牧禅師を開祖として、戦国大名である畠山義元、大友義長らによって創建されました。臨済宗大徳寺派の中でもいくつかの派が存在するのですが、龍源院はその中の南派の法源地本院として由緒の深さを誇っています。

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龍源院には4つの庭があるのですが、その中でも最も見所とされるのがこの東滴壺(とうてきこ)です。4坪ほどしかないこの庭は日本最小の石庭とされ、その小さな空間に禅の世界が凝縮されている言われています。写真中央下の円状の砂紋は水滴が水面に落ちて波紋が広がる様を描写しており、一滴一滴が大海につながるという禅の悟りの世界を表しているのだそうです。

また、この上は方丈と庫裏の屋根に挟まれた狭い空間になっていて、時間と共に日の光が差し込み、わずかの間だけこの庭を照らして行くのだそうですが、季節によって日の射し方は変化し、それを見つめているだけで時の経つのを忘れてしまうのだそうです。この日は残念ながら雪模様で日は陰っていたのですが、いつか時間をかけてじっくりと眺めてみたい庭ですね。

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方丈前に広がる庭が一枝坦(いっしだん)。枯山水の場合、広く広がった砂は海を、細長く続く砂は川を表しているのだそうですね。この庭も大海に浮かんだ島と山を表しており、手前の苔の中の島が亀島、右手奥の石が鶴島と呼ばれています。

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そして、一際立派なこの石は蓬莱山を表しています。蓬莱山とは中国の東に浮かぶという伝説の島で、黄金や白銀の宮殿に永遠の齢を持つ仙人達が住んでいる理想郷とされています。蓬莱山は他の石庭でもよく見かけるテーマで、石庭を組むにあたっての主題の一つになっているのですね。

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書院の南側にあるのが「阿吽の石庭」。手前にある石が吽の基礎石で、奥に見える石が阿の基礎石です。これらの石は、元は豊臣秀吉が築いた聚楽第にあったとされています。

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これは方丈の北側にある龍吟庭。杉苔は海を表し、石組みは陸を表しており、右端の一段高い石組みが須弥山です。須弥山は仏教界における世界の中心に位置し、人はおろか鳥さえもたどり着けない孤高の世界とされており、そこからこの石組みは超絶絶対な人格、悟りの境地を表現しているのだそうです。その前にある丸い石を遙拝石と呼び、理想の境地に一歩でも近づこうとする信心の現れとされています。

龍源院は小さなお寺ですが、その狭い境内に4つの名園を持つ、京都でも希有な存在と言えそうです。

2006年2月10日 (金)

三寒四温の季節ですね

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昨日までは底冷えのする寒さでしたが、今日はほんのりと暖かい一日でした。明日も暖かく、一日冷え込んだ後は春の陽気になるのだそうです。いよいよ三寒四温の季節が巡ってきましたね。

三寒四温とは、寒い日が3日続くとその後の4日は暖かい日が続くという今の季節を言い表した言葉です。語源については去年一昨年と書いていますが、元はと言えば大陸で使われていた言葉なのですね。寒くて単調な冬の中にも変化を見つけて、生活の張りにしようする先人の知恵と言えるでしょうか。

意味はともかく、三寒四温と言うだけで春の足音が聞こえてきそうな気がします。草木が芽吹く春までもう少しです。

2006年2月 9日 (木)

第14回洋ラン展 ~京都府立植物園~

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京都府立植物園で第14回洋ラン展が開催されています。観覧温室に約400種・500鉢の洋ランが展示されており、華やかな彩りと香りに包まれた空間を演出しています。

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400種もあるとさすがに見たことが無い種類が多いですね。この花はカランセ。エビネの仲間だそうですね。そう言えば花の形は似てるかな。ただ、エビネが常緑なのに対し、この花は落葉するタイプの様です。

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一見してパフィオペディラムだと思ったのですが、プレートにはフラグミペディウムの仲間とありました。別種の様ですがほとんど同じで、どこがどう違うのか私には判りません...。

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これも同じ仲間の様ですね。ふっくらとした感じがなんだか可愛いです。

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これはよく見るオンシジウムですね。我が家の出窓を飾ってくれる花でもあります。雪の様な胡蝶蘭をバックに、とても綺麗に映えていました。

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これもオンシジウムの仲間ですね。ダンシングオーキッドの別名の様に、まるで羽根飾りを付けて踊っているかの様です。

第14回洋ラン展は、2月12日まで開催されています。

早春の草花展 ~京都府立植物園~

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ほとんどがモノトーンに染まる植物園にあって、一際華やかなコーナーがあります。それが「早春の草花展」で、約60種・8000鉢の草花が展示されています。

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この日目についたのは、キンギョソウ、プリムラ・ポリアンサ、プリムラ・マラコイデス、ガーデンシクラメン、デージーなどで、この一角だけは本当の春が来た様な雰囲気になっています。

テント二張り分の小さなコーナーですが、一見の価値はあると思いますよ。北山門のすぐ前で3月21日までの開催です。

2006年2月 8日 (水)

早春賦 ~京都府立植物園~

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「春は名のみの風の寒さや」
立春を過ぎても一向に暖かくならならず、この歌詞がぴったりと来る今日この頃ですね。2月4日の京都は、比叡山が雪化粧を纏う、とても寒い春立つ日でした。

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その寒さを当てにして見に行ったのがこのシモバシラです。と言っても訳が判らないでしょうね。シモバシラはシソ科の植物で、秋に白い花を咲かせます。そして冬になると、枯れた株の根元から霜柱を思わせる氷柱が立つ事からこの名が付けられているのです。この日は昼を過ぎていたため、根元にわずかに残っていただけでしたが、植物園のホームページでは、枯れた茎を覆う様に出来た霜柱を見る事が出来ます。

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シモバシラは冬の風物詩ですが、春の気配を感じさせてくれる花も咲いていました。その一つがこのスノードロップです。

スノードロップにはこんな伝説があります。

天地創造の頃、風と雪には色がありませんでした。
雪が神様に色が欲しいと願ったところ、花から分けて貰うようにと勧められました。
けれども、どの花も自分の色を分けてはくれません。
そんな中でただ一つ、色をくれたのがスノードロップでした。
以来雪は白くなり、そのお礼として雪は土を覆い、
冬の寒さからスノードロップを守ってやる様になったのです。

雪と見まがうばかりの白い花を咲かせるスノードロップには、相応しい伝説だと思います。植物園では、北山門の近くに早春の球根ガーデンというコーナーがあり、2000球のスノードロップが植えられています。小さな花ですが、沢山咲きそろった様は、なかなか見応えがありますよ。
これからはクロッカスやヒヤシンス、ムスカリなどが咲き始める様ですから、華やかなコーナーになりそうですね。

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1月の末には芽が出たばかりのザゼンソウでしたが、一週間が過ぎてかなり包も大きく育っていました。この分だと、開花もそう遠くないのかも知れませんね。

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そしてこちらは、わずかに花穂が見えたミズバショウです。植物園のガイドマップに依れば、今年は水が冷たいせいか、とても綺麗な包だとの事です。もう少ししたら見頃を迎えそうですね。

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桜が咲くにはまだまだ早いのですが、既に咲いている桜もありました。子福桜と呼ばれる桜で、秋から冬にかけてと春の年に2回咲くのだそうです。秋の花は花柄が短く春の花は長いそうなのですが、この花は枝に付く様に咲いているので秋咲きという事になるのでしょうね。この花はまるで凍えている様に見えますが、暖かい日差しを浴びた春の花も見てみたいと思ってます。

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冬空に舞う羽子板の羽根の様な実を付けているのは老鴉柿(ロウヤガキ)です。盆栽仕立ての小さな木は見た事がありますが、地植だと見上げる程には大きくなるのですね。木は大きくなっても実は小さいままというのが面白いところで、食べるためと言うより観賞用に栽培されてきたのかも知れませんね。

2月の植物園は、冬の寒さの中にもかすかな春の気配を感じる事が出来る素敵なスポットです。

2006年2月 7日 (火)

雪中椿

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雪の銀閣寺で見つけた椿。なんとも言えずに上品な花色をしています。この花は上手い具合に上の葉が屋根の様になって雪を避けてくれていますね。

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こちらは、雪に埋もれた寒椿。もしかしたら山茶花かな?どちらだかは判別しかねますが、赤い花に白い雪はよく似合いますね。

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この写真には雪が写っていないじゃないかと言われそうですが、この花の名が「桃色雪中花」と言うのです。京都府立植物園で咲いていた花ですが、雪の中ではこの桃色がきっと映える事でしょうね。


2006年2月 6日 (月)

京都 洛東 銀閣寺雪模様

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錦鏡池を前にした銀閣です。下の写真と比べると判りますが、庭を一周してくるわずか30分程の間に早くも雪が溶け出しています。これだから京都の雪景色を撮るのは難しいのですよね。

銀閣は2006年度以降に大規模修復が予定されています。詳しい時期は判りませんが、行かれるなら早めの方が良いかも知れません。せっかく来たのに銀閣が見られないのじゃ詰まらないものね。4月以降はあらかじめ確認してからの方が良いと思います。

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東求堂の前庭です。真ん中の島が白鶴島、右側の石橋が仙桂橋。彩りを失ったモノトーンの世界が、いかにも禅寺らしい雰囲気を醸し出しているような気がします。

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昨年屋根の檜皮が葺き替えられたばかりの東求堂。1486年(文明18年)に完成したとされ、銀閣と共に創建当時の姿を止める貴重な建物(国宝)です。本来は足利義政の持仏堂で、阿弥陀如来を祀るために建てられました。この中にある同仁斎は書院造の嚆矢とされ、四畳半の間取りの始まりとも言われています。普段は非公開で、中に入れるのは特別拝観の時に限られます。

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特に何があると言う訳でもないのですが、雪の中の飛び石が面白いと思ったもので...。それにしてもわざわざ柵がしてあるという事は、この竹垣は開くのでしょうか。ちょっとした謎でした。

2006年2月 4日 (土)

立春 ~春を呼ぶ花 セツブンソウ~

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今日は立春。

春が始まる日だというのに、京都は朝から雪が舞う寒さ厳しい一日でした。
その京都の府立植物園ではセツブンソウ(節分草)が咲いていました。
セツブンソウはその名のとおり節分の頃に咲く事から付けられた名で、
野草の中でも最も早く花開く植物の一つです。
立春にはふさわしい花かなと思うのですが、どうでしょうか。

写真の上部の白い影は雪です。氷が張るような寒さの中で、綺麗に咲いていました。
セツブンソウは、草丈5cm程度の小さな植物で、
1月の終わり頃に芽を出して4月ぐらいには地上部が枯れてしまうそうですから、
この時期にしか見る事が出来ない貴重な姿と言えそうですね。

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花をアップにするとこんな感じです。
一見して白い5枚の花びらの様に見えますが実はこれは萼で、
本当の花びらは青い雄しべのまわりにある頭が黄色い柱状のものがそうです。
これは蜜槽なのだそうですね。

不思議なのはこの時期に花を咲かせても、飛んでくる虫が居るのかという事です。
でもちゃんと種が出来るそうですから、既に活動を始めている昆虫が居るのでしょう。
鳥が来るには小さすぎますからねえ。
気温の高い日に見に行くと、虫が飛来している姿に出会えるのかも知れません。
文字通り春の到来を予感させる花だと言えそうですね。

2006年2月 3日 (金)

再び 今年の恵方は南南東

今年も節分を迎えて、恵方巻に関係したアクセスが増えています。
ところが困った事に、Gooleで「今年の恵方」で検索すると昨年に書いた記事がトップに出てきてしまうのですよね。誤解を与えないようにと今年の記事にリンクを貼っておきましたが、間違えた人が居ないか気掛かりです。

改めて、今年の恵方は南南東ですから、お間違えなきようお願いいたします。

2006年2月 2日 (木)

京都洛北 大徳寺 金毛閣

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大徳寺は大燈国師を開祖とする臨済宗大徳寺派の大本山です。はじめ後醍醐天皇の保護を受け、京都五山の上に位置づけられるという栄誉を与えられました。ところが、足利氏の世となるとこの事が裏目になり、五山十刹からはずされるという仕打ちにあってしまいます。のちに十刹の中の第九位に復活していますが、権力者の庇護を受けた五山とは一線を画した在野的存在として独自の道を歩む事になります。

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大徳寺を有名にした人物と言えば、まずは一休宗純でしょうか。とんちの一休さんとして良く知られていますよね。この一休に帰依したのが茶人の村田珠光で、以後大徳寺と茶道は深い関わりを持つ様になり、千利休を輩出するに及んで「大徳寺の茶づら」と呼ばれる様になります。

利休は茶人であると共に豊臣秀吉の側近でもあり、政治的にとても強い発言力を持っていました。権力の絶頂にあった利休は、工事半ばで一重のまま放置されていた大徳寺三門の修築に乗り出し、二階部分を建て増しして「金毛閣」と名付けました。金毛とは金色の獅子の事で、悟りを開いた名僧の事を指します。ところが、このことが利休の破滅を招く結果となってしまいます。利休はこの門の階上に雪駄を履いた自身の像を置いたのですが、門を潜る者は必然的に利休の足の下を潜る事になってしまいます。これを知った秀吉は激怒し、利休を増上慢と決めつけて切腹を命じてしまったのでした。

門の上に像を置いたのは利休本人ではなく、切腹の真の理由は豊臣政権内部の政治的な争いにあるとも言われています。秀吉の怒りを買ったにも係わらずこの門が現存して今に伝わっている事を考えると、なるほどそうだったのかなという気もしてきますね。

禅宗の門にはあるまじき赤い色を塗った利休の真意は何だったのでしょう。大徳寺の落ち着いた境内の中にあって異彩を放つこの門を見ていると、安土桃山の頃に繰り広げられた人間模様に想いを馳せざるを得なくなります。

2006年2月 1日 (水)

「いただきます」って言ってますか?

田川ミメイさんのブログで「いただきますって言ってますか?」という毎日新聞の記事が紹介されています。永六輔さんのラジオ番組に届いた「給食費を払っているから、子どもにいただきますと言わせないで、と学校に申し入れた母親がいた」という手紙に対する考察なのですが、色々と考えさせられる問題ですね。

真っ直ぐな感想を言えば、「いただきます」という言葉は感謝の気持ちを表すもので、お金とはなんら関わりのないもの。どこをどうすればこういう文脈が出てくるのだろうと、いくら考えても理解出来ないというのが正直なところです。

でも、とちょっと考え直してみました。永六輔さんもおっしゃっていますが、心の持ちようというものは人それぞれで、強制できるものではないですよね。様々な理由から「いたたぎます」と言いたくないという人が居る訳で、それもまた心の自由であって、否定されるべきものではありません。そういう考え方もあると認めた上で、自分のスタンスを決めていけば良いのかな、と纏めてみましたがどんなものでしょう。

以下は私の独り言。

私は外食する際には、いただきますとごちそう様は言う様にしています。当然仕事に見合った対価を支払ってはいますが、お金に換算出来ない気持の部分があると思うのですよね。まともな料理人なら自分の作る料理で客を喜ばせてあげたい、あるいは食べた人に元気になってもらいたいと願って腕を振るっているはずです。フロアの接客についてもそうですよね。そういう部分も含めたサービスではあるけれども、そういう気持ちには感謝の気持ちで応えたいてあげたいと思っている次第です。

何でもお金に換算するという考え方は、やはりどこか寒々としている気がします...。

今年も鮮やか ラナンキュラス

ranankyurasu0602012

今年も買ってきたラナンキュラス。昨年はピンクでしたが今年はオレンジにしてみました。いろんな花色を選べるのもこの花の楽しみの一つですね。

ranankyurasu0602013

マラコイデスとの競演で、ベランダの一角はまるで春が来た様です。あくまで部分的にですけどね。

立春まで後少し。

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ねこづらどき

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