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2004年7月22日 (木)

カブトムシの飼育法・成虫編

夏休みに入ったせいか、このところわが家のホームページ「nature」のクワガタ、カブト関係ページへのアクセスが急増しています。ここ「ねこづらどき」でも、キーワード「カブトムシ」でのアクセスが増えています。でも、せっかく来てもらっても「ねこづらどき」にあるのは「2月のカブトムシ」だけ。これじゃあ、来た甲斐がないでしょうね。そこで、カブトムシの情報を求めて来て下さる方の為に飼育方法をアップする事にします。

まずは、成虫編。

カブトムシの成虫の入手方法は、ホームセンターなどで購入する事が一般的でしょうね。あるいは、イベントで手に入れる機会も多いと思います。
自然の中でカブトムシを採るのは難しいと思われ勝ちですが、少し郊外へ行って雑木林を探せば案外居るものです。特に、水田の近くの雑木林はねらい目。これは、カブトムシの幼虫が堆肥の中で繁殖するためで、人里近くの方が多く居る昆虫です。樹液を出している木を見つけるのは慣れないと難しいので、最初は雑木林周辺の街灯の下を見て歩く灯火採集がお勧め。昼間の内に街灯の下を見て歩き、カブトムシの死骸の一部でもあればビンゴです。夜8時から9時頃にそこに行けば、生きているカブトムシと対面出来るはずです。一度お試しになってはいかがでしょうか。

成虫が手に入ったら、次は飼育。せっかくですから、卵を産ませて幼虫を育ててみましょう。用意するのは、中以上のプラケースと昆虫用マット、餌の昆虫ゼリーと留まり木。プラケースに深さ10cm位の深さまで昆虫マットを入れ、水分を加えます。水を加える目途は、ぎゅっと握って団子が出来る程度。このとき、水がぽたぽた落ちる様では加えすぎです。ここに、成虫を入れるのですが、購入した場合は必ず♂♀ペアで、採集してきた場合は大抵交尾済みですから♀だけでも構いません。ケースの中には、成虫が留まれるように留まり木(産卵木)を入れてやります。これは産卵には関係無いのですが、成虫は自然の中では木に留まるのが普通であり、マットの上を歩くのは苦手だからです。これを入れておくだけで、成虫の寿命が延びると思われます。餌は昆虫用ゼリーなら何でも可。ただ、大食いなので、あまり高価なものを与えると経費が掛かって大変かも知れません。砂糖水やスイカは下痢の原因になるため、与えてはいけません。

ここで昆虫マットの選び方なのですが、必ず広葉樹100%のものを選んで下さい。たまに針葉樹が混じったものが売られていますが、針葉樹には殺虫成分があるためせっかく生まれた幼虫が死んでしまいますので、絶対に使ってはいけません。中身の表示の無いものは選ばない方が無難です。出来れば、細かい粒子のものが良く、発酵済みマットが売っていればそれを選んで下さい。これは、カブトムシの初令幼虫が摂食しやすくする為で、♀も卵を生みやすい様です。一番良いのはクワガタの幼虫の食いカスマットで、もし手元にあるならカブトムシの産卵用に使う事をお勧めします。一度クワガタが消化したマットはカブトムシの幼虫にとってはごちそうの様で、特に初令幼虫にとっては最も食べやすい餌と思われます。

ケースの底のマットは、押し固めてやるのがベターです。カブトムシの♀はマットの底を押し固めてその中に卵を産むので、それを少しでも手助けしてやろうという工夫です。ただし、これはやらなかったとしても支障はありません。

一番のポイントは、ケースを複数用意しておく事で、2週間毎に成虫を取りだし、新しいケースに移してやるようにします。これは、カブトムシは力の強い昆虫で、長く同じケースに入れて置くとマットの中を動き回り、せっかく生んだ卵や孵化した初令幼虫を傷つけてしまう事が多くあるからです。2週間毎に新しいケースに移してやる事によってこの事故を防ぐ事が出来るようになります。ただし、この方法が当たると、幼虫が増えすぎてしまう事があるので注意が必要です。1匹の♀から1ケースで40匹以上の幼虫が採れる事は珍しくなく、2ケース、3ケースと増やしていくとあっという間に飼育頭数が100匹を超えてしまう事になります。ですから、あえて同じケースで飼育し続けて数を調節する事も必要になってきます。

成虫を取りだしたケースは、そのままさらに2週間程度そっとしておきます。間違っても卵を掘り出そうと考えてはいけません。成虫をセットしてからトータル一ヶ月ほどで最初の幼虫が孵化してくる筈です。そっとケースを持ち上げて底を覗いたらきっと幼虫が見つかる事でしょう。この間、マットの上部が乾燥してきても下半分が湿っていれば気にする事はありません。下手に加水するとマットを痛めたり、卵を腐らせたりする原因となりますので、注意が必要です。

以上で、成虫編は終了です。幼虫編はまた後日にアップします。

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